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8/3【DDT】8・20大田区で久々里帰りへ 奥田が坂口徹底挑発で遺恨勃発

 8・20大田区大会へ向けた会見が3日、都内で行われ、久々の古巣DDT参戦を果たす奥田啓介が坂口征夫に喧嘩を吹っかけ、両者の間に遺恨が勃発した。

 かつてDDTに在籍したこともあり、最近ではDRAGONGATEを主戦場に活動していた奥田が8・20大田区大会で里帰り。吉村直巳&梅田公太とDNA世代軍を結成し、HARASHIMA&坂口&岡谷英樹組と激突する。

 DNAは2018年8月に休止となったDDTの若手主体ブランド。その中でしのぎを削った3人がトリオを結成する。奥田は「4年ぐらい前(2019年4月)にDDTを退団してるんですけど。IGFを退団して、声をかけていただいてDDT所属になったんですけど、わずか半年で退団することに。それまでにDNAで直巳ちゃんとナオミキングダムというユニットをやってたり、梅田ともバチバチいつもやり合ってた仲間なんで。その経緯で声をかけていただいて非常にワクワクします」と所属時代を振り返りつつ高ぶる思いを口にした。

 そして坂口に鋭い視線を向けると、「隣に座ってるオッサン、老害って言うの? すごいスカしてるんで、さっきから気に食わないですけど、俺は刺しにいくから。オッサン、聞いてんのか?」と挑発。「最近プロレス全然見てないから分からないけど、とりあえず横にいるヤツ、気に食わないから。このカードの意味、そんなの俺も知らねぇけど。スカしてるのがカッコいいと思ってんのか、オッサン。こいつだけなんとか仕留めるから。俺、以前1回シングルやって借りがあるから。そこんとこは忘れてないから」と坂口の首に狙いを定めた。

 喧嘩を売られた形の坂口は「さっきから黙って聞いてたら、こいつらの思い出話の試合に付き合わされるほど、俺も岡谷もHARASHIMAさんも暇じゃないんだよ」と不機嫌モード。「ケツ割った人間2人戻ってきて、いらないでしょ。だったら、吉村、お前ベルト持ってるな。俺と岡谷でも、俺とHARASHIMAさんでもいい。そこでやったほうが面白い。こんなカード興味がない。しょうもないカード組みやがって」と不満をぶちまけた。

 すると奥田は「ビビってるだけでしょ。どう考えてもオッサンと俺だぜ」と挑発を続け、テーブルを蹴り上げた。岡谷がテーブルをひっくり返すと、吉村との小競り合いに発展。そして坂口は近くにあった酒瓶を持ち出して奥田に殴りかかろうとした。関係者が制止して事なきを得たが、坂口も着火したようだ。

 DNA世代軍の再会マッチとなる6人タッグ戦だが、奥田と坂口の間に遺恨が勃発したことで大荒れとなるのは避けられない情勢となった。

プロ格 情報局