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8/10【新日本】EVIL赤っ恥脱落…ザックが“逆"44秒殺でC単独首位

『G1 CLIMAX 32』広島サンプラザホール(2022年8月10日)
Cブロック公式戦 ○ザック・セイバーJr.vsEVIL×

 ザックがわずか44秒でEVILをG1脱落へと追いやった。

 EVIL2勝2敗、ザック3勝1敗で迎えたCブロック公式戦。ブロック突破へ望みをつなぎたいEVILは「体力温存のためにも明日のザック戦。秒殺…いや、瞬殺してやる」と予告していたが、待っていたのはまさかの結果だった。

 試合ではキャップ姿で明らかに背格好の違うザック?が入場。EVILと東郷が襲いかかってキャップを剥ぐと、中からはヤングライオンの藤田晃生が現れた。

 すかさず東郷が入場ゲートの中に入って様子を伺いにいくと、待ち構えていたザックが東郷の腕を極めながら入場。瞬殺予告を逆手に取って、まんまと奇襲を予知してみせたザックはEVILをも翻ろうしながら、鉄柵にたたきつけて本部席を破壊。お株を奪ってみせる。

 怒りのEVILも東郷を介入させたり、レフェリーを使ったりとなりふり構わず反撃に出たが、ことごとくいなしてみせたザックは、EVILのローブローを股挟み式で阻止。必殺EVILもかいくぐるや、逆に足折り固めで丸め込み、鮮やかに3カウントまでつなげてみせた。

 わずか44秒。見事にEVILを“逆"秒殺して脱落へと追い込んでみせたザックは、“ザックコスプレ"の藤田とともに勝ち誇ると「アイツら今日は何もできなかったな!」と高笑いを決め込んだ。

 これで4勝目をつかんでCブロック単独首位に。残る8・16日本武道館大会の内藤哲也戦に向けて「6度目のG1だが、これまで1度たりとも決勝に上がれたことすらない。ブドーカン(8・16)初日でナイトーと当たる。(これに勝って)準決勝進出して、優勝決定戦に上がる。スケジュールはキツイけど、やってみせる。エネルギーもムダ使いしなかったことだし、大丈夫だ。ソイ・ボーイ・エネルギー、ヴィーガン・テッカーズをぶつけてやる!」と省エネ効果による内藤撃破を見据えた。

【試合後のザック&藤田】
▼ザック「(※藤田を連れてやって来て)オマエ、よくやってくれたよ! オイ、HOUSE of TORTURE、オマエら遅すぎるんだよ、D●●KHEADS!」

▼藤田「D●●KHEADS?」

▼ザック「良い発音だな。じゃあ、もう休んでくれ。オツカレ。あとで一緒にジントニックを飲もうな(※と言って藤田を控室に向かわせる)。今日は絶対にアイツらのやり方には乗せられないって決めてた! HOUSE of TORTUREは本物のHOUSE of D●●KHEADSだった! アイツら今日は何もできなかったな! 今年は俺にとって6回目の出場となる『G1』。これまで1度たりとも優勝はおろか、決勝に上がれたことすらない。でも、それも去年までの話だ。今年は俺のテッカーズ(テクニック)が頼りだ。それは何もリング上の技術だけじゃない。俺はメンタル面でもテッカーズ(テクニックの強さ)を併せ持ってる。(今日はさっさと試合が終わったから)エネルギーを温存できる。ブドーカン(8・16)初日でナイトーと当たる。(これに勝って)準決勝進出して、優勝決定戦に上がる。スケジュールはキツイけど、やってみせる。エネルギーもムダ使いしなかったことだし、大丈夫だ。ソイ・ボーイ・エネルギー、ヴィーガン・テッカーズをぶつけてやる!」

【試合後のEVIL&東郷】
▼EVIL「あぁ!(※叫びながら引き揚げてきて、コメントスペースに入るやがっくりヒザを着いて、東郷と2人フロアを叩きながら『あぁーッ!』と何度も叫び)クッソー! 藤田使って、やってくれたな、この野郎! あぁーッ! クソッタレ! いいか藤田、テメェ、孫の孫の代まで恨んでやるからな!」

▼東郷「オイ藤田! テメェ、ザックからいくらもらったんだ、この野郎! 夜道に気をつけろ!」

▼EVIL「テメェ、気をつけろよ!」

プロ格 情報局