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8/10【新日本】タマがオーカーン破って首位タイ浮上 怨敵ジェイと首位攻防戦へ

『G1 CLIMAX 32』広島サンプラザホール(2022年8月10日)
Bブロック公式戦 ○タマ・トンガvsグレート-O-カーン×

 タマが鮮やかな逆転勝利でオーカーンを破って4勝目。Bブロック首位タイ浮上で、怨敵ジェイ・ホワイトの待つ8・16武道館大会へと駒を進めた。

 タマ3勝1敗、オーカーン1勝3敗で迎えたBブロック公式戦。すでに脱落が決まっているオーカーンが、序盤からラフを交えて圧倒して流れをつかんだ


 タマも屈辱の“靴舐め"だけは全力で拒絶。逆に雄叫びを上げながらのラリアットで反撃に出るや、ドロップキック、串刺しボディアタック…と跳躍力を見せつけながら巻き返す

 譲らないオーカーンも飛びかかってきたタマを一本背負いでぶん投げる離れ業。打撃戦でもエルボーで真っ向から競り勝つや、モンゴリアンチョップを連発して押し込んだ。

 ならばとタマもジャンプ式モンゴリアンを空中キャッチ。そのまま変型デスバレーボムでぶん投げて返礼するや、ダイビングボディプレスで急降下し、そのまま必殺ガンスタンで仕留めにかかった。

 負けじとオーカーンも踏ん張ると、アイアンクロー式スリーパーで切り返す。続けてエアプレーンスピンのアイアンクローに変化するや、大空スバル式羊殺しへ。タマがギブアップしないとみるや、バックブリーカーを複合させる変型版に持ち込んでギブアップを奪いに出た。

 だが、タマも徹底してギブアップは拒否。とはいえ体から力が抜け、すかさずオーカーンがエリミネーターに変化して仕上げ…、かと思いきや、タマは上空で一瞬のガンスタンで切り返し、これが完璧に決まって電光石火の3カウントが数えられた。

 タマはこれで4勝目。無傷4連勝中の怨敵ジェイと並んでBブロック首位タイに立った。残る8・16日本武道館大会では、そのジェイと直接対決。「この一戦をずっと待ってたぜ。ジェイ、もう俺から逃げも隠れもできないぞ!アイツらの介入なしで、俺と1対1の真っ向勝負で闘う覚悟がお前にあるのか見せてくれよ!」と迫った。

【タマの話】「これで8点だ。あと2点獲得できれば、俺の準決勝進出が決まる。しかも次の相手は"スイッチブレード"。この一戦をずっと待ってたぜ。ジェイ、もう俺から逃げも隠れもできないぞ!アイツらの介入なしで、俺と1対1の真っ向勝負で闘う覚悟がお前にあるのか見せてくれよ!」

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