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8/18【全日本】ビビる大木さんが9・18武道館大会アンバサダーに就任 諏訪魔の「VM専属」要求は拒否も「とんでもない三冠戦」を期待

 ビビる大木さんが9・18日本武道館の大会アンバサダーに就任。18日、東京・ベルサール六本木で発表会が行われ、「50年という歴史がいかに長いか、凄いことか。歴史を僕も汚さないようにちゃんとお手伝いしたい」と意気込んだ大木さんは諏訪魔から「ブードゥー・マーダーズ専属のアンバサダーやれよ」と要求されたものの拒否。当日行われるであろう三冠ヘビー級選手権試合に「とんでもない試合」を期待した。

 9・18武道館大会は全日本50周年イヤー2022年最大のビッグマッチ。大会が1ヵ月後に迫ったこの日、強力な援軍が現れた。大木さんが大会アンバサダーに就任したのだ。この日、発表会見が行われ、大木さん、福田剛紀社長、十枝俊樹取締役、三冠ヘビー級王者・諏訪魔が出席。福田社長は「社会的に影響のあるビビる大木さんにアンバサダーに就任していただき、もっと多くの人にプロレスを楽しんでもらいたい、全日本の魅力を知ってもらいたい」と経緯を説明した。

 プロレスファンとして知られる大木さんは全日本が掲げる「明るく楽しく激しく」が芸人としてのモットー。「こんばんみ!」とおなじみのあいさつで切り出すと、「今年は全日本プロレス50周年ということもありまして、まさかそんな記念大会のアンバサダーに自分がかかわれると思ってなかったので、お話しいただいた時は驚きでした」と興奮気味に話した。周囲からの反響も大きかったといい、「どでかい仕事を僕はいただいたんだなと、怖いぐらい大きな大会だと思ってますので、僕も全力で頑張ります」と誓った大木さんは福田社長と十枝取締役から全日本ロゴ入りポロシャツとタオルをプレゼントされて「本当に50年という歴史がいかに長いか、凄いことか。歴史を僕も汚さないようにちゃんとお手伝いしたい」と気を引き締めた。

 会見には三冠王者・諏訪魔も出席。「この大会は俺が三冠戦やって、勝って、俺のための大会になるんだよ。それを見せつけるだけだ」と予告すると、大木さんに「日本武道館で俺は三冠戦やるんだよ。俺の宣伝しときゃいいんだよ。ブードゥー・マーダーズの宣伝をしろ。ブードゥー・マーダーズ専属のアンバサダーやれよ。それでいいじゃねぇか。こっち来いよ」と要求し、VM Tシャツを差し出した。

 これには大木さんも「僕が引き受けたのは50周年記念大会のアンバサダーということなんで、ブードゥー・マーダーズ専属ってわけじゃないんですよ。大会自体、全日本プロレスを盛り上げようっていうことですから、ブードゥー・マーダーズオンリーって訳には…」と困惑するばかり。最終的に「悪の道に引きずり込むのやめてください。最近、芸能界も悪の道に入るとうるさいんですよ」とやんわりお断りしたものの、「もちろん三冠戦は武道館で見たいですし、諏訪魔選手の試合は見たいです」とキッパリ。「全日本の歴史で三冠戦って別格じゃないですか。しかも日本武道館、50周年ですから、本当に期待してます。アンバサダーではありますけど、その役目を外して楽しみたいと思うぐらいのとんでもない試合を期待してます」と胸を躍らせた。

 大木さんと言えば、故・ジャンボ鶴田さんのモノマネがおなじみ。会見中、全日本愛をこれでもかと全開させた大木さんは鶴田さんのモノマネをその場で披露。鶴田さん独特の仕草を真似ると、9・18武道館大会への景気づけとばかりに「オー!」と何度も右腕を突き上げていた。

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