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8/20【全日本】ジェイクが王道T決勝へ 大森チャンス活かせず「王道は高く険しい」

『第9回王道トーナメント』後楽園ホール(2022年8月20日)
準決勝 ○ジェイク・リーvs大森隆男×

 王道トーナメント準決勝に繰り上がり進出となった大森が奮闘およばずジェイクに敗れた。

 1回戦で世界タッグ王者・本田を破った大森。2回戦で野村直矢に敗れたものの、大会2日前に野村が新型コロナ陽性で欠場したため、異例の“繰り上がり"で急きょジェイクとの準決勝対決に臨んだ。

 気合十分に現れた大森は、序盤からエプロンのジェイクのヒザにアックスボンバーを叩き込むなど足殺しで主導権。早々に後頭部への串刺しアックスボンバー、雪崩式バックドロップと畳みかけ、決勝を見据えてかアックスボンバーからのアックスギロチンドライバーで短期決戦に出た。

 だが、切り抜けたジェイクもカウンターのジャイアントキリングをズバリ。立て続けにジャイアントキリング2連発も浴びせると、一気にD4Cで突き刺して一気に3カウントをつかんだ。

 急きょつかんだチャンスは活かせず。「ジェイク・リーとシングルやったのも久しぶり。思った以上にがっちりしていて頼もしかった。王道とはここまで高く、尊く、険しいものなんだ」と唇を噛んだ大森だったが、「今年は30周年イヤーだし、まだくたばるわけにはいかんよ。常に挑戦する気持ちでいたい」と前を見据えた。


【大森の話】「俺にとってはさ、野村直矢の欠場はチャンスだったよね。このチャンスを活かせなかった。王道とはここまで高く、尊く、険しいものなんだ。王道トーナメントの称号は欲しかったけど、タイトルに関してもあきらめたくないし、常に挑戦する姿勢でありたい。ジェイク・リーとシングルやったのも久しぶり。思った以上にがっちりしていて頼もしかった。今年は30周年イヤーだし、まだくたばるわけにはいかんよ。常に挑戦する気持ちでいたい。王道とは高くて険しい…」

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