8/24【WWE】イヨがアスカ撃破でダコタと女子タッグ王座決定トーナメント決勝進出

　カナダ・オンタリオ州トロントのスコシアバンク・アリーナで行われたロウが日本時間24日、配信され、イヨ・スカイがアスカにピンフォール勝ちを収め、WWE女子タッグ王座決定トーナメント決勝進出を決めた。

　イヨはダコタ・カイとのコンビでこの日の女子タッグ王座決定トーナメント準決勝に進出。アスカ&アレクサ・ブリスと対戦することになった。試合前、ベイリーとともにトリッシュ・ストラタスと対峙したイヨは最初に「めっちゃ好きだったの。会えてうれしい」と敬意を表したのもつかの間、「本当はアンタのこと好きじゃないんだよね」と侮辱。そこへロウ女子王者ビアンカ・ブレア、アスカ&アレクサもやってきて、『WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル』の6人タッグ戦を前に両陣営が舌戦を展開した。

　迎えたトーナメント準決勝。先発で飛び出したイヨはアスカと向き合ったものの、すぐにダコタに交代して心理戦を仕掛けた。アスカに「チキン、チキン」と挑発されると、中盤にようやく両者が対峙。アスカがヒップアタック、バックハンドブロー、スープレックスの連続攻撃を放てば、イヨも後頭部へのダブルニー、ミサイルキックで反撃してハイレベルな攻防を展開した。

　終盤にはアスカがアスカロックでダコタからタップを奪ったものの、その前に試合権利を得ていたイヨがアスカを丸め込んで3カウントを奪取。イヨがアスカとの日本人対決を制し、ダコタとWWE女子タッグ王座決定トーナメント決勝戦に駒を進めた。

　試合後、イヨはバックステージインタビューで「今日のアスカとの対戦はすごく刺激的だった。多くの人がアスカとイヨどっちが強いかと思っているけど、もちろん私の方が強かった」とドヤ顔で豪語。ダコタも「私たちが王者になるぞ」とベルト獲りを予告した。

　ウェールズ・カーディフで開催される30年ぶりの英国スタジアムイベント『WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル』は日本時間9月4日にWWEネットワークで配信される。