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8/24【GLEAT】宮原がGLEAT初参戦 井土に快勝で最高カラーに

『G PROWRESTLING Ver.31』東京・後楽園ホール(2022年8月24日)
○宮原健斗vs井土徹也×

 初参戦の宮原が井土に快勝。GLEATのリングを最高カラーに染めた。

 全日本のエース・宮原がGLEATマットに初登場。60secondsのリーダー・井土との一騎打ちに臨んだ。宮原の他団体参戦は極めてまれ。それでもテーマ曲をフルに使ってリングインし、三々七拍子をあおる入場はいつも通り。試合前から場内を“最高カラー"に染めてみせた。

 井土が離れ際のエルボーで先制。宮原がフロントハイキックで応戦しても、ドロップキックで場外に蹴落とし、エプロンからのランニングローキックで蹴り飛ばした。サッカーボールキック、鉄柱攻撃で追撃し、エルボー連打で押し込むと、宮原はヘッドバットを連発して鎮圧し、三々七拍子を起こした。

 その後も低空ドロップキック、顔面ドロップキックの連続攻撃に出たが、井土はドロップキックで反撃を開始。宮原をコーナーに乗せての飛びヒザ蹴り、エプロンを踏み台にしての場外スイングDDTで巻き返し、「GLEATしていくぞ後楽園!」と叫んだが、宮原はエプロン上でのパイルドライバーで逆襲した。

 リングに戻っても宮原が串刺しブラックアウトを突き刺したが、井土はブレーンバスター、トラースキック、ハイキックと攻勢に出た。宮原もフロントハイキック、ブレーンバスターですぐさま反撃。ブラックアウトを放ったが、井土はジャーマンでやり返し、顔面蹴りをぶち込んだ。

 だが、宮原はスタンドブラックアウトで応戦する。井土が左右の張り手を乱れ打ってヘッドバットでお返ししても、再びスタンドブラックアウトを発射。そして正調・ブラックアウト、シャットダウン・スープレックス・ホールドとたたみかけて3カウントを奪った。

 宮原がGLEAT初参戦で快勝。試合後、井土を抱き起こし、手を挙げて称えると、ポーズを決めてからリングを降り、「ありがとうGLEAT!」と叫んで姿を消した。


【宮原の話】「GLEATか。今日はGLEATに新たな刺激をプレゼントというところだよ。それ以上はないだろう。ただ、井土徹也が宮原健斗と当たったのは絶対、何か意味があるからな。それをよーく考えろ。俺は9月18日の武道館でトリプルクラウン取り戻さなきゃいけねぇからな。サンキューGLEAT」

【井土の話】「GLEAT後楽園ホール大会、今日のお客さん、満場一致でGLEATさせられた。自分がそうすべきだった。だが、負けてしまった。負けたのは事実。ただ、当たり前だけど、ここ越さないとGLEATは上にいかないから。俺は最高を求めて、まだまだ狙っていくぞ」

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