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8/27【スターダム】舞華が3連勝で急浮上 時間切れ寸前に詩美撃沈

『5★STAR GP 2022』東京・後楽園ホール(2022年8月27日)
レッドスターズ公式戦 ○舞華vs林下詩美vs舞華×

 舞華が時間切れ寸前に詩美を撃沈。怒とうの3連勝を果たして急浮上した。

 詩美と舞華は昨年2度対決。5★STAR GP公式戦では舞華が勝利したが、11・27代々木大会では当時ワールド王座を保持していた詩美がタイトル戦で雪辱を果たした。新日本プロレスとの合同興行となる11・20有明大会では「詩美&棚橋弘至vs舞華&後藤洋央紀」が組まれている。

 今5★STAR GPでは開幕2連敗スタートとなった舞華だが、その後は2連勝で追い上げ中。一方、詩美は4勝1敗と首位タイをキープしていた。

 詩美が強烈なドロップキックで先手。場外に転落した舞華にボディスラムを決めると、腰への一点集中攻撃で序盤戦をリードした。

 流れを変えたい舞華は飛びついての羽根折り固めに捕獲。ロープの反動を利用したブレーンバスターでぶん投げる。ラリアットの相打ちが何度も続くと、舞華がこん身の一撃で打ち倒したが、詩美もすぐさまラリアットを返し、ミサイルキック、コウモリ吊り落としと大技を連発して巻き返した。

 粘る舞華はアルゼンチンバックブリーカーで反攻。そのままバックフリップを決めると、山茶華がさく裂する。だが、炎華落としは詩美が阻止。胴絞めスリーパーで絞め落としにかかった。舞華が逃れても、串刺しラリアットから雪崩式ブレーンバスターで引っこ抜く。

 残り3分となると、詩美がバックドロップ、二段式ジャーマンで勝負に。舞華が肩を上げると、ハイジャックボムへ。間一髪で不時着した舞華は、ローリングエルボーの餌食になるも、突っ込んできた詩美をみちのくドライバーIIで突き刺した。すぐさまフォールできなかったものの、ローリングラリアット、炎華落としと猛攻。詩美はキックアウトしたものの、舞華は再度みちのくドライバーIIでマットに突き刺すと、残り1分のコール直後に3発目となるみちのくドライバーIIを旋回式で決めて3カウントを奪った。

 舞華が時間切れ49秒前に激勝。首位タイに立っていた詩美から値千金の勝利を奪い、怒とうの3連勝を遂げた。「この季節は舞華の季節でしょう。ただ私にとっても春夏秋冬、いや私にとってはこの5★STAR、春夏・詩美・秋冬。あいつは欠かせない存在だよ。あいつがいなきゃ始まんねぇだろ」と改めて詩美を称えた舞華。「残りまだまだあるけど、私が優勝まで全勝してやるよ」とこの勢いのままに初優勝まで一気に駆け上がる構えだ。


【舞華の話】「5★STAR、6点ゲットしました。ツイッターでも言ってたけど、この季節は舞華の季節でしょう。ただ私にとっても春夏秋冬、いや私にとってはこの5★STAR、春夏・詩美・秋冬。あいつは欠かせない存在だよ。あいつがいなきゃ始まんねぇだろ。残りまだまだあるけど、私が優勝まで全勝してやるよ」

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