9/5【全日本】大森&征矢が9・18武道館の世界タッグ挑戦へGET WILD復活に合意
大森隆男、征矢学が5日、都内・ワイルドの森で再会し、9・18日本武道館大会での世界タッグ王座挑戦へ向けてGET WILD復活に合意した。
9・18武道館大会で世界タッグ王者・芦野祥太郎&本田竜輝に挑戦する大森と征矢。この日、大森が「どうしてもあいつと話したいことがある」とし、征矢を都内にあるワイルドの森に呼び出した。
午前9時に待ち合わせしたものの、征矢はなかなか現れず。待ちぼうけも懸念されたが、待ち合わせ時間から4時間後の午後1時、ようやく征矢が大森の前にやってきた。いつものワイルドの森が本田に買収されたため場所が変更となったこともあって迷ってしまったという。大森から「ワイルドの野生の勘というのがだいぶ衰えてんじゃねぇのか?」と問いかけられると、征矢は「そんなの知らないですよ。今、俺ワイルドじゃないんで」とつれない返事。確かに今、征矢はノアで金剛の一員として活動している。
そこで大森が本題に入った。「今は金剛かもしれない。でも全日本プロレス50周年、そして大森隆男、今年30周年なんだよ。そして、この試合は世界タッグ選手権なんだ。世界タッグのベルトがかかってるんだよ。世界タッグのベルト、一緒に巻こうぜ。一緒に目指してほしいんだよ」と熱く訴えた。が、征矢は「自分の中では金剛なんで、金剛としていかせてもらいます。それじゃ」と拒み、立ち去ろうとした。
だが、大森もあきらめない。征矢を呼び止めると「大森隆男30周年なんだよ! そしてこの試合には世界タッグのベルトがかかってんだ! 俺をもう一度、漢にしてくれ!」と懇願した。すると征矢は「大森さん、さっき30周年だとか20周年だとか何10周年とかって数字口にしてましたけど、大森さん、ワイルドってのはね、そんな数字にとらわれることじゃないでしょ!」と返答。ついに征矢の口からワイルドの4文字が飛び出した。
当然、大森は聞き逃さない。「お前、今、ワイルドって口にしたな?」と確認すると、征矢が「言ってないですよ」と否定しても構わず「やっとワイルドの気持ちが戻って来たんじゃないのか? 俺たち二人で世界タッグのベルトをモノにしようぜ!」と呼びかけた。すると征矢も「そこまで言うならGET WILDやりましょう」と合意し、「9月18日、日本武道館。GET WILD復活だぁ!」と吠えた。
これにて征矢は金剛の征矢ではなく、GET WILDの征矢として古巣・全日本に参戦。9年5ヵ月ぶり4度目の世界タッグ戴冠を目指すことになった。さっそく二人はそのまま決戦の舞台・日本武道館に足を運び、GET WILD再結成へ向けて思いをはせていた。
二人の再会の模様は全日本プロレス公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/watch?v=ojRdTOK6e-Q)で配信中。
☆9/18(日)東京・日本武道館『楽天チケット Presents 全日本プロレス50周年大会』15:00開場、16:30開始
▼世界タッグ選手権試合
[挑戦者]
征矢学
大森隆男
(1/60)
本田竜輝
芦野祥太郎
[第91代王者]
※芦野&本田2度目の防衛戦
【大森&征矢の話】
▼大森「あぁ、遅い! 征矢のアニキ、9時に待ち合わせしたのに、もう10時前じゃねぇかよ。今日はどうしてもあいつと話したいことがあるんだよ。あぁ、遅い! だいたい待ち合わせの場所、あいつわかってんのかよ? 遅い! あぁ、遅い! どうしても話したいことがあるんだ今日は!」
※待ち合わせ時間から4時間が経過
▼大森「遅ぇなアニキ。今日ワイルドの森で待ち合わせっていって、朝からずっと待ってんのに、未だに来やがらねぇ。あんまりに遅くてちょっと不安になってきたぞ」
※ようやく征矢が現れる
▼征矢「大森さん、ここでしたか」
▼大森「アニキ、ワイルドの森に待ち合わせって俺、言ったのに、約束の時間よりずいぶん遅いじゃねぇかよ」
▼征矢「いや、大森さん。いつものワイルドの森と待ち合わせする場所違うじゃないですか」
▼大森「いつものワイルドの森はな、本田に買収されたんだよ。今度から俺たちの新しいワイルドの森はここだ。よく覚えといてくれ」
▼征矢「買収? どっからどこまでワイルドの森なんですか? こんだけ広いんですよ。そりゃ3時間、4時間かかるでしょ、探し当てるのに」
▼大森「俺たちの視界の届く範囲全てが俺たちワイルドの森なんだよ」
▼征矢「じゃあ、ここじゃなくていいじゃないですか。何だったら僕、一番近くの森ありますよ。そこもワイルドの森じゃないですか?」
▼大森「(苦笑) 俺がここだと思ったところが待ち合わせ場所だ」
▼征矢「それ大森さん勝手な…」
▼大森「いや、ワイルドの野生の勘というのがだいぶ衰えてんじゃねぇのか?」
▼征矢「そんなの知らないですよ」
▼大森「嗅ぎつけて来てくれよ」
▼征矢「今、俺ワイルドじゃないんで」
▼大森「今は金剛かもしれない。でも全日本プロレス50周年、そして大森隆男、今年30周年なんだよ。そして、この試合は世界タッグ選手権なんだ。世界タッグのベルトがかかってるんだよ」
▼征矢「世界のベルトですか?」
▼大森「俺たちが過去に何度も巻いたあの世界タッグのベルトなんだよ」
▼征矢「タイトルマッチ? タイトルマッチか」
▼大森「世界タッグのベルト、一緒に巻こうぜ。一緒に目指してほしいんだよ」
▼征矢「世界のベルト? ちょっと話が変わってきますね。でも自分の中では金剛なんで、金剛としていかせてもらいます。それじゃ」
※征矢が立ち去ろうとすると
▼大森「ちょっと待て! 大森隆男30周年なんだよ! そしてこの試合には世界タッグのベルトがかかってんだ! 俺をもう一度、漢にしてくれ! ちょっと待ってくれよ!」
▼征矢「(引き返してきて)大森さん、漢にしてくれって、そもそもあなた性別は男じゃないのか?」
▼大森「俺を本物の漢にしてくれ」
▼征矢「性別は男じゃないのかってことですよ」
▼大森「性別は男だよ。だけど本当の意味での漢にしてほしい。男が口に出したことを飲み込ませないでくれよ」
▼征矢「飲み込む飲み込まないは別として、大森さん、さっき30周年だとか20周年だとか何10周年とかって数字口にしてましたけど、大森さん、ワイルドってのはね、そんな数字にとらわれることじゃないでしょ!」
▼大森「お前、今、ワイルドって口にしたな?」
▼征矢「何がですか?」
▼大森「今ワイルドって言ったよな?」
▼征矢「言ってないですよ」
▼大森「ワイルド言ったな。やっとワイルドの気持ちが戻って来たんじゃないのか? 俺たち二人で世界タッグのベルトをモノにしようぜ!」
▼征矢「大森さん、そこまで言うならGET WILDやりましょう」
▼大森「よーし!」
▼征矢「9月18日、日本武道館。GET WILD復活だぁ!」