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9/14【DDT】川松都議が西村との議員タッグ結成へ故カール・ゴッチさんの墓参り 「勝ち負けより大事なことを学びたい」

 9・25後楽園大会におけるプロレスデビュー2戦目で西村修文京区議と“議員タッグ"を結成する川松真一朗都議が14日、東京・荒川区の回向院にある故カール・ゴッチさんの墓参り。プロレスの神様の墓前で「西村さんにご指導いただいてゴッチさんのイズムを持って、勝ち負けより大事なことを学びたい」と謙虚に意気込んだ。

 川松都議は8・20大田区大会でプロレスデビュー。高木三四郎&高尾蒼馬とのトリオで西村&彰人&大石真翔と対戦し、西村の足4の字固めで敗れた。試合後、西村から「歴史と伝統あるプロレスに興味あるなら、無我にお誘いしましょう」と呼びかけられ、川松都議も「認めていただいたということで、追求させていただいてよろしいでしょうか?」と返答。高木の提案で西村の地元・文京区にある後楽園ホールでタッグを結成し、彰人&納谷幸男組と対戦することになった。

 無我入りを勧誘した西村は「デビュー戦で戦わせていただいて、伝えなきゃいけないことが山ほどある。ゴッチさんの精神を川松先生に伝えたい」とし、この日、川松都議を伴って師・ゴッチさんの墓を訪問。2人で墓を掃除し、供養した。

 西村と初タッグとなる川松都議は「彰人さんには、デビュー戦でも胸を借していただいた。全く何もできなかったんで、少しでも彰人さんを脅かすよう努力したい。納谷さんは、テレビ朝日時代、相撲担当の記者をやってたんで、(祖父の)大鵬親方のことも考えながら、それも含めて納谷さんに思いきりぶつかりたい」と2戦目へ向けて意気込んだ。

 当然、狙うは初勝利だが、川松都議は「戦いですから勝つためにやりますし、強くなりたいです。ですが、それ以上に前回の反省点があります。いろいろご指導いただいてるんで、一つでも課題をクリアできるよう、全力で臨みます。結果が良ければいいと思いますが、一生懸命やりたい」と謙虚そのもの。「小手先で勝つとかじゃなく、西村さんにご指導いただいてゴッチさんのイズムを持って、勝ち負けより大事なことを学びたい」と真摯に語った。

 パートナーの西村は「大田区と違って、後楽園は客層の違いもあるでしょう。前回は3対3でしたが、今回は2対2で、前回の20倍くらい、しんどい思いをしなきゃいけない。2人しかいませんから。場数を踏むしかない」と助言し、「リング上でその場その場でのアドバイスになっちゃう。私がリング上で指導します」と宣言。「全部が全部ハッピーな戦いじゃないですから。悪い思いもいい思いもいろいろ経験しないと。相当な覚悟を持ってもらわないと。大変なことになる」と厳しく叱咤激励した。

 現在、両者ともに公務で多忙な時期。それでも9・25後楽園大会までにスケジュールを調整し、合同練習を行いたい意向だという。

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