プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

9/18【全日本】鈴木が北斗に完勝 「今の全日本に喧嘩したくてたまらないヤツがいた」

『楽天チケット Presents 全日本プロレス50周年大会』東京・日本武道館(2022年9月18日)
○鈴木みのるvs大森北斗×

 鈴木が北斗に完勝。「今の全日本にも喧嘩がしたくてたまらないヤツがいるということを今日知ったよ」と評した。

 元三冠王者でもある鈴木が全日本50周年記念・武道館大会のリングに立った。声援不可のため「風になれ」の大合唱はならなかったものの圧倒的な存在感を誇示。腕ひしぎ逆十字など腕攻めで圧倒すると、本部席のテーブルに叩きつけて暴行。「50周年にちなんで50発ぶん殴る」の予告通りにエルボーを乱射した。

 戦前、大胆不敵な挑発行為を繰り返してきた北斗もエルボー連打で必死に食らいつき、ブレーンバスターで一矢報いた。「気持ちいい!」と叫びながらエルボー合戦もローリングエルボーで競り勝ち、ジャーマン、ドラゴンのスープレックス連発で攻め立てる場面を作ったものの、鈴木の牙城はいささかも揺るがず。後頭部にエルボーをぶち込むと、最後はスリーパー→ゴッチ式パイルドライバーの必勝コースで料理した。

 鈴木が北斗に完勝。「50年経とうが100年経とうが、プロレスは誰が何と言おうと勝つか負けるかの喧嘩だ。勝つか負けるか、ただそれだけだ。年を取った、ジジイになった、若いキャリアの浅い、関係ねぇんだよ。男であろうと女であろうとリングの上、二人立ったら戦うしかねぇんだよ」というのが鈴木の考えで、「今の全日本プロレスにもそう、喧嘩がしたくてたまらないヤツがいるということを今日知ったよ。楽しいね。やり足りねぇぜ」と遠回しに北斗を評していた。

【鈴木の話】「いつの時代も全日本プロレス50年。50年経とうが100年経とうが、プロレスは誰が何と言おうと勝つか負けるかの喧嘩だ。空を飛んだり、華麗な空中殺法があり、返し技もあり、華麗なガウンを身にまとって登場するのもプロレス。でもな、根底にあるのはプロレスは喧嘩だ。勝つか負けるか、ただそれだけだ。年を取った、ジジイになった、若いキャリアの浅い、関係ねぇんだよ。男であろうと女であろうとリングの上、二人立ったら戦うしかねぇんだよ。これはプロレスというものが世の中に生まれて一度も変わらない、そしてずっと変わらないものだ。俺はそう思ってるけど、今の全日本プロレスにもそう、喧嘩がしたくてたまらないヤツがいるということを今日知ったよ。楽しいね。踊るね。やり足りねぇぜ。次の相手お前がするか? 誰でもいいんだよ。生まれたてのありんこであろうと、それが猛獣であろうとそれは誰でもいい。次のここの俺の相手は誰だ? 誰だ? てめぇの首食いちぎってやる」

【北斗の話】「ダッセー。マジで俺さ、余裕で勝てると思ってたんだ。その力が俺にあるって思ってたんだ。それを会社もわかっててこういうカードを武道館で組んでくれてるって思ってたんだけど、鈴木みのるのあの余裕な感じ。お客さんの頑張ってねって感じ、スタッフたちの食らいついたねって目で俺を見てきやがるんだよ。ふざけんな! 俺はまだこんなもんなのか? そうリング上で思ってしまった。悔しいよ」

プロ格 情報局