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9/20【全日本】自称TVスター・立花がアジアタッグ挑戦へ宣言「ベルト獲って新王者・花畑正男」

 10・23大阪大会でアジアタッグ選手権試合を争う王者・佐藤光留&田村男児、挑戦者・児玉裕輔&立花誠吾が20日、東京・湯島の全日本事務所で会見。バラエティ番組出演で時の人となった立花がTVスターを自称し、「ベルト獲って新王者・花畑正男」の改名を予告した。

 9・18日本武道館大会で光留&田村が稔&歳三を破ってアジアタッグ王座を奪取。田村はベルト初戴冠となった。その試合後、GUNGNIR OF ANARCHYの児玉&立花が挑戦を表明。10・23大阪大会でのタイトルマッチが決まった。

 中でも立花はすっかり時の人となった。今月16日にテレビ朝日で放送された『千鳥大悟の忖度なき提言』に出演。「人気者になりたい」との相談を持ち掛け、そのキャラクターを広くアピール。最終的に大悟さんから「花畑正男」への改名を勧められた。

 その反響が大きかったと本人は強調し、TVスターを自称している。が、「地元で出身である新宿、その周りの原宿、渋谷歩いてたら囲まれるような気がしてよ。ホント凄くてよ。たまんねえんだよ。気が気じゃねぇんだよ」と完全に自意識過剰で、この日の会見へ向かう途中も「警察が囲んでサインをよこせって言うんだよ。持ち物検査されてよ。まだベルト獲ってねぇよって」というが、職務質問であることは明らか。それでも当の立花はテレビ出演効果と完全に勘違いしている。

 その立花の挑戦に不満顔なのが光留。「児玉選手はいいですよ。前の近々でアジア獲ってたし、横にいるスーツ着たヤツはギャーギャー言ってるでしょ。あれが挑戦者は個人的に納得いかない」と拒絶反応を示し、「大仁田厚選手が電流爆破をアジアタッグでって言ってて、だったら電流爆破でアジアやって、諏訪魔&大仁田組で組んで、途中で大仁田厚をこっちに取り込んで、諏訪魔を棺桶に入れて爆破して焼き鳥にする。これが究極の理想」と描いた。

 「賛否両論巻き起こす意味でもアジアタッグで電流爆破じゃと言ってる大仁田厚がいる。それを差し置いて立花とやる利がこっちにない」というのが光留の考え。「平等じゃねぇ、公平じゃねぇなって。負けたって立花は何も失わない」とした。すると立花は「何かければいいんだ? 何でもかけてやるよ。何だっていいよ。負けねぇけどな」とキッパリ。当初は「負けたら花畑正男に改名」をぶち上げたが、「ベルト獲って新王者・花畑正男」と勝ったら改名を宣言。これに光留は「負けたら男(お)だな。千鳥大悟の出身は岡山だ。俺の意見は千鳥の意見だ。負けたら男だ。決定です」と条件を決めていた。


【会見の模様】
▼光留「第114代アジア王者の佐藤光留です。自分自身このタイトル4回目なんで、新鮮な喜びというよりも新しいパートナー・田村男児とこのベルトを獲れたという喜びが一番大きいですね。ただ、感想というか、これからさぁアジアをどうしてやろうかと思う間もなく火事場泥棒みたいに横の挑戦者チームが来て。児玉選手はいいですよ。前の近々でアジア獲ってたし。横にいるスーツ着たイワキノブコみたいなヤツはギャーギャー言ってるでしょ。あれが挑戦者というのはホントに個人的に納得いかないんで。こっちが考える間もなく挑戦表明してきて、初めてアジア獲って興奮してる男児ちゃんがいつでも来いって言うのわかってる。姑息なやり方が気に入らなくて。これからアジアをどうしていくか冷静に考えて、児玉選手はいいけど、立花と絡んでる時間はほぼないなと。そう思ってると当日の記事見返してたら、大仁田厚選手が『電流爆破でアジアタッグを』って言ってたんで、絶対そっちの方がいいじゃないですか。100万人に聞いても120万人がそっちの方がいいって言いますよね。だったら電流爆破でアジアやって、諏訪魔&大仁田組で組んで、途中で何とか大仁田厚をこっちに取り込んで、棺桶に入れた諏訪魔を爆破して焼き鳥に。これが究極のアジアタッグの我々の理想だなと思ってたんですね。立花とタイトルマッチやるの時間の無駄だなと思いますね。正直な感想です」

▼田村「9月18日、初の日本武道館で初めてのベルト、アジアタッグ獲れたのはうれしかったんですけど、それと同時に気が引き締まるというか、チャンピオンとしてどうやっていくか、そういう思いでやっていかないといけないなと思ってます。しかもアジアタッグ一緒に獲ったのが佐藤光留選手。僕のデビュー戦の相手をしてくれた方とアジアタッグを獲れたというのは正直うれしかったです。相手の児玉選手、立花選手。試合後に挑戦表明をしてきたんですけど、あの時、いつでもかかってこいと言った通り、しっかり防衛していきたいと思います」

▼児玉「挑戦表明の時は立花君の気合に半ば強引に腕を引っ張られるような形でリングに上がったんですけど、ベルトを手にした田村男児の堂々とした姿に正直、感動すら覚えるぐらいのたたずまいで、これはもうぜひともやりたいなと。めちゃくちゃ楽しみですね。僕も前回の王者ですから、そこはしっかりみせて、アジアタッグの王者としての田村男児をしっかりと見たいと思います」

▼立花「あーん! T・V・スターの立花誠吾だ、このヤロー。ホントよ、大変なんだ俺は。テレビ出てからよ、みんな知ってると思うけどよ、地元であり出身である新宿、その周りの原宿、渋谷、池袋もそうだな。歩いてたらよ、囲まれちまうような気がしてよ。歩けねえんだ」

▼児玉「囲まれたわけじゃないんだ?」

▼立花「囲まれるような気がしてよ。ホント凄くてよ。たまんねぇんだよ。俺もよ、気が気じゃねぇんだよ。この勢いでこいつらが獲ったアジアタッグに武道館で挑戦表明したわけだけどよ。おめぇがいつでも来いって言ったからな。隣のヤローが何て言ったって挑戦はもう決まってんだからよ。爆破なんかよ、俺らが獲ってからやってやるよ」

――テレビ出演の反響で具体的にどんなことがあった?

▼立花「さっきも言っただろ。気軽に街出れねぇよ、ホント。(司会の奥田リングアナが笑うと)何笑ってんだ、てめぇこのヤロー。普通に笑い声出してんじゃねぇぞ。さっきも言ったろ。たまんねぇんだ。俺もそんなつもりじゃねぇんだけどよ。周りがそうだからよ」

▼児玉「今日も会場に来るの大変だったらしいね」

▼立花「大変だったよ。警察にも囲まれるわ。いよいよ。(再び奥田リングアナが笑うと)何笑ってんだ、だからてめぇよ。たまったもんじゃないと。警察が囲んできてよ、サインをよこせって言うんだよ。持ち物も検査されて、まだベルト獲ってねぇって。アジアタッグ挑戦表明したのは知っての通りだと思うけどよ、警察もそんなに俺のベルト姿見たいかって」

▼児玉「それ職質じゃないの?」

▼立花「TVスターだぜ、児玉さん俺。職質なんかあり得ないでしょ」

▼児玉「顔パスか」

▼立花「顔パスだよ。警察のところに連れていかれてよ、サイン書いてくれって言われてよ。サイン書いたらフルネームで書いてほしいって言われたからよ。お前、特別だぞ、額縁に飾れよって書いてやったよ。そのおかげで会見に遅れそうになったけどな。それは間に合ったから問題はねぇけどよ。それぐらい影響力凄いよ。ホント困ったよ」

――囲まれるような気がすると言っていたので具体的に聞きたかったが?

▼立花「だからお前、言葉通じねぇのか、てめぇ、このヤロー。言ってんだろ。実際、今日も囲まれて来てんだ、俺は。新宿なんかいったらもっと大変なことになるぞ。囲まれるどこじゃねぇ。担がれちまうかもしれねぇ。周りの人間が集まってきて、俺のこと担いで祭り上げるかもしれない」

▼児玉「それは見てみたい」

▼立花「だから気軽には出れねぇ、ホント」

▼光留「TVスターって、何なら実際試してみればいい。何だったらここでツイッターでアンケート取ったっていい」

▼立花「取ってくれよ。結果は目に見えてる。恥かくだけだぞ、お前ら」

▼児玉「ツイッターで何かされてるよ」

▼立花「結果はわかってんすから。俺らがアジアのベルト獲るのと、結果見えてるのと一緒っすよ。100-0だよ。俺が凄いっていうのが。時間の無駄だよ、おめぇホントよ」

▼光留「TVスターじゃなかったら挑戦やめてもらえるか?」

▼立花「まぁ全然…」

▼児玉「TVスターなんだよ。じゃあ大丈夫だよ」

▼光留「だいたいね、ホントのスターは自分でスターと言わない。TVスター、TVスターって言ってるわりに緊張して声上ずってるんですよね。緊張して声上ずってるヤツがホントのスターなのかなというのと、さっきも明らかに職質だと思うけど、それしゃべるのもエピソードとして面白いのに、全然話として面白くないし。立花自身を悪い気がまとってるような気がして。いつでも来いといったんで、別に試合自体、人前でやる必要ないですから。映像をドリー・ファンクさんに見てもらえばいいだけですから。あんまりその悪い気をリングに持ち込むとのは、立花というのはちょっと後ろ向きですね」

――どんな内容のツイートを?

▼光留「立花誠吾はTVスター、誰ソレ、イワキノブコですよ。TVスターが一番上じゃなかったら、立花の挑戦やめてほしいですね。そもそもの話なんですけど、我々、アジアタッグ選手権でベルトをかけます。もっと立花が比べ物にならないぐらい賛否両論を巻き起こす点でも、電流爆破でアジアタッグじゃと言ってる大仁田厚がいるわけですよ。それを差し置いてまで立花とやる利がこっちにないわけですよ。こっちは失うわけですから。平等じゃねぇな、公平じゃねぇなと思いますね。負けたって立花は何も失わないじゃないですか。それが納得いかないのはありますね」

▼立花「何かけりゃいいんだ? 何でもかけてやるよ。何だっていいよ。負けねぇけどな、そもそも」

▼光留「何でもいいって言ってるわりに唇震えてるぞ」

▼立花「震えてねぇよ。寒いだけだよ。何でもかけてやるよ」

▼光留「どうする? 男児ちゃん」

▼田村「何でも?」

▼立花「何でもだよ」

▼田村「一番大事なものをかけてもらおうかと思ってます」

▼光留「せっかくテレビに出たんだから。見てねぇからわかんねぇけどさ、TVスターだって言ってるわりにさ、エキストラで映ったヤツがイキってるように見えるんだよ。街で消費税増税どう思いますか? って聞かれて困るわねって答えてるババアが私テレビ出たのよって言ってるのと変わんねぇ気がするんだけどさ」

▼立花「何だろうな。全部ありすぎて困っちまうけどな。しいて言われたのは、あの千鳥の大悟に名前の提案をされただけだな。新しいリングネームとして花畑正男はどうだって言われたけど、まぁ…(奥田リングアナが笑うと)何笑ってんだ? てめぇ」

▼光留「どこが名字? 花畑正じゃないの?」

▼立花「お前、おかしいだろ? 花畑正 男って何だよ?」

▼光留「お前のビジュアルにおかしいだろって言われたくねぇよ」

▼立花「これカッコいいだろうが、どう考えたってよ」

▼光留「さっきから目が泳いでるぞ、おめぇ」

▼立花「泳いでねぇよバカヤロー」

▼光留「サングラス曲がってんぞ」

▼立花「壊れてんだよ、サングラスが」

▼光留「直せ、TVスターだったら」

▼立花「これ愛着持ってかけてんだ。壊れたって同じのかけ続けるんだよ。それがTVスターだろうが」


▼光留「ただの物持ちいいヤツじゃねぇか。かけんだな?」

▼立花「かけてやるよ。俺がTVスターじゃなくて、しかもアジアタッグ負けてもいいよ。負けても改名してやるよ。勝つけどな」

▼児玉「勝って改名じゃないの?」

▼光留「改名記念試合じゃねぇか、それじゃよ」

▼立花「負けて改名じゃ寂しいじゃん」

▼児玉「確かに。ベルト獲って新王者・花畑正男」

▼立花「じゃあ、そうする」

▼光留「負けたらどうすんの?」

▼児玉「男(お)でいいんじゃない?」

▼光留「OK、負けたら男(お)だな」

▼立花「おってどうすんだよ?」

▼光留「お前、千鳥どこ出身か知ってんのか?」

▼立花「岡山か?」

▼光留「岡山だろ。俺も岡山なんだよ。俺の意見は千鳥の意見だ。お前、負けたら男な。決定です」

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