プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

10/6【DDT】松井レフェリープロデュース興行10・10大阪メインへ4選手が意気込み 入江は主役獲り宣言

 松井幸則レフェリー・プロデュース興行10・10大阪大会へ向けた会見が6日、都内で行われ、メインイベントで対戦する樋口和貞&吉村直巳、入江茂弘&MAOが出席。入江は「ぶっ飛んだすごい試合して、この試合だけじゃなく、この興行は入江茂弘が全部持っていきます」と主役獲りを宣言した。

 メインはKO-Dタッグ王者・樋口&吉村と入江&MAOが激突するタッグマッチ。この一戦には『破利魔王vsザ「目も合わさない程の最悪な仲を解決してくれたのはプロレスの力。その信念は絶対に普通のいい試合はしない事、共通項は普通ではないプロレス頭」ズ』という長いサブタイトルが付けられている。

 入江とMAOはかつてちょっとした行き違いで仲違い。目を合わさないほど険悪な関係になったが、昨年大みそかの『年越しプロレス〜シャッフル6人タッグトーナメント』でくじ引きの結果、中之上靖文を加えたトリオを組んだ。その試合を通じて2人のわだかまりが氷解。今回のタッグ結成に至った。

 松井レフェリーは「入江、MAO組は僕にとって特別なタッグ。去年の年越しで6人タッグを組んで、2人だけのタッグは貴重。2人は似てると思うんです。プロレスに対する考え方とか信条とか。絶対に人と同じことはしないで、大会の中で一番インパクトある試合して、大会を食ってやろうという意気込みで、どの試合も臨んでる」と入江&MAOを評し、「2人の力が合わさったら、すごいことになると思ってます。もし、かみ合わずに当日ダメだったら僕が土下座します」とまで言い、二人への期待と信頼をむき出しにした。

 これを受けてMAOは「こうしてメインで松井さんが組んでくれた意味を感じて。年越しのときは6人タッグ。純タッグは入江さんがDDTにいたときすらなかったと思う。初めてかなと思うので非常に楽しみ。松井さんに土下座させないようにしたい」と意気込むばかり。一方、入江は「樋口とはDDTにいるとき、タッグを組んでチャンピオン獲ったことあったし…。吉村とはDDTやめた後ですけど、カナダで一緒にサーキットして、悩みとか思いとか聞いてたんで、DDTの中でも思い入れのある後輩。その2人がタッグチャンピオンになってうれしいし、チャンピオンとして僕たちの前に立つというのはすごく楽しみ」と相手のハリマオへの思いを口にしつつ高揚。「MAOとは、こうして話せるようになったし、松井さんが言ってるように普通のいい試合をしなくていいらしいんで、ぶっ飛んだすごい試合して、この試合だけじゃなく、この興行は入江茂弘が全部持っていきます」と主役獲りを予告した。

 対するハリマオは現タッグ王者として負けられない。「松井さんが選んでくれたカードでメインで、恥をかかせないようにしたい」と気を引き締めた吉村は「今の入江さんの言葉を聞いて、カナダ遠征って4年前とかなんですけど、そこから成長した姿をぶつけたい。普通ではないプロレスというのがあるんで、唯一普通の僕が一番目立っていこうと思います」と入江への対抗意識をむき出し。樋口は「自分もこの4人には思い入れしかない。それぞれの歴史があって、語り尽くせないくらい感謝と尊敬の念しかもってません」と特別な思いを抱く一方で、「ただ対角になったら感謝と尊敬の念をもって、ぶっ飛ばしたい」と宣言していた。

プロ格 情報局