10/14【NOAH】清宮“くまモンパワー"注入で野獣狩りへ弾み 地元・吉岡もメイン反撃星
『SUNNY VOYAGE 2022』熊本城ホール(2022年10月14日)
○清宮海斗&稲葉大樹&稲村愛輝&吉岡世起&小峠篤司vs拳王&中嶋勝彦&征矢学&Hi69&タダスケ×
10・30有明アリーナ大会で“野獣"藤田和之の挑戦を受けるGHCヘビー級王者・清宮が、“くまモンパワー"を背に熊本大会メインでメイン締め。熊本でのメイン出場となった吉岡も、有明のGHCジュニアタッグ王座戦へ地元から反撃ののろしを上げた。
ノアには潮崎豪、吉岡世起、稲葉大樹と熊本出身レスラーが多い。これまでノアでは地震や豪雨被害からの復興を支援してきており、この日は熊本が誇るゆるキャラ『くまモン』も応援に駆けつけ、吉岡&稲葉と一緒にメイン入場の花道を歩いた。
試合でも吉岡と稲葉は随所で躍動。吉岡はGHCジュニアタッグ王座戦を控えるタダスケ&Hi69組とキレのある動きで激しく火花を散らし、稲葉も因縁の中嶋を気迫で何度も押し込んでみせた。
そして最後を締めたのはGHCヘビー級王者の清宮。タダスケの地団駄ラリアットをカウンターのジャンピングニーで打ち抜き、最後は急角度ジャーマンからの変型シャイニング・ウィザードで3カウントを奪ってみせた。
有明のジュニアタッグ王座戦に向けて前哨戦で連敗していた吉岡は、地元メインで反撃星奪取に成功。「大会前からジュニアで(熊本県との企画を)やらせていただいて、くまモンとか火の国くまもとマスクとか、いろいろ絡みがあって、楽しく試合させてもらって、地元の応援も受けることができて、そこで勝つことができて良かったです。10月30日も小峠さんと防衛戦あるんで、そこまで押していきましょう」と熊本から反撃ののろしを上げた。
清宮も締めのマイクで「熊本の皆さん、今日はありがとうございます! そしてくまモン、入場から力をくれてありがとう」とくまモンに感謝。くまモンも“野獣"といえなくもないだけに、バックステージでは「野獣狩りへ野獣から力をもらえた?」との質問も飛んだものの、「メチャクチャかわいいですよ。かわいい野獣ですよ。緊張感ある日々が続いてるんで、こういう幸せな力っていうのは必ず試合の助けになると思います」と答え、“くまモンパワー"注入で初防衛へ弾みをつけた。
【試合後の清宮&稲葉&稲村&小峠&吉岡】
▼稲葉「今回は地元・熊本だったので、皆さんとこうやって組んで勝てて本当に良かったです。ありがとうございます」
▼吉岡「大会前からジュニアで(熊本県との企画を)やらせていただいて、くまモンとか火の国くまもとマスクとか、いろいろ絡みがあって、楽しく試合させてもらって、地元の応援も受けることができて、そこで勝つことができて良かったです。10月30日も小峠さんと防衛戦あるんで、そこまで押していきましょう」
▼小峠「10月30日、有明アリーナ、久しぶりにお客さんも声出しOKなんで、ドカン!と盛り上げて勝ちたいと思うし、必ず51代チャンプとしてしっかり防衛したいと思います」
▼稲村「僕はもう一戦一戦、熱く!強く!闘っていくだけです! こうやって皆さんと一緒に闘っていくのが僕らの使命だと思います」
▼清宮「久しぶりにこうして全国回れて、稲葉さん、吉岡さんの地元・熊本の力っていうのをすごい感じましたね。有明に向かってみんなで力を合わせて、一致団結してやっていきたいと思います」
――くまモンも一応、野獣とみることもできるが…?
▼小峠「いや、かわいすぎるやろ!」
▼清宮「メチャクチャかわいいですよ。かわいい野獣ですよ。30日はハッピーな雰囲気にはホントならないと思うんで…」
――野獣狩りに向けて野獣から力をもらえたと…
▼清宮「いやいや(苦笑) いやぁ…ね、まぁ…緊張感ある日々が続いてるんで、こういう幸せな力っていうのは必ず試合の助けになると思います」
▼小峠「なんすかその質問!(笑)」
▼吉岡「ウチのチャンピオン困らせないでください(笑)」