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10/16【NOAH】「生がいい」野獣・藤田がGHC奪取へ“マーキング"完了 有明へ王者・清宮を完全粉砕

『ABEMA presents DEMOLITION STAGE 2022 in FUKUOKA』福岡国際センター(2022年10月16日)
○藤田和之&杉浦貴&田中将斗vs稲葉大樹&稲村愛輝&清宮海斗×

 GHCヘビー返り咲きへ野獣が“マーキング"完了だ。10・30有明アリーナ大会のGHCヘビー級王座戦に向けた最後の前哨戦で、藤田が王者・清宮を完全粉砕した。

 若き王者としてノア新時代を担う清宮は、藤田の「強さ」を超えるべく自ら野獣を初防衛戦の相手に指名。ところが10・7後楽園大会の前哨戦第1ラウンドでは、藤田が清宮の面前で新時代の巨漢・稲村をねじ伏せ、まざまざのその“強さ"を見せつけていた。

 福岡国際センター大会で最後の前哨戦となる第2ラウンド。6人タッグマッチで激突し、のっけから清宮はタックルからのグラウンドを仕掛けたものの、藤田は軽々とコントロール。さらには逆片エビ固めや監獄固めでジリジリと“獲物"を弱らせていった。

 意地の清宮も終盤に入ってミサイルキックやドロップキックで反撃。シャイニング・ウィザードもヒットさせて、がむしゃらにマウントエルボーで殺到したものの、藤田も簡単に体を入れ替えてマウントエルボーを乱射。

 それでも清宮は雄叫びを上げながらビンタを受け止めたが、藤田は問答無用のラリアットで黙らせるや、迷わずサッカーボールキックで2度に渡って顔面を蹴り上げる。さらにはカウントの途中で引きずり起こしての野獣ボムで叩きつけ、まさに“完全粉砕"となる3カウントを奪った。

 そして試合後には、ぐったりする清宮を再び引きずり起こして、体をなすりつける“マーキング"行為に。若き王者をメチャクチャにして、52歳の誕生日にGHCヘビー返り咲きへ弾みをつけた野獣は、くんくんと自らの体をにおいを嗅ぎながら「バッチリ、マーキングできたよ。忘れられない夜にしてやるよ。臭いつければ全部、俺の獲物だから」と“マーキング完了"を強調。「おいしく食べられそう? おいしくはない。俺は生がいいな。生がいいよ。ハッハッハ〜!」と恐ろしい笑みとともに、清宮丸呑みへ舌なめずりした。


【試合後の藤田】

▼藤田「バッチリ、マーキングできたよ。忘れられない夜にしてやるよ」

――手応えは?

▼藤田「関係ない、関係ない。臭いつければ全部OKよ、同じ。臭いつければ全部、俺の獲物だから」

――おいしく食べられそう?

▼藤田「おいしくはない。俺は生がいいな。生がいいよ。忘れられねえ夜にしてやるよ」

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