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10/22【全日本】諏訪魔が20周年・ヨシタツを“VM流正攻法”で完全粉砕 「これであいつはフィニッシュだ」

『全日本プロレス50周年記念大会 in 三条〜王者の魂〜』新潟・三条市厚生福祉会館(2022年10月22日)
ヨシタツデビュー20周年記念試合 ○諏訪魔vsヨシタツ×

 諏訪魔が“正々堂々のVM流"で20周年記念試合となったヨシタツを粉砕。「お前の20周年はこういう地獄なんだよ。これでもう最後にしといたほうがいいよ。これであいつはフィニッシュだ」と通告し、明日に迫った世界タッグ戦へベルト強奪を予告した。

 10月12日にデビュー10周年を迎えたヨシタツがこの日、記念試合を迎えた。相手は宿敵・諏訪魔。勝利で節目を飾りたいところだったが、最悪の結末が待っていた。

 顔面ウォッシュで先制したヨシタツだったが、諏訪魔のスリーパーやフロントネックロックに消耗。その後も諏訪魔の猛攻にさらされた。それでもスイングDDTで諏訪魔の首にダメージを与え、プランチャを放ったが、ここで思いがけぬ展開となった。

 諏訪魔がレフェリーに抱きついているスキにSAITO BROTHERSが現れ、ヨシタツにダブルチョークスラムを敢行したのだ。大ダメージを負ったヨシタツをリングに戻した諏訪魔はラリアットを乱れ打ち、ヨシタツが反撃に出ても左ラリアットで返り討ち。バックドロップで引導を渡した。

 諏訪魔が手段を選ばずヨシタツを粉砕。これまで何度も煮え湯を飲まされてきた怨敵の20周年をまんまとぶち壊した。「いいな、お前ら」とSAITO BROTHERSの暴れっぷりに満足げな諏訪魔は「まぁ、ヨシタツはこんなもんだ。正々堂々やったらこうなるんだ。みんな分かったと思うよ」と高笑い。「お前の20周年はこういう地獄なんだよ。これでもう最後にしといたほうがいいよ。これであいつはフィニッシュだ。それがみんなが求めてる答えだ」と通告し、明日10・23大阪大会でのKONOとの世界タッグ強奪を予告していた。

【諏訪魔の話】「おい、どうした? 主役は。おぅ、おぅ、主役こねぇな。余裕ってことだな。まぁ、ヨシタツはこんなもんだ。正々堂々やったらこうなるんだ。みんな分かったと思うよ。お前の20周年はこういう地獄なんだよ。俺が直接やるまでもねぇんじゃねぇか。まぁ、あいつにとってホントに今までにない20周年だ。これでもう最後にしといたほうがいいよ。これであいつはフィニッシュだ。それがみんなが求めてる答えだ。ただよ、ブードゥー・マーダーズ生まれ変わって、明日、世界タッグ。これは俺とKONOが獲るんだ。WRESTLE-1ごっこみたいなことしてるヤツらは今すぐベルトを俺の実力で剥奪してやる。引っぺがす。覚えとけ。調子いいぞ」

【ヨシタツの話】「20周年記念試合が…もうこれだよ。見ての通り。20周年だから正々堂々と試合するんじゃねえか…って期待してた俺がバカだった。20年もやっててね、変な期待した俺がバカでしたよ。斉藤兄弟、あいつらデビューした時は可愛げもあったけど、場外でダブルのチョークスラムなんて…狂ってるよ! ま、せっかく可愛がってやろうと思ってたけど、あいつらとはもう終わりだ。…はぁ、みじめだな! 俺の20周年も。ブードゥ・マーダーズなのに信じた俺が甘かったよ。20年やってこのザマじゃね、どうしようもねえよ。甘い…俺は甘い、甘いの一言! 21年目……反省点を踏まえて、これからの20年をやっていくよ。折り返しの20年は甘ちゃんで終わりだ。ありがとうございました」

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