10/23【全日本】光留&田村がアジアタッグV1、ヨシタツ&TAJIRIが表明 「花畑正・男」への改名浮上の立花はGAORAに照準

『2022旗揚げ記念シリーズ〜株式会社トップサポートシステム presents〜』エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第2競技場(2022年10月23日)
アジアタッグ選手権試合 ○田村男児&佐藤光留vs児玉裕輔&立花誠吾×

　光留&田村がGUNGNIR OF ANARCHYを返り討ちにし、アジアタッグ王座初防衛。ヨシタツ&TAJIRIが「世界しか知らない俺たちがアジアを知りたくなった」と挑戦を表明した。敗れた立花は「花畑正・男」への改名が浮上したものの、GAORA王座に照準を定めた。

　9・18武道館大会で稔&歳三を破ってアジアタッグ王座を奪取した光留&田村。この日の初防衛戦で児玉&立花のGOAコンビを迎え撃った。

　立花に的を絞って主導権を握った王者組。光留が児玉相手に腕攻めに出れば、児玉もドラゴンスクリュー、ニークラッシャーと足攻めで応戦するなど一進一退の攻防が展開された。終盤には田村と立花がエルボー合戦で火花。立花が大技攻勢に出たが、ラリアット連打で返り討ちにした田村がデスバレーボムで突き刺して3カウントを奪った。

　光留&田村がGOAコンビを返り討ちにし、アジアタッグ初防衛に成功した。最古のベルトを死守したEvolutionコンビの前に次なる挑戦者が出現。ヨシタツ&TAJIRIの元WWEタッグだ。ヨシタツは「俺たちは世界しか知らない。そろそろアジアを知りたくなってきた。次のアジアタッグ選手権、世界を知る俺たちに挑戦させろ」とアピールし、TAJIRIも「アジアタッグって知ってる? 日本で一番歴史があるベルトなんですね。巻いたことないから、一回ちょっと巻いてみたい」と色気。そしてヨシタツが「力道山先生とアントニオ猪木会長も巻いてるベルトなんです。俺は絶対に巻きたい!」と最古のベルト獲りへの思いを爆発させると、田村も「いつでもかかってこい」と茨城なまりで受けて立ち、両チームによるタイトルマッチが決定的となった。

　児玉&立花はアジアタッグ戴冠ならず。立花は『千鳥大悟の忖度なき提言』に出演した際、大悟さんから「花畑正男」への改名を提案された。最古のベルト獲りのあかつきに改名する青写真を描いていたものの夢とついえた。

　しかも負けたら「男(お)」への改名を迫っていた光留から試合後、「よく頑張ったから。名字が“花畑正"で、名前が“男"だから。俺はお前のこと“男"(お)って呼ぶから。“花畑　正男"じゃなくて“ 花畑正　男"なんだよ」と要求された。珍名な改名を避けられそうにない状況となった立花は「おかしいな。何でもありか? このヤロー」と不満顔。それでも「じゃあ俺にもGAORA挑戦させろ、このヤロー。改名記念だ、バカヤロー。ぶっ飛ばしてやっから覚悟しろよ」と歳三の持つ赤いベルトに照準を定めていた。


【試合後の光留&田村】

▼光留「見たかオイ! この金色に輝くアジアタッグ! ウダウダ言ってる向きもあるようだけど、これが最古のベルト! 歴史はつながってるし、つなげたのは田村男児なんだよ」

▼田村「勝ってしっかり初防衛できたということで、これからもどんどん防衛していきたいと思います。そして試合後、ヨシタツ&TAJIRI組が挑戦表明してきましたけど、マイクでも言いましたけど『いつでもかかってこい!』と。世界だが何だが知んねーけんど、俺は知らねーんだ、世界は。ちっちゃいとこでも頑張ってたんだ。世界だが何だが知んね。だから、いつでもかかってこい」

▼光留「そんなに世界を知ってることが偉いんだったら世界にいろよ! なんでお前らここにいるんだよ!? 世界に捨てられたからだよ。俺は世界のプロレスは知らないよ。でも総合格闘技の世界は知っている。田村男児は茨城の自然を知っている。俺は岡山の自然を知っている。お前らの知らないことなんて、世の中に山ほどあるんだ。すべてを知ってるつもりになってんじゃない。以上だ」


【試合後の立花&児玉】

▼立花「くそー! ベルト獲れなかったのが一番残念だし、しかも(改名するリングネームは)“男"(お)かぁ…!」

▼児玉「改名すんの?」

▼立花「だって…だって…男に二言はねえよ!! 改名するよ! 俺はたった今から、漢字の“男"と書いて“お"だよ! なんで笑うんすか? クソークソー…」

※光留と田村が現れる

▼田村「ちょっと待て。笑いにきたんじゃね。立花選手、今日はよく頑張った。よく頑張ったから、男(お)じゃなくて、花畑正男にしよう。いいが? 花畑正男で」

▼光留「いいよ。よく頑張ったから。名字が“花畑正"で、名前が“男"だから。俺はお前のこと“男"(お)って呼ぶから。“花畑　正男"じゃなくて“ 花畑正　男"なんだよ」

▼立花「え? あ? だって今、田村が花畑正男で良いって言ったじゃねえかよ!」

▼光留「違う! だから名字が“花畑正"で、名前が“男"だ。俺の興行出る時はお前は“男"(お)だ!」

▼田村「男に二言はねんだ!」

▼立花「くそー、なんでそっち側なんだよ…おかしいな。何でもありか? このヤロー。じゃあ俺にもGAORA挑戦させろ、このヤロー。改名記念だ、バカヤロー。ぶっ飛ばしてやっから覚悟しろよ、このヤロー。あーん、伝えとけ、このヤロー」