プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

10/26【WWE】WWEユニバーサル王者レインズへの挑戦へローガン・ポールが宣言「勝利をかっさらってWWEの顔となる」

 登録者数2360万人のYouTuberでもあるローガン・ポールがWWEユニバーサル王者ローマン・レインズに挑戦する『クラウン・ジュエル』を前にインタビューに答え、「これは歴史を作り、ベストな男から王座を手に入れるチャンスなんだ。俺が勝利をかっさらってWWEの顔となる」と宣言した。


【ローガン・ポール インタビュー】
――みんながあなたをWWEスーパースターと呼んでいるのをどう思いますか?

▼ポール「街でみんなが俺をどう認識するかは本当に大きく変わったよ。最初は“Vineの男"だったのが、“ビデオをみたことがある男"になり、その後は“ユーチューブの男"になった。そしたら今度は『やあ、ポールなんとか…だよね?』になり、そして“WWEスーパースター"ローガン・ポールになった。年月が過ぎ去って妥当な表現だったと感じているよ。俺がそんな呼び方で認識されることは素晴らしいこと。なぜならすぐに敬意を払ってもらえるし、結局はみんな尊敬されたいだけなんだ。リングに上がって何百万人もの人々を喜ばせるために、自分自身を酷使する人をリスペクトしないのはかなり難しいと思う」

――WWEで成功するために身体能力だけでは十分ではないと話していましたが、“ショーマン"でいなければなりません。簡単にできることだと思ってますか?

▼ポール「はい、身体能力は簡単に手に入るけど、これまで学んだことからすると、それは偉大なWWEスーパースターになるための重要な部分ではないと思う。宙返りなどいろんな技ができるけど、俺の物語や人として自分自身を紹介できなければショーとは言えない。動きの前にショーマンシップが重要だと思う。マイクを持って観衆を気にかけ、自分をアピールし、そしてやろうとしていることに彼らが釘付けになれば、パフォーマンスは簡単になるはずだ」

――あなたは「レッスルマニア」と「サマースラム」で懐疑的な人が間違っていたことを証明しました。サウジアラビア・リヤドの「クラウン・ジュエル」で何を披露するつもりですか?

▼ポール「WWEファンがまだ俺をリスペクトしてなければ、11月5日にサウジアラビアで開催する『クラウン・ジュエル』の後にリスペクトするようになる。俺のことを好きじゃないかもしれないし、お気に入りでもないかもしれないが、そのリングで俺がすることに対してリスペクトすることになるだろう。そして、俺がリングに上がるといつも楽しんでいることにみんなが気付く。そうなることが俺の目標なんだ」

――ローマン・レインズは間違いなくトップです。『クラウン・ジュエル』での試合に向けて彼から学ぶことはありますか?

▼ポール「俺は知識が大好きで、G.O.A.T(史上最高)に挑戦するのは特別なことを学ぶ機会なんだ。 フロイド・メイウェザーと戦ったとき、ただ戦っていたのではなく、彼の微妙な動きに注意を払っていた。ある時ロープのそばにいて、彼が腕の下に俺を抱えていたときに俺の口をグローブで覆って呼吸を2回ほど止めようとしたんだ。40年間ボクシングをしているフロイド・メイウェザーだけが知っている高度な動き。ローマンも奥の手を持っていると確信しているし、そのすべてに注意を払うつもりだ。そして自分がWWEの王者になったときのために隠し持って置くよ」

――トレーニングの調子はどうですか?

▼ポール「シックス・パックになってるよ。宙返りが簡単になってきたし、すべて順調だ。このハードワークが過小評価されることはないし、試合のために全力を尽くしている。これは歴史を作り、ベストな男から王座を手に入れるチャンスなんだ。これで3試合。これは今まで誰もやってないけど、やるつもりだ。それが俺の生きざまだ」

――『クラウン・ジュエル』の前にサウジアラビアの観光を楽しみにしていますか?

▼ポール「ザ・ラインが見たいんだ。友達や俺はそれがとてもカッコいいと思うし、もし街並みを超高層ビルにする計画を見ることができるなら行ってみたい。そこには見るものや探検する世界がたくさんある。それに俺は最後のレオナルドがそこにいると思っていて、それを見ることができたらうれしいよ」

――あなたの弟のジェイクは、ラスベガスでの『クラウン・ジュエル』記者会見の後に次のようにツイートしました。「ローガンは何でも可能であることを体現している。WWEで2試合、そして王座に挑戦。俺もサウジアラビアに行かなければならないかもしれない」。彼はあなたがWWEスーパースターとして夢を叶えるのをどのくらい楽しみにしていますか?

▼ポール「俺がサウジアラビアの『クラウン・ジュエル』でWWEの顔であるローマン・レインズに挑戦する1週間前に、彼は歴史上最も偉大な格闘家の1人、アンデウソン・シウバと対戦する。お互いを誇りに思う関係でありたいし、彼は俺たちの人生がどうなるかに夢中になっている。俺たちはいつでも挑戦を受け入れ、今回は俺が最大の試合を引き受けたという状況にすぎない。レインズを倒して王座を奪うつもりだ。奴はトライバルチーフ(部族長)で俺はトライバルシーフ(部族泥棒)。俺が勝利をかっさらってWWEの顔となる」

――海外で行われるWWEプレミアム・ライブ・イベントのメインイベントに出場することになりましたが、他に訪れたい国はありますか?

▼ポール「注目している国が2つあって、それがインドとオーストラリア。大好きだけどどちらも行ったことがないんだ。行きたい、行って大きなイベントを開催したら、そこへ行く理由がたくさんあるよ。ミート&グリートや赤ちゃんの頭にキスをしたり、トップロープから最高のフロッグスプラッシュを対戦相手に決めたりね。かかってこいって感じだ」

――トリプルHは最近のインタビューであなたについて次のように語っています。「彼がレッスルマニアでやったことは多くのハードワークと努力なしにはできない」 これまでのWWEで、トリプルHはあなたにとってどんなガイドになりましたか?

▼ポール「トリプルHはすごいよ。話すときやアドバイスをくれるときに、彼は自分の時間と精力を惜しみなく使うし、考えや目的を持って行動してくれるよ。彼の口から出るすべての言葉はとても価値があるし、時間をかけて俺を正しい方向に導いてくれる」


 『クラウン・ジュエル』は現地時間11月5日にサウジアラビア・リヤドで開催され、その模様は日本時間11月6日午前1時からWWEネットワークで配信される。

プロ格 情報局