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11/6【DRAGONGATE】飯橋偉進改めISHINがZ-Bratsに電撃加入 シュン&KAIといきなりトライアングル王座強奪

『THE GATE OF DESTINY 2022』エディオンアリーナ大阪(2022年11月6日)
オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 ○マスク・ド・Z(ISHIN)&シュン・スカイウォーカー&KAIvs望月マサアキ&望月ススム&望月ジュニア×

 飯橋偉進改めISHINがZ-Bratsに電撃加入。シュン&KAIとのトリオでM3Kを破っていきなりトライアングルゲート王座を奪取した。

 トライアングル王者・マサアキ&ススム&ジュニアのM3Kが10・16神戸大会でJACKY“FUNKY"KAMEI&ホーホー・ルン&三代目超神龍を退け、トライアングル王座3度目の防衛に成功。試合後、海外遠征中だったシュンがKAIとともに現れ、新メンバーのマスクド・Zを加えての挑戦を表明。この日のタイトルマッチが決まった。

 注目のマスクド・ZはZ-Bratsのロゴをあしらった黒覆面姿で、コスチュームを脱いで鍛え上げた肉体美を誇示。そして自らマスクを脱ぐと、正体は何とM3K入りして間もない偉進だった。

 まさかの裏切りでまんまと王者組に揺さぶりをかけたZ-Bratsは場外戦で先制。偉進はスケボーを利してジュニアをいたぶり、チョーク気味のスリーパーで絞め上げる。リングに戻っても止まらない偉進はエルボーと逆水平の交互連打を浴びせた。

 シュンもマサアキとススムの同士討ちを誘い、ジュニアをモンキーフリップで投げ飛ばして二人に激突させた。マサアキに見せつけるようにジュニアを何度も蹴りつけ、フロントハイキック、チョップ連打で圧倒。KAIはジュニアのミドルキック連打を仁王立ちで受け止めてから急所を蹴り上げ、DDTで突き刺す。さらに偉進がエルボー連打、コーナータックル連打、低空ドロップキックと腰を徹底攻撃した。

 ジュニアが劣勢を打開すると、父・マサアキが奮戦。三角蹴りで控えのシュンを蹴りつけ、KAIをブレーンバスターで叩きつけると、ノータッチプランチャでKAIとシュンをまとめてなぎ倒す。ススムは串刺しジャンボの勝ち!で続き、KAIがラリアットを繰り出してもジャンボの勝ち!で相打ちに。KAIがトラースキック、延髄斬りの連続攻撃に出ても、ススムはジャンボの勝ち!を叩き込んで譲らず。シュンが介入してもエクスプロイダーで迎撃した。

 そしてマサアキとジュニアがダブルランニングローキックの親子連係をシュンにさく裂。ススムがジャンボの勝ち!を叩き込む。さらにマサアキが三角蹴りを放ったが、シュンはドロップキックで撃墜。KAIがラリアットを叩き込む。ススムとジュニアが飛び込んでもKAIは両腕ラリアットで返り討ち。偉進がダブルチョップ、シュンがムーンサルトダブルニードロップの波状攻撃に出た。

 終盤、ジュニアと偉進の二世対決に。ジュニアが飛びヒザ蹴り、ジャンピングスピンキックの波状攻撃に出たが、ツイスターは偉進が決めさせず。逆に小股式チョークスラムで叩きつけたが、不完全で3カウントは奪えず。ならばと父・維新力譲りのアルカトラズで捕らえた。耐えるジュニアに偉進はフルネルソンから前方に叩きつける変型フェースバスターを敢行。すかさず胴締めアルカトラズで絞め上げてジュニアをギブアップさせた。

 M3Kが陥落。偉進がZ-Brats入り初戦でいきなりトライアングル王座奪取を果たし、キャリア初のベルト戴冠となった。が、偉進に喜びの色はなく、最後まで冷酷な表情を貫いた。ヒール転向を遂げた偉進はその後、ISHINへの改名を宣言した。

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