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11/9【DRAGONGATE】偉進改めISHINが後楽園初見参 ジェイソン絞殺で存在感

『THE GATE OF EVOLUTION 2022』東京・後楽園ホール(2022年11月9日)
○ISHIN&KAI&H・Y・OvsU-T&ストロングマシーン・J&ジェイソン・リー×

 飯橋偉進改めISHINが後楽園ホールに初見参。ジェイソンを絞殺して存在感を発揮した。

 父に維新力さん、母に穂積詩子さんを持つ二世レスラーの偉進は、望月家vs飯橋家の抗争の末に、望月マサアキ率いるM3K入りしたが、11・6大阪大会で突如として裏切り、極悪集団・Z-Bratsに加入。リングネームをISHINに改め、KAI&シュンとのトリオでいきなりM3Kからトライアングル王座強奪を果たした。

 変貌を遂げたISHINが後楽園に初登場。大会オープニングでZ-Bratsの面々が揃い踏みすると、シュン・スカイウォーカーが「後楽園ホール、Z-Brats、そしてシュン・スカイウォーカーがアメリカからはるばる帰ってきたぞ。そして、この手にはトライアングルゲート。シュン・スカイウォーカー、KAI、そして飯橋偉進改め、M3Kというクズみたいな親子の自己満ユニットからしっかりと脱却したISHIN。この3人が今のトライアングルゲート王者だ」とアピール。「そして、ISHINを加えたこのメンバーが新たなZ-Bratsだ。これからのZ-Brats、しっかりと注目してくれ。じゃあ、第1試合から暴れちゃってくれ」とゲキを飛ばした。

 ISHINは第1試合でKAI&H・Y・Oと組み、NATURAL VIBESのU-T&ジェイソン&マシーン・Jと対戦。ゴングを待たずにZ-Bratsが奇襲を仕掛けると、ISHINはU-T&ジェイソンの首を踏みつけて不遜な態度をあらわに。

 チームワークにも順応し、マシーン・Jが反撃を狙うと、ISHINは場外から足を引っ張って介入。KAIがU-Tのフランケンを読んで踏ん張ると、飛び込んだISHINは顔面に低空ドロップキックを発射した。エルボー合戦でU-Tを圧倒。マシーン・Jのマスクにも手をかけると、H・Y・Oとのスピーディな連続攻撃を披露する。

 NATURAL VIBESも負けじとマシーン・Jが奮戦。パワースラム3連発でZ-Bratsをナデ斬りにし、3人がかりでH・Y・Oに集中攻撃を浴びせる。しかし、KAIがラリアットを乱れ打って形勢打開。すかさずISHINが変型フルネルソンバスターでジェイソンを追い詰めると、極刑(胴絞め式コブラクラッチ)に捕獲。一気にギブアップを奪うと、不敵な表情を浮かべたままリングを去っていった。

 ファイトスタイルが変貌し、ベルト奪取を果たして自信を深めたISHINが存在感を発揮。「M3K、俺が入るわけねぇだろ。あんな老害3人と、特にジュニア。いつまでも先輩におんぶに抱っこしてるジュニア、俺は一生認めねぇからな」とライバル関係にある望月ジュニアを酷評したISHINは「そんなことより今日の対戦相手、NATURAL VIBES。余裕だよ」と言い切った。

【試合後のKAI&H・Y・O&ISHIN】
▼H・Y・O「ドーン! もうね、見てもらってわかる通り、ISHINがZ-Bratsに加入して、俺たちZ-Bratsはトライアングルゲートとブレイブゲートチャンピオン、この二つのベルトがある。ISHINが入ったからには俺たちまだまだこんなもんじゃ止まんねぇぞ。これからより凶悪に、より凶暴になっていく。お前ら、しっかり見とけ。ISHINをな」

▼KAI「(戻ろうとしたISHINに)いいのか? ISHIN」

▼ISHIN「おぅ、M3K、俺が入るわけねぇだろ。あんな老害3人と、特にジュニア。いつまでも先輩におんぶに抱っこしてるジュニア、俺は一生認めねぇからな。そんなことより今日の対戦相手、NATURAL VIBES。余裕だよ。以上」

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