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11/20【新日本/スターダム】棚橋&詩美“逸材タッグ"のWエアギター実現 棚橋「良い刺激もらった」

『Historic X-over』東京・有明アリーナ(2022年11月20日)
ミックスドタッグマッチ ○林下詩美&棚橋弘至vs後藤洋央紀&舞華×

 棚橋と詩美の逸材タッグが激勝。試合後にはダブルのエアギターを披露して場内を沸かした。棚橋は「良い刺激もらった」とタッグ結成に手応え。詩美との対戦も希望した。

 “100年に1人の逸材"棚橋と“スターダムの逸材"詩美が新日本とスターダムの合同興行でタッグを結成。ともに荒々しさと和のイメージを併せ持つ後藤&舞華とミックスドマッチで対戦した。

 棚橋は詩美に合わせて、髪に赤いメッシュを入れて登場。男性同士、女性同士での対戦のみ認められる形式となったが、控えに回った際に棚橋は舞華を捕らえて詩美のドロップキックを呼び込むと、2人がかりでストンピングを連発する場面も見られた。

 棚橋と後藤が真っ向から競り合うと、気迫が詩美と舞華にも伝わる。詩美がジャーマンで前に出たもの、後藤&舞華は同時頭突きで応戦。舞華は炎華落とし(変型サイドバスター)でチャンスを掴んだ。

 急行した棚橋は舞華にビンタをぶちこんでどよめきを誘うが、ここから後藤の牛殺し、詩美のスリングブレイド、舞華のローリングエルボーが連鎖。舞華は棚橋を見事にバックドロップでぶん投げると、詩美にラリアットを浴びせる。しかし、詩美も引かず。最後はトーチャーラックボム、ハイジャックボムとたたみかけて3カウントを奪った。

 勝利を手にした棚橋と詩美は入場ゲート付近でダブルのエアギターを披露。新日本ファンとスターダムファンの両方から大歓声を浴びた。

 バックステージで棚橋は「凄え良い刺激をもらいましたよ。やってて本当に目の前に広がる景色が常に新しくて、横に詩美選手がいる。こういうのがまたプロレスを進化させてくれるんだと思う」と逸材タッグに手応え。詩美も「3つのミックスドマッチがあったわけですけど、その中でもこの試合、その中でも特に林下詩美と棚橋弘至さんのイケメン逸材タッグが輝いていたんじゃないかなと思います」と満足げだった。

 詩美が「とても初めてとは思えないぐらい意思の疎通が、やっぱりイケメン同士だからか取れてしまって、今日で終わるにはもったいないなと思うので、また何かの形で一緒にできたらなと思います」と逸材タッグ継続をアピールすると、棚橋も乗る気に。ルール変更も提案しつつ、「次も組みたいけど、闘いたくもあるな」と詩美との対戦も視野に入れていた。

【試合後の棚橋&詩美】
▼棚橋「凄え良い刺激をもらいましたよ。やってて本当に目の前に広がる景色が常に新しくて、横に詩美選手がいる。こういうのがまたプロレスを進化させてくれるんだと思う。今は新日本プロレスもスターダムも、応援してくれるファンのみんなって若いと思うんだよね。そういった世代はなんの壁もなく目の前のプロレスを楽しんでくれたんじゃないかなと思います」

▼詩美「本当に新しいスターダムさん…間違えた。スターダムと…」

▼棚橋「スターダムは君!」

▼詩美「そうですね。私でした(笑)」

▼棚橋「(自分を指差して)スターダムさん、(林下を指差して)新日本さん」

▼詩美「はい…(笑) 今日はスターダムと新日本さんの新しい第1歩ということで、3つのミックスドマッチがあったわけですけど、その中でもこの試合、その中でも特に林下詩美と棚橋弘至さんのイケメン逸材タッグが輝いていたんじゃないかなと思います。とても初めてとは思えないぐらい意思の疎通が、やっぱりイケメン同士だからか取れてしまって、今日で終わるにはもったいないなと思うので、また何かの形で一緒にできたらなと思います」

▼棚橋「今日の有明の試合の結果を受けて、ルール的な部分で今回は男子vs男子、女子vs女子での闘いが基本になりましたけど、ルールを緩めてはいいんじゃないかなってね。僕の感覚でね、思いますけど、そのへんをフレキシブルにやっていけるのがプロレスというジャンルの一番面白いところだから。次、またあると信じて。次、また組みたいなあ」

▼詩美「ぜひ!」

▼棚橋「次も組みたいけど、闘いたくもあるな」

▼詩美「ああ! イケメン対決ですか?」

▼棚橋「イケメン対決だったら、俺はだいぶ髪型で誤魔化してるところがあるから(笑)」

▼詩美「私は顔も髪も仕草も全部イケメンなんで」

▼棚橋「まあでも本当にね、今日も勝てたし、いいスタートを切れたし、コロナ禍っていう状況ではあるけれども、その中で知恵を絞って皆さんに、ファンの方に喜んでもらえる大会を、そして試合をっていう思いは新日本もスターダムも変わらないんで、これからも頑張っていきましょう。ありがとうございました」

▼林下「ありがとうございました!」

【試合後の後藤&舞華】
▼後藤「女子とタッグを組む。新日本プロレスも新時代に突入したなという気がしますね。ただ、1歩踏み込んだからにはここで終わりたくないですね。今日の舞華さんとのタッグ、ここから始まると。(ここで舞華が拍手をしながら入って来ると)ありがとうございました」

▼舞華「よくぞ言ってくれました。ちょっと負けちゃったけど、見てました?」

▼後藤「見てましたよ」

▼舞華「棚橋弘至、ぶん投げてましたよ」

▼後藤「ぶん投げた。次に繋がる1発だったと思うよ」

▼舞華「次があるように、今日は早めに帰って、早めに寝て、明日タッグ名考えておきましょうか?」

▼後藤「はい…」

▼舞華「早めに消灯しますんで、私も。おやすみなさい。ありがとうございました」

▼後藤「…消灯!」

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