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11/21【新日本】40歳誕生日に鷹木がタイチとのKOPW戦受諾 「代々木に行ってやる」

『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr.TAG LEAGUE 2022』後楽園ホール(2022年11月21日)
△鷹木信悟&内藤哲也&高橋ヒロムvs鈴木みのる&エル・デスペラード&タイチ△

 40歳の誕生日を迎えた鷹木が、タカタイチ興行12・19代々木大会でのKOPW戦を受諾。「19日、代々木に行ってやる」と吠えた。

 本日、40歳の誕生日を迎えて、YouTubeチャンネルも開設したKOPW保持者の鷹木。11・12安城大会では挑戦を迫るタイチにピンフォール負けを喫したものの、タイトル戦は拒否していた。次期防衛戦を「年内最後に相応しい場所」でのメインイベントで実現したいと考えている鷹木に対し、前日の有明大会でタイチがタカタイチ興行12・19代々木第2体育館大会メインでの対戦を提案。鷹木は「明日答えを出す」と明言していた。

 この日、タイチは鈴木&デスペラード、鷹木は内藤&ヒロムと組んで対戦。ゴングを待たずにタイチが鷹木を蹴り飛ばして試合はスタートする。2人は場外でローキックや逆水平を打ち合って火花。リングアウト寸前で滑り込むと、チョーク攻撃で競り合った。

 来年の1・4東京ドーム大会でIWGPジュニア王座を懸けた4WAY戦を控えるデスペラードとヒロムもテレビ実況席の王者・石森太二に見せつけるように、チョップ合戦を展開。鈴木の援護を受けたデスペラードはマフラーホールドに固めるが、ここは内藤のカットが間に合った。ヒロムはホイップしてのシットダウン式パワーボムで痛み分けに持ち込む。

 再び鷹木とタイチが対峙すると、2人はさらにヒートアップ。タイチがスピンキックを放てば、鷹木も先読み合戦から左腕ラリアットを振り抜いて雄叫びを上げる。続くパンピングボンバーはタイチがアックスボンバーを合わせて相打ちに。組み合って相撲対決になると、ロープ際でタイチが上手投げを決めて場外に投げ捨てた。

 場外戦に移行すると、場内はさらに大混乱。鈴木と内藤、デスペラードとヒロムも場外乱闘を繰り広げる中、タイチと鷹木は鉄柱や壁に投げつけ合い、意地になってラリアットの相打ちを繰り返す。どちらも引かず、ついには揃って崩れ落ちると、そのまま両者リングアウトとなった。

 一応の決着がついたあとも、鷹木とタイチは場外乱闘を繰り広げる。リングに上がって対角線のコーナーから同時に突っ込むと、なおもラリアットで何度も正面衝突したが、決着はつかない。気持ちが抑えきれなくなった鷹木は地声で「19日、代々木行ってやるよ。あとはお前の誠意見せろ」とアピールしながらリングをあとに。タイチは「KOPW決定だ!」と叫んでみせた。

 バックステージでも鷹木とタイチは対峙。鷹木は「今日は何だ? あの終わり方はよぉ。バースデーだぞ、40歳の記念日! 何だあの無効試合だか両者リングアウトだか知らねぇけど。リング上で決着つけなきゃ意味ねぇだろ! 3回目だぞ、3回目だぞ争奪戦」と怒りをぶつけた。

 一方、タイチは「分かった分かった。今日は怒んないでくれよ。悪かった。悪かったよ。お前の気持ちを察してなかった。悪かった。今日は誕生日なんだろ?」と謝罪しつつ、サプライズで誕生日ケーキを持ち込み、鷹木を祝福。しかし、最後の最後で裏切り、鷹木の顔面をケーキに激突させると、さっさと控え室へ。怒りに震える鷹木だったが、「顔も真っ白だけど、頭も真っ白だよ。タイチ! やってやるよ。19日、代々木大会行ってやるからな! こんな形になったけど、俺はイチゴ好きだからな、お前のプレゼント、ありがたく受け取っとくよ。このプレゼントのお返しは、19日、強烈なのを返してやるからな。覚えとけよ!」と報復を予告した。

【鈴木の話】「内藤! お楽しみは、リーグ戦だ!」

【デスペラードの話】「あー…しょうがねぇ。エキサイトしてリングアウト。しょうがねぇ。(自分も)テンション上がっちゃって、『戻れ』も何も言えなかったからよ。ヒロム、ようやくだ。(チョップの打ち合いで真っ赤になった胸板を示し)楽しいな! お前の相手してるのは楽しいよ。今日みたいにな、解説に座ってなーーーんにも絡んでこないヤツとは違う。全然違うよ。口先だけじゃねぇ。アイツは行動には起こしてたかもしれない。でも俺たちには届いてない。実際、声も痛みも届いてるのはヒロムだけだ。オイ、ワト、オマエは今何してる? まぁ、俺が知らないだけなんだけど。(立ち去りながら)何してんだ、アイツ?」

【ヒロムの話】「(インタビュースペースへの階段を下りながら)オイ、デスペラード! どこ行った? 面白いな! やっぱ楽しいよ、アイツとやるのは。(壁を何度も叩いて)あ、ごめん後楽園。アイツとやるのはメッチャクチャ楽しいし興奮するんだよ。おーいおーい、いいじゃん! このシリーズ終わりに(チョップの打ち合いで真っ赤になった胸板を示し)この胸は一体どうなっているんでしょうか。どれほど腫れて、そしてどれほど鮮血にまみれているんでしょうか。それを感じるのが楽しみだ。この痛みこそアイツとやってる証拠だ。オイ、チワワ! テメーのんびり解説してんじゃねぇぞ! 俺とデスペラードで盛り上げちまうぞ。盛り上がっちゃうぞ! オー、チワワ! 遊ぼうぜ! (ハッとした表情で)ワトがいたな…。アイツは何やってるんだワト。全然いいですよ。遊びに来てください。マスター・ワト選手、試合がない日でも、ね! 試合に介入するのはあんまりよくないから、このコメントブースに来るのは自由なんじゃないでしょうか。ぜひ、マスター・ワト選手、お考えください。一応、アンタに俺、負けてるんでね!」

【内藤の話】「今日から開幕したタッグリーグ、内藤&SANADA組の初戦は明日なわけで。明日対戦するオーカーン&ヘナーレ組の研究をするために、買ってきましたよ。(オーカーンの著書を取り出すが上下逆さまで見せ、逆さまのままページを開いて読むと)帝国広報様のお仕事? なかなか興味深いねぇ。明日の参考にさせていただくよ、カブロン! (立ち去りながら読み続けるも、本は逆さまのまま)ほう、なかなかいいねぇ…」

【試合後の鷹木、タイチ】

▼鷹木「最後! 言った通りだよ。12・19! 代々木体育館。行ってやるよ。タイチ、タイチ! どうも俺はお前が…。(タイチ&金丸&中野たむ&なつぽいが表紙の週刊プロレス最新号を取り出し)何だコレ? 女子と、誌面飾って…」

▼タイチ「何だコラ!」

▼鷹木「おぉ、来たか! 来ると思ったぜ!」

▼タイチ「やるんだな? やるっつったな?」

▼鷹木「俺が言ったのは、19日、代々木体育館に行くと言った。お前とやるかどうかはなぁ、ハッキリ言ってねぇぞ。(週プロを示して)何だコレ? 女子とイチャイチャしやがって」

▼タイチ「だから何だ?」

▼鷹木「誌面飾ってふざけやがって! 俺がいつも誌面飾ったら文句言ってんだろ! 何だこの金丸の顔! 全然やる気ねぇだろ! こんなんで誌面飾るなよ!」

▼タイチ「知らねぇよ! どっかいたんだろ? タイプの女でもいたんじゃねぇか。上の空だよ。それでも誌面飾れんだよ、俺らは。あ〜、お前嫉妬してんだな俺らに。モテねぇから」

▼鷹木「おお! コレ見たらちょっとうらやましいじゃねぇか!」

▼タイチ「40歳のオヤジがよぉ、ひとりぼっちで何やってんだ」

▼鷹木「はぁ? 代々木行くと言ったけど!」

▼タイチ「何しに行くんだ」

▼鷹木「KOPWの争奪戦だよ!」

▼タイチ「やるんだろ? 俺とやるしかないだろ。メインイベント用意してやるから。2000人、声出し、お前の言う通り全部用意してやるから」

▼鷹木「おいしいシチュエーションだよ」

▼タイチ「何が文句あんだ? 言ってみろ」

▼鷹木「今日は何だ? あの終わり方はよぉ。バースデーだぞ、40歳の記念日! 何だあの無効試合だか両者リングアウトだか知らねぇけど。リング上で決着つけなきゃ意味ねぇだろ! 3回目だぞ、3回目だぞ争奪戦。誌面飾ってる場合じゃねぇぞ! 何だオマエ、ミックスドマッチのベルトって。KOPWしっかりしろよ!」

▼タイチ「分かった分かった。今日は怒んないでくれよ。悪かった。悪かったよ。お前の気持ちを察してなかった。悪かった。今日は誕生日なんだろ?」

▼鷹木「おお!40歳のな」

▼タイチ「昨日さんざん言ってたもんな。どうせお前はひとりぼっちだろうと思ってな」

▼鷹木「1人でインスタライブしてたよ」

▼タイチ「(週プロの表紙を示し)お前はこんな相手もいないだろうしな」

▼鷹木「ビジネスだろ! 金丸の顔がビジネスって顔してんじゃねぇか!」

▼タイチ「金丸は分かんねぇけど、俺らは分かんねぇよ」

鷹木「お前もなぁ、(アイマスクで)目ぇ隠してるから分かんねぇよな。で? プレゼントでも用意してくれたのか?」

▼タイチ「だと思ったよ。今日だけはノーサイドだ。せめて今日はお前の誕生日だから、少しでもやる気出してくれるのかなと思ってよ。今日はちゃんと用意してあるんだよ。今日はノーサイドだから。岡本、ちょっと例のアレ持ってこい」

※東スポの岡本記者がイチゴの乗ったバースデーケーキを持ってくる

▼鷹木「おぉ、いいねぇ!」

▼タイチ「♪ハッピー・バースデー・トゥー・ユー! ハッピー・バースデー・トゥー・ユー!」

▼鷹木「(ケーキを投げつけられるのを警戒し、腰が引けた体勢になって)いや、待て待て待て!」

▼タイチ「ハッピー・バースデー・ディア・鷹木ブー! ハッピー・バースデー・トゥー・ユー!」

▼鷹木「(腰が引けたままで)おぉ、俺、イチゴ好きなんだよ!」

▼タイチ「(ケーキを持って距離を詰める)おめでとう、信悟君」

▼鷹木「ベチャ! とかそんなのはいいから」

▼タイチ「この時代、そういうのは怒られるから。この時代、ダメなんだよ」

▼鷹木「そうそう、この時代、ダメだから」

▼タイチ「今日はノーサイドだから。今日はお前へのプレゼントだから」

▼鷹木「おお、お前からプレゼントもあるんだったら」

▼タイチ「これで決定だな」

※鷹木がまだ投げつけられるのを警戒すると

▼タイチ「そういうのナシ(鷹木の前にケーキを差し出す)」

▼鷹木「(ケーキの上のプレートを見て)ていうかお前、名前書いてねぇじゃねぇか!」

▼タイチ「書いてるって!」

▼鷹木「どこが! (顔を近づけると、タイチが後頭部を掴んでケーキに顔面を突っ込ませる)」

▼タイチ「誕生日おめでとう! (ケーキやイチゴを)落とすなよ! これでおいしいケーキを食べて、12・19…(イチゴを)拾えよ、ちゃんと! 粗末にすんなよ。19日、これで発表するからな! よし、決まったぞ岡本! 書け! (先に控室へ)」

▼鷹木「(ケーキまみれの顔で)食べ物を粗末にするな! 顔も真っ白だけど、頭も真っ白だよ。タイチ! やってやるよ。19日、代々木大会行ってやるからな! こんな形になったけど、俺はイチゴ好きだからな、お前のプレゼント、ありがたく受け取っとくよ。このプレゼントのお返しは、19日、強烈なのを返してやるからな。覚えとけよ!」

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