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11/21【新日本】ゼイン&リンダマンが白星一番乗り KUSHIDAが2ヶ月ぶり復帰も

『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr.TAG LEAGUE 2022』後楽園ホール(2022年11月21日)
「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022」公式リーグ戦 ○アレックス・ゼイン&エル・リンダマンvsKUSHIDA&ケビン・ナイト×

 KUSHIDAが2ヶ月ぶりに復帰を果たしたものの、ゼイン&リンダマンがジュニアタッグリーグ白星一番乗り。新顔のケビンを好連係で葬った。

 GLEATのG-REX王者でスーパージュニアを席巻したリンダマンは、#STRONGHEARTSの元盟友ですっかり人気者になったゼインと組んで、タッグリーグにエントリー。公式戦1試合目として、KUSHIDA&ケビンと激突した。手足口病のために欠場していたKUSHIDAは2ヶ月ぶりの復帰戦となった。

 復帰戦となったKUSHIDAが先発。NXTで対戦経験のあるゼインと気迫のこもったグラウンド戦を繰り広げた。初来日のケビンはリンダマンと対峙。リープフロッグなどで驚異的な跳躍を披露し、場内をどよめかせる。KUSHIDA組はクイックタッチでリンダマンの両手を痛めつけた。

 リンダマンとゼインもチームワークを発揮。スピーディにたたみかけると、ゼインがケビンに前転式サイドバスターを決める。ケビンの指に噛みつくと、戸惑いながらリンダマンも「いただきます!」と腕に噛みついて追撃。しかし、ケビンも風車式バックブリーカーでリンダマンに一矢報いる。

 KUSHIDAとゼインが再び対峙。KUSHIDAはランニング掌底など挟みつつ、左腕に集中砲火を浴びせると、ケビンとの連続攻撃も華麗に決まる。リンダマンが介入してもケビンが前転式ジャンピングボディプレスを投下。KUSHIDAがリンダマンを腕ひしぎ逆十字固めに捕らえると、試合権のあるケビンはゼインを逆エビ固めで絞め上げた。

 ケビンが高さのあるドロップキックでゼインの顔面を射抜いて好機。KUSHIDAがゼインを肩車すると、ケビンは脅威の跳躍力を発揮してドロップキックを放つ。だが、リンダマンがフォールするケビンをジャーマンで引っこ抜くと、KUSHIDAのハンドスプリングエルボーをキャッチしてここでもジャーマンをズバリ。最後はリンダマンの熊殺し(変型一本背負い)からゼインがシナモンツイストを投下して、一気にケビンを仕留めた。

 ゼイン&リンダマンが連続攻撃でケビンを下し、ジュニアタッグリーグ白星一番乗りを果たした。バックステージでは「#STRONGHEARTSフォーエバー!」と口を揃えて絆をアピールした2人。リンダマンは「今回のSUPER Jr. TAG LEAGUEはただ目立つだけじゃないぞ! しっかり#STRONGHEARTSがテッペン取りに行くからよ。誰とやっても楽しみだ」と自信を漂わせ、「ただ俺が一番狙ってるのは…! YOHだね」とYOHに照準を合わせた。ゼインも「俺たちはたった今KUSHIDA&ケビン・ナイト組に勝った。他のチームも覚悟することだな。今回、ザ・ソースは一人じゃないぞ。今回はアレックス・ゼインとリンダマンのSAUCEHEARTSだ。俺たちが生きたまま食ってやる! イタダキマス!」と吠えていた。

 一方、復帰戦で勝利を飾れなかったKUSHIDAは「両国穴開けてしまったこと、申し訳なく思ってます。まだまだ実力不足、修行不足ってことでしょう。こっからまた積み上げていくしかないでしょう」と敗戦の弁。それでも「また、いろんなものを全てプロセスにして。ケビンとのタッグ、優勝はもちろん、チャンピオンチームとの対戦に勝つのももちろん、チームとしてのクオリティ、完成度を上げて、闘いたい相手、そういうものを見つけていきたいですね」と前向きだった。


【試合後のゼイン&リンダマン】

▼リンダマン「(英語で)イェー、サンキュー、アレックス!」

▼ゼイン「アリガトウゴザイマシタ! サンキュー!」

▼リンダマン「#STRONGHEARTSフォーエバー!」

▼ゼイン「イェー! #STRONGHEARTSフォーエバー!」

▼リンダマン「アレックス・ゼインが初めて日本に来た時から、俺たちは#STRONGHEARTSでやってきて、今回の、もう終わっちゃった。スーパージュニア、完全に、優勝は俺たち逃したけどよ、スーパージュニアの主役、アレックス・ゼインとエル・リンダマンで間違いなかったんじゃねーのか、オイ。オイ! 今回のSUPER Jr. TAG LEAGUEはただ目立つだけじゃないぞ! しっかり#STRONGHEARTSがテッペン取りに行くからよ。誰とやっても楽しみだ。ただ俺が一番狙ってるのは…! YOHだね」

▼ゼイン「このままトップまで突っ走るぜ!」

▼リンダマン「アレックス、プリーズ」

▼ゼイン「#STRONGHEARTS&SAUCEHEARTS。俺たちはこのSUPER Jr. TAG LEAGUEで最もホットでジューシーなチームだ。対角線に立つチームが誰であろうと関係ない…。君は脂っこい物は食べないんだよな?」

▼リンダマン「(英語で)脂っこくないのしか食べない! ダイエット! ダイエット!」

▼ゼイン「ダイエット。じゃ、脂肪の少ない食事だけに徹する。俺たちはたった今KUSHIDA&ケビン・ナイト組に勝った。他のチームも覚悟することだな。今回、ザ・ソースは一人じゃないぞ。今回はアレックス・ゼインとリンダマンのSAUCEHEARTSだ。俺たちが生きたまま食ってやる! イタダキマス!」

▼リンダマン「GLEATしようぜ! ヨシッ!」


【試合後のKUSHIDA&ケビン】

▼KUSHIDA「気にすんな」

▼ケビン「すまない、KUSHIDA」

▼KUSHIDA「いやいや、いいんだ…」

▼ケビン「すまない。俺たちはLA道場で一緒にトレーニングをしたんだ。KUSHIDAサンは未来への道を作る手助けをしてくれた。だけど今日は、計画通りにはいかなかった。俺たちにはまだ、やるべきことがある。このSUPER Jr. TAG LEAGUEで優勝して、ジュニアタッグのベルトを獲るのが俺たちの最大の目標なんだ。俺はKUSHIDAサンと、シバタサンから学んだ闘魂を信頼している。俺たちがジュニアタッグを制するのは間違いない」

▼KUSHIDA「両国穴開けてしまったこと、申し訳なく思ってます。まだまだ実力不足、修行不足ってことでしょう。こっからまた積み上げていくしかないでしょう。積み上げていくしかない。また、いろんなものを全てプロセスにして。ケビンとのタッグ、優勝はもちろん、チャンピオンチームとの対戦に勝つのももちろん、チームとしてのクオリティ、完成度を上げて、闘いたい相手、そういうものを見つけていきたいですね。ありがとうございました」

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