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11/23【新日本】Jr.タッグ王者・TJP&アキラが開幕2連勝 人気者ゼインを逆転料理

『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr.TAG LEAGUE 2022』東京・アリーナ立川立飛(2022年11月23日)
SUPER Jr.TAG LEAGUE公式戦 ○TJP&フランシスコ・アキラvsエル・リンダマン&アレックス・ゼイン×

 ジュニアタッグ王者のTJP&アキラがジュニアタッグリーグ開幕2連勝。人気者のゼインを逆転料理した。

 IWGPジュニアタッグ王者のTJP&アキラはリーグ開幕戦でYOH&リオ・ラッシュを撃破。王者としてリーグ戦を制し、その先に新春1・4東京ドーム大会での防衛戦をすでに見据えている。2戦目の相手はスーパージュニアでも存在感を発揮したゼイン&リンダマンの人気者コンビ。両チームの顔合わせは白熱の一戦となった。

 のっけからメインイベントらしく戦いは一進一退。両チームともに連係も冴え渡り、新日本初進出となった立川立飛アリーナも熱を帯びる。

 先にチャンスを掴んだのはTJP&アキラ。リンダマンの抵抗を受けながらも、合体フェイスクラッシャーを決める。ザ・リーニングタワーはゼインに妨害されるが、リンダマンにダイビングフットスタンプ&ファイナルカットをズバリ。TJPはフロッグスプラッシュを投下した。

 ゼインが何度もカットに飛び込むと、リンダマンも奮起。4人大の字に持ち込むと、2人での連続スープレックスやジャーマン&トラースキック、リンダマンのトペコンヒーロなど猛攻を浴びせた。そして、リンダマンの熊殺し(変型一本背負い)、ゼインのシナモンツイストを連続してTJPに仕掛ける。

 必勝パターンだったが、アキラがTJPの足を引っ張ってゼインの自爆を誘発した。リンダマンが場外に排除されてしまうが、それでも引かないゼインが孤軍奮闘。ジャンピングニーやラリアットを連発し、TJPにTACOドライバーを狙う。だが、TJPは狙いすまして丸め込み、技ありの3カウントを奪った。

 熱戦の末に人気者のゼインを破ったTJP&アキラが無傷の連勝。TJPが開幕戦と同じく「キャッチ・ツー・ツー」とマイクで叫んで大きな拍手を巻き起こすと、セコンドに付いたUNITED EMPIREのギデオン・グレイが「これがUNITED EMPIREの力だ!」と日本語で叫んで立川大会はフィナーレとなった。

 バックステージでTJPは「俺たちはもう次のレベルに行っている。もしかしたらこの地球上ではない。宇宙レベルにまで行ってるかもしれない。その違い、その変化をみんなも感じてくれた来意と思うよ」と自信満々に豪語。アキラも「俺はチャンスを絶対逃さない男だ。このシリーズはすごく大事だし、年が明けたらチャンピオンとして年間最大のショー、東京ドームにも出場できる。そこで、なぜこのベルトが自分の元にあるのか。そして自分がナンバーワンであることを証明してやる」と高らかに宣言した。

 次戦となる11・25桐生大会では11・5大阪大会で返り討ちにしたばかりのBUSHI&ティタンと対戦するTJP&アキラ。今の2人に死角はない。ジュニアタッグリーグ序盤は誰がこの2人を止めるのかが焦点となりそうだ。

【試合後のTJP&アキラ、グレイ】

▼グレイ「みんな感じてるか? 世代交代の波を感じてるか? いま、このSUPER Jr.TAG LEAGUEは最高の世代なんだ。これまでApollo55、フォーエバー・フーリガンズ、モーターシティ・マシンガンズ、reDRagonなどなど、歴史に名を残すタッグチームがいたが、彼らと同等のタッグチームがCatch2/2なんだ。だからこそ、お前らは目を離さずに見ておくべきだ。どんなに厳しい時代でも、どんなに大変な試合でも、あいつらは必ず力を見せてくれる存在なんだ。チャンピオン、Catch2/2、お前らの話をしてたんだよ。入ってこいよ!」

※呼び込まれて、TJPとアキラが登場すると

▼TJP「この小さな国で、ちょっとロックンロールをキメてやったぜ。楽しさもあり、ちょっとしたシリアスさもある試合だったろう? 今日はみんなに次元の違いを見せられたはずだ。ゼイン、田口、リンダマン、ヤツらのおちゃらけはもう十分だ。俺たちはもう次のレベルに行っている。もしかしたらこの地球上ではない、宇宙レベルにまで行ってるかもしれない。その違い、その変化をみんなも感じてくれたらいいと思うよ。これで2勝。これからまだまだ勝利を重ねてポイントを取っていくし、俺の横には最高のパートナーであるファイヤーボールもいてくれるしな」

▼アキラ「俺はチャンスを絶対逃さない男だ。このシリーズはすごく大事だし、年が明けたらチャンピオンとして年間最大のショー、東京ドームにも出場できる。そこで、なぜこのベルトが自分の元にあるのか、そして自分がナンバーワンであることを証明してやる。(以下、イタリア語で話す)」

▼TJP「(控室へ向かいながら)今アキラは何て言った? 俺は彼の字幕係なんだよ」


【試合後のゼイン&リンダマン】

▼リンダマン「ヘイヘイヘイヘイヘイヘイ! (ゼインに)アレ返してたよ! キックアウト! チクショー! 昨日ちょっと、YOHの名前とかも出してみたけど、今日に関してはなんせチャンピオンチームだったからな。いまのこのSUPER Jr.TAG LEAGUEで、いまのところ1番強いとされてるチームだ。たしかに、今日俺たちは少しの差で負けたけど、そんなに差はないんじゃないか。しっかりこのままステップアップして、仙台、ファイナル」

▼ゼイン「仙台、決勝戦? そこでリベンジマッチか?」

▼リンダマン「イエス!」

▼ゼイン「仙台で、俺とお前でリベンジだな。SUPER Jr. TAG LEAGUE、獲ってやろうぜ。アキラ、俺はお前には、すでにBEST OF THE SUPER Jr.で勝ってるからな。仙台でしっかりと決勝戦に進み、そこで勝利を収めよう。そして次の試合で会う時には、いま以上に集中力を高めて、力を発揮してやるからな。今日は首の皮1枚つながってお前らが勝てたけど、そんな実力じゃ俺には勝てねぇぞ。俺にはいままで勝ってきたヤツらの皮があるしな。TJP、お前らなんかより俺のほうがよっぽど強いということを、仙台で見せてやるぜ。お前らなんか、生きたまま食ってやる! イタダキマス!」

▼リンダマン「GLEATの大会を休んでまで来たんだ。何かひとつ持って帰るぞ。それは新日本のお客さんか、それともテッペンか、YOHとの何かか……」

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