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11/23【全日本】諏訪魔組がVM対決制してようやく2勝目も 京平レフェリーが報復スリーパー

『2022世界最強タッグ決定リーグ戦』愛知・名古屋国際会議場(2022年11月23日)
「2022世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦 ○KONO&諏訪魔vs斉藤ジュン&斉藤レイ×

 諏訪魔&KONOがSAITO BROTHERSとのブードゥー・マーダーズ対決を制し、ようやく2勝目を挙げた。が、試合後、諏訪魔が和田京平レフェリーにスリーパーで報復されてしまった。

 世界タッグ王者としてタッグダブル制覇を狙う諏訪魔&KONOだが、ここまで4戦を消化して勝ち点2.早くも5失点を喫し、黄信号が点灯しつつある。5戦目となったこの日の相手はジュン&レイ。妥協なきVM同門対決となった。

 試合はSAITO BROTHERSの奇襲によって場外戦で幕開け。序盤から荒れた展開で出鼻をくじかれた諏訪魔とKONOは劣勢に。諏訪魔がジュンのジャンピングニーとレイの河津落としを同時に食らい、ジュンにジャンピングボディプレスで攻め込まれてしまう。諏訪魔も強烈なラリアットで反撃し、KONOが立て直しを図ったものの、ジャイアントニーを狙ってコーナーに上がるとレイのイス攻撃で妨害され、合体ラリアットの餌食となった。

 それでもKONOはサンドイッチラリアットを狙ったジュン&レイを同士討ちさせて突破口を開いた。左右のヒザ蹴り連打を浴びせ、レイが張り手、ショートレンジラリアットで応戦しても、パイルドライバーは決めさせず。ネックハンギングボムで叩きつけた。ジュンが飛び込んでも諏訪魔がバックドロップで撃退。すかさずKONOがランニングニー、ジャイアントニードロップとたたみかけてレイから3カウントを奪った。

 VM対決を制した諏訪魔&KONOが2勝目をゲット。勝ち点4をマークした。残る公式戦は12・4大阪大会の土肥羆戦、12・7後楽園大会の永田&安齊戦のみ。首位の石川&サイラスがすでに6点をマークしており、優勝するには連勝が絶対条件となる。

 立て直しに成功したVMコンビだが、試合後、悪夢が待っていた。諏訪魔が京平レフェリーにスリーパーで絞め上げられたのだ。11・20那須大会では諏訪魔が67歳の誕生日を迎えた京平レフェリーをスリーパーで絞め上げる暴挙を働いたが、諏訪魔45歳の誕生日となったこの日、京平レフェリーが意趣返しした形となった。これには諏訪魔の怒りが爆発。「ふざけんな、和田京平! 素人が首絞めて! ヘッタクソなんだよ、お前! 素人だ、あいつは! 許さないよ、覚えとけよ!」と怒声を上げ、報復を予告していた。

【試合後の諏訪魔&KONO】
▼KONO「あぁ、痛ぇ」

▼諏訪魔「勝ったんだよな?」

▼KONO「勝った。3つ獲ったよ」

▼諏訪魔「何なんだよ、あいつら。和田京平だろ!」

▼KONO「試合中、相手有利なんだよ、いっつもいっつも」

▼諏訪魔「ふざけんな、和田京平!」

▼KONO「俺らレフェリーも敵か? 対戦相手も敵か? 何人が敵だ? 一番正々堂々と試合してるのに何で俺たちがやられなきゃいけないんだ?」

▼諏訪魔「素人が首絞めて! ヘッタクソなんだよ、お前! 素人だ、あいつは! 許さないよ、覚えとけよ!」

▼KONO「やり返そう、やり返そう」

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