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11/26【新日本】鈴木&アーチャー2連勝 11年目の鈴木軍「目指すもの見えてきた」

『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr.TAG LEAGUE 2022』神奈川・藤沢市秋葉台文化体育館(2022年11月26日)
WORLD TAG LEAGUE 2022公式戦 ○ランス・アーチャー&鈴木みのるvs棚橋弘至&矢野通×

 11年ぶりの優勝を狙う鈴木&アーチャー組がWORLD TAG LEAGUE公式戦で“トオルとヒロシ"矢野&棚橋組を撃破。無傷連勝とした鈴木は、鈴木軍として「目指すものが見えてきた」と意味深に予告した。

 久々のタッグ結成で、バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ組を破って白星発進を決めた鈴木&アーチャー。迎えた2戦目では相変わらずの学ラン・ヤンキースタイルな“トオルとヒロシ"からメンチを切られまくった。

 横浜の元“ホンモノ"である鈴木も、矢野から「このシャバ僧が!」と頭をハタかれてヤンキー魂に着火。おぞましいほどのガン飛ばしで威圧すると、上下関係を叩き込むように、絞め技を織り交ぜながら矢野をいたぶった。

 さらにアーチャーが現れると、矢野は「怖い!」と一目散に逃走。ヤンキーにあるまじき弱腰をみせつつも、棚橋の張り手→スクールボーイでアメリカン・サイコから3カウントをかすめ取りにかかる。

 軽々とキックアウトしたアーチャーも、棚橋&矢野のダブル攻撃をまとめてボディプレスで鎮圧。矢野の急所攻撃も鈴木&アーチャーがことごとく先読みし、一気にコーナーに押し込んでスプラッシュでプレスしたアーチャーが、落差十分のブラックアウトで完璧な3カウントを奪ってみせた。

 偽ヤンキー・コンビを軽々と破って開幕2連勝。「なぜ2011年のタッグリーグを制した後、俺とランスはタッグを組まなかったか。今日みたいに、すべて俺たちが勝ってしまうからだ」と鈴木は豪語した。

 続けて「今言った2011年、鈴木軍ができた年だ。俺と、TAKAみちのく、そしてタイチ、あのランス・アーチャー。そうやって始まったんだ。あれからずいぶん時間たったよな。みんな、それぞれがそれぞれ力をつけてな」と思いをめぐらせると、「だから俺は海外へ行った。海外に行って、まだ見ぬ、まだ見たことのない、触れたこともない、どこの誰も知らないようなヤツらと、50回闘ってきた。わかったことが山ほどある。感じたものも山ほどある。そこで、完全に見えてきたんだ。俺たちのこれからが。俺たちの目指すところ、俺たちの向かうところ。俺たちがぶちのめすところ。それが見えてきた。すごく気になるだろ? また明日」と意味深に予告。

 あす(27日)の名古屋大会では、今リーグ戦の台風の目となりつつある“オージーオープン"マーク・デイビス&カイル・フレッチャー組と激突する。

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