プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

11/27【新日本】TMDKが逆転2勝目 拷問軍総出も両リーグで全敗続く

『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr.TAG LEAGUE 2022』愛知県体育館(名古屋市)(2022年11月27日)
「WORLD TAG LEAGUE 2022」公式リーグ戦 ○マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイストvsEVIL&高橋裕二郎×

 総出で襲いかかってきた拷問軍に追い込まれながらも、TMDKが逆転の勝利を上げて、WORLD TAG LEAGUE2勝目。拷問軍はSUPER Jr. TAG LEAGUEも合わせてユニット全敗継続となった。

 ヘイスト&ニコルスのオリジナルTMDKは開幕戦でアレックス・コグリン&ゲイブリエル・キッドに快勝したものの、前夜の2戦目ではグレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレに敗れてここまで1勝1敗。大事な3戦目にHOUSE OF TORTUREのEVIL&裕二郎と対決した。

 あとから入場したTMDKを拷問軍のセコンド・SHO&ディック東郷が背後から襲撃。ゴング前から4人がかりでTMDKを暴行した。ようやくゴングが鳴ると、ヘイストが正攻法で反撃に出るが、EVILはレフェリーとの交錯を誘って無法地帯を作り上げる。

 再び4対2の状況になると、EVILはヘイストを花道に連行してブレーンバスターを強行。裕二郎もニコルスをイスで殴りつけて流血に追い込むと、場内は「帰れ」コールに包まれた。リングに戻ると、拷問軍は総出でヘイストにストンピングを乱射。EVILはタバコを吹かし、上腕に押しつける。裕二郎も追随し、ヘイストを徹底的に痛めつけた。

 ヘイストが意地のエルボースマッシュで裕二郎を打ち倒すと、怒りに震えるニコルスが登場。裕二郎をDDTで突き刺し、串刺しラリアットを連発して報復する。EVILのラリアットを避けて裕二郎に誤爆させると、両腕ラリアットで拷問軍をねじ伏せた。

 SHOが注意を引きつけると、そのスキを突いてEVIL&裕二郎が逆転。ニコルスに面白いように連続攻撃を浴びせると、東郷がスポイラーチョーカーで拷問し、裕二郎もステッキを持ち込む。しかし、ヘイストが飛び込んで拷問軍をナデ斬りにして、SHOと東郷を場外に叩き落として逆襲。ここがチャンスと、TMDKは裕二郎にラリアット&マッケンローを決め、EVILにはバックドロップ&ネックブリーカーを繰り出した。そして、サンダーバレーで裕二郎にダメ押し。怒とうの猛攻で3カウントを奪った。

 TMDKが逆転勝利で2勝目。試合後、エプロンに座る恒例のアピールを見せると、ヘイストはマイクで「TMDK!」コールを煽った。バックステージでは興奮状態のヘイストが「TMDKはまた楽しめるようになってきたぞ! 背後からの攻撃だって? いいぜ! 武器を使いたいんだって? いいぜ! 俺の相棒を出血させたな! 額から血が流れてるぜ! けど試合は楽しかったぜ! EVIL、PIMP BOY、超楽しかったぜ!」と充実感をあらわに。ニコルスも「シェイン・ヘイストとマイキー・ニコルス、俺たちTMDKがこのWORLD TAG LEAGUEを優勝する! そして俺たちのベルトを腰に巻くんだ」と断言した。

 一方、昨年準優勝のEVIL&裕二郎は開幕3連敗。ノーコメントで控え室へ。SUPER Jr.TAG LEAGUEに出場しているSHO&東郷も4連敗中で、両リーグ合わせていまだユニット全敗中という不名誉な状況は継続となった。

プロ格 情報局