11/30【新日本】オージー・オープンが拷問軍の悪行突破で4連勝 無敗で内藤&SANADA戦へ
『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr.TAG LEAGUE 2022』ツインメッセ静岡(2022年11月30日)
「WORLD TAG LEAGUE 2022」公式戦 ○カイル・フレッチャー&マーク・デイビスvsEVIL&高橋裕二郎×
オージー・オープンが拷問軍の悪行を突破して無傷の4連勝を決めた。
デイビス&フレッチャーのオージー・オープンはここまで3連勝で単独首位。新日本参戦以来、無敗の快進撃を続ける絶好調の二人がこの日、4戦目でEVIL&裕二郎と激突した。
セコンドのディック東郷も介入するなどEVIL&裕二郎がフレッチャーに的を絞って試合を支配。セコンドのギデオン・グレイも巻き込んでの数珠繋ぎ式コブラツイストでもん絶させた。フレッチャーが高速タイガースープレックスで突破口を開くと、デイビスが両腕ラリアットでEVILと裕二郎をまとめてなぎ倒す大立ち回り。逆水平とラリアットを交互に打ち込んでEVILを攻め立てた。
だが、東郷が介入すると、EVILがコーナー金具ホイップ攻撃でデイビスを黙らせる。裕二郎はフロントハイキック、フィッシャーマンバスターの波状攻撃で追撃。インカレスラムが不発に終わると、デイビスが力任せにコーナーに叩きつけ、串刺しスライディングエルボーをグサリ。フレッチャーがドロップキックで東郷を蹴散らすと、オージー・オープンの合体ダイアモンドカッターがさく裂した。
EVILのカットが間に合うと、SHOがトーチャーツールを手にエプロンに上がってきた。注意するレフェリーにEVILがフレッチャーとデイビスを激突させて無法地帯を完成。東郷がイスで殴りつけ、4人がかりでフレッチャーとデイビスを集団暴行した。
するとオーカーンが駆けつけてリング上を一掃。オージー・オープンがトラースキックとフロントハイキックの同時発射をEVILに見舞った。すると裕二郎がステッキを持ち出したが、レフェリーが取り上げると、グレイが急所蹴りをお見舞いする好フォロー。すかさずフレッチャーとデイビスが合体技・コリオリスをさく裂させて裕二郎から3カウントを奪った。
オージーオープンが拷問軍を破って無傷の4連勝。単独首位を死守して迎える5戦目は12・2大阪大会。内藤&SANADAとの対決を控える。「このリーグに出場している中で一番功績が多いチームはあの二人だと言えるかもしれない」と敬意を表したフレッチャーだが、「優勝候補は俺たちで間違いないだろう。あいつらと違い、俺たちはここまで無敗だ」とキッパリ。「俺たちオージー・オープンがメインを張る。ここでも勝って10点に更新するぞ。俺たちは最初に予想したように全勝優勝するんだ」と完全Vを改めて描いてみせた。