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11/30【新日本】内藤&SANADA連敗 TMDKが好連係で3勝目

『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr.TAG LEAGUE 2022』ツインメッセ静岡(2022年11月30日)
「WORLD TAG LEAGUE 2022」公式戦 ○マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイストvs内藤哲也&SANADA×

 内藤&SANADAが2連敗。TMDKが好連係で3勝目をもぎ取った。

 内藤&SANADAのL・I・Jコンビはここまで2勝1敗。11・22後楽園大会の開幕戦で白星発進を飾り、内藤は3年ぶりとなる聖地での大合唱で優勝へ向けて気勢を上げた。が、11・27名古屋大会で昨年覇者・毘沙門に初黒星。立て直しを図りたいこの日の4戦目でニコルス&ヘイストのTMDKと激突したが、最悪の結果が待っていた。

 まずはL・I・Jコンビが先制。内藤がニコルスとヘイストの同士討ちを誘い、ニコルスに照準を絞ってSANADAと代わる代わる腕攻めに出る。ニコルスがラリアットで内藤を吹き飛ばして突破口を開くと、ヘイストがバックドロップでSANADAを引っこ抜いて蹴散らし、内藤にはリバースパワースラムを敢行。ニコルスとの合体雪崩式ブレーンバスターを決めた。

 劣勢となった内藤はヘイストにバックエルボーを連発し、スイングDDTで突き刺して主導権を奪い返した。SANADAが低空、正調とドロップキックを連射し、プランチャを発射。スワンダイブ攻撃、TKOをことごとく不発に終わらせたヘイストはニコルスとのブラインドタッチで幻惑し、バックドロップ&ネックブリーカーの合体技で逆襲。ニコルスがスライディングラリアット、DDTでたたみかけた。

 ならばと内藤がマンハッタンドロップ、延髄斬りで援護射撃。SANADAもTKOをさく裂させたが、ラウンディングボディプレスを空を切った。SANADAが不時着するとヘイストが旋回式ファルコンアローを敢行。内藤が飛び込んでコリエンド式デスティーノを仕掛けたが、ヘイストが阻止するとTMDKは合体フェースバスターで撃退。SANADAがオコーナーブリッジを狙っても食い止めると、合体技タンクバスターをズバリと決めて3カウントを奪った。

 内藤&SANADAが悪夢の2連敗。5戦目は12・2大阪大会でオージー・オープンと激突する。強敵相手だが、何とか連敗を止めたいところ。「2連勝からの2連敗で貯金ゼロ。SANADAの負け=俺の負け。物凄く悔しいよ」と振り返った内藤は次戦へ向けて「なかなか難しい相手だとは思いますが、俺とSANADAのWORLD TAG LEAGUEはまだまだ終わらないぜ。カブロン!」と巻き返しを誓ってみせた。

 一方、TMDKは好連係でL・I・Jを破って3勝目。次戦は鈴木&アーチャーとの対戦を控える。ヘイストが「ナイトー&SANADAからの大きな勝利だ!」と興奮気味に勝ち誇れば、ニコルスは「過去も未来も関係ない。大事なのはTMDKが制する今現在だ。俺たちはWORLD TAG LEAGUEに優勝し、次期IWGPタッグ王者となる」とタッグの勲章独占を描いていた。

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