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12/9【NOAH】謎多き新星・AMAKUSAインタビュー タダスケは「材料」、王座挑戦は「さだめ」、覇王とは「別人」

 ノアジュニアに突じょとして現れた新星・AMAKUSA。金剛興行となる12・18新木場大会ではタダスケとの一騎打ちに臨み、N Innovation12・23新宿大会ではダンテ・レオンのGHCジュニア王座にいきなり挑戦する。その外見はかつてタダスケとのノア追放マッチに敗れて姿を消した覇王に瓜二つだが、本人は“別人"と主張。伝説の天草四郎を思わせる古風な語り口。その謎に迫りつつ、タダスケ戦、ジュニア王座戦に向けた思いを聞いた。

【AMAKUSAインタビュー】

――まず、タダスケは『お前覇王やろ!』と言っていたが、覇王選手とは別人?

▼AMAKUSA「はい、別人です。我(われ)の名はAMAKUSA。以後、お見知りおきを」

――AMAKUSAというリングネームに込められた思いは?

▼AMAKUSA「我が故郷の名。そこに込められた思いは、観ている皆さまが試合すべてを通して感じていただけたらと思うております」

――これまでどんなキャリアを積んできた?

▼AMAKUSA「(※しばし思い出そうとして思い出せず)うーん…有明アリーナ大会以前の記憶は……。ここでは過去を述べる必要はないかと思うております」

――まだまだ謎が多いが、こだわりの技や動きというのは?

▼AMAKUSA「それも試合のすべてを通して、我の“妙技"をご覧になっていただければと思うております」

――なぜノアジュニアを闘う場に選んだ?

▼AMAKUSA「ノアジュニア…皆が同じ方向を向いて技術を高めあっている。皆が一丸となって大会を盛り上げようとしている。そこに惹かれた、ということかの…」

――そのなかで真っ先にタダスケと遺恨が生まれた形となったが?

▼AMAKUSA「(※天を仰いで)それが我にもどうしてなのか分からんのだが、あの金の髪を見ておると憎しみがこみ上げてきて、たまらんようになった。有明大会のタイトルマッチの後、数の利で相手をいたぶっておるのを見て、気づいたらリングに飛び込んでおった」

――12・18新木場の金剛興行では、そのタダスケとシングルマッチが決まった

▼AMAKUSA「まず何の実績も持たぬ我としては、ノアジュニアの中心に居座るための“材料"でしかない。ただやはり…“タダスケ"の名を聞くだけで憎しみがまたこみ上げてくる。我にとってはトラウマなのかもしれないの…」

――タダスケ戦を控えるなかで、さらにGHCジュニア王座への挑戦も早々に決めた

▼AMAKUSA「それは“めぐり合わせ"かと思うておる。結果、王者と対戦する機会が生まれたが、これも“さだめ"なのかもしれんの。金剛興行でまずタダスケを倒し、文句のない状況で王者に挑む。今はそれしか考えておらん」

――タダスケには憎しみがあるとのことだが、ジュニア王者のダンテ・レオン選手にはどんな印象を抱いている?

▼AMAKUSA「それはまだ我にも分からん。奇想天外か、それとも道化師か」

――王座戦はノアジュニアの面々が思いを込める『N Innovation』が舞台となるが?

▼AMAKUSA「そこに関しては本当に感謝しか持ち合わせておりません。そのN Innovation、過去の2大会ともに満員だったと聞いております。だがしかし! 我(われ)がノアジュニアの中心に居座るためには、是が非でも超満員札止め。そして新しい風潮を構築したいと思うております。ノアジュニアの至宝を懸けて闘う重責は、重々承知しております。心して挑もうと思うております」

――ノア年内最後の大会のメイン、つまりノア2022年最後の試合となるが?

▼AMAKUSA「やはりまだ何者でもない我にとっては、その先ではなく、目の前の一つひとつ、すべての試合が重要だと思うております。志は高く、おごることなく、日々を歩んでいこうかと思うております」

――改めて最後にファンの皆様にメッセージがあれば

▼AMAKUSA「まずはこのような機会をいただき、大変感謝しております。皆様が、これからの我(われ)AMAKUSAに期待し、ノアジュニアをもっと楽しんでいただけるよう、日々精進してまいります。本日は誠にありがとうございました(※深々と礼)」

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