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12/19【タカタイチ興行】ヒロムがTAKAにストレート勝利「みちのくドライバーIIもらっちゃおうかな」

『タカタイチ2人合わせて50周年記念サヨナラタカタイチ興行』東京・国立代々木競技場・第二体育館(2022年12月19日)
○高橋ヒロムvsTAKAみちのく×

 ヒロムが賞金マッチとなったTAKAとの3本勝負にストレート勝ち。「みちのくドライバーIIもらっちゃおうかな」と1・4東京ドームでの秘策とする可能性を示唆した。

 新日ジュニアのエース・ヒロムがタカタイチ興行に参戦。TAKAと「名も無きヒロムロールまたはみちのくドライバーIIを返したら100万円懸賞金マッチ」3本勝負で対決した。

 これまで何度もヒロムロールに苦渋を飲まされてきたTAKAは「今日は正々堂々やろう」と握手を求めておいて、サミングでだまし討ち。首固め合戦に持ち込んだが、ヒロムがヒロムロールで3カウントを奪い、あっという間に1本を先取した。

 2本目。場外戦でペースを握ったTAKAはヘッドシザースやアームロックとねちっこく絞め上げる。逃れたヒロムがコルバタを仕掛けても食い止め、ジャストフェースロックで捕獲。耐えたヒロムがヒロムロールを仕掛けても食い止めて丸め込む。そしてみちのくドライバーIIを爆発させた

 ヒロムはギリギリでキックアウト。これで賞金100万円を獲得した。サミング合戦も制したヒロムはヒロムロールで丸め込んだが、TAKAも3カウント寸前に返し、同じく100万円を獲得。喜ぶTAKAにトラースキックを見舞ったヒロムは「殺してやる」とTIME BOMB IIを爆発させて3カウントを奪った。

 ヒロムがTAKAに快勝。双方とも100万円を獲得した形となったが、ヒロムにはそれ以上の収穫があった。「使いやすそうだし、決まれば相当な破壊力があるし。この俺でさえ結構あの瞬間、記憶ないよ。いい技だね」としたうえで「みちのくドライバーIIもらっちゃおうかな!」と色気。新日本1・4東京ドーム大会では石森太二、デスペラード、マスター・ワトとのIWGPジュニア4WAY戦を控え、「ヒロムドライバーII」として秘策とする可能性を示唆していた。


【ヒロムの話】「みちのく! 凄く大事なものを守ることができました。ただな、みちのくドライバーII、あれいい技だな。効いたよ。あれ、もらっちゃおうかな。あれ、使いやすそうだし、決まれば相当な破壊力があるし。この俺でさえ結構あの瞬間、記憶ないよ。いい技だね。みちのくドライバーIIもらっちゃおうかな! 1月4日、東京ドーム4WAYの秘策にしちゃおうかなぁ。100万円も獲れなかったし、もらっちゃおうかなぁ! みちのく、みちのくドライバーIIもらってもいいですか? (声色を変えて)いいよ。(戻ると)はいOKです。いただきました。みちのくドライバーII、ヒロムちゃんの物になりました。ヒロムドライバーIIとして使わせていただくことになるかもしれません。出した時はよろしくお願いします。ということでね、タカタイチファイナル。出れてよかった」


【TAKAの話】「いやあ1月にデスペとやってよ、その時のチャンピオンの力を思い知った。30周年って言ってもすっかり落ちぶれちまったみたいに思われてるだろうけどよ。まぁ、この通りだよ。ただよ、意地だけで、一つの意地だけでヒロムロール返すことができた。こんな俺でもよ、願い続けてればよ、まだまだできるんじゃねぇかって思うことがある。試合には負けたかも知んねぇけど、ただ、俺も必殺技失ったようなもんだ。必殺技が決まんなかったら死ね。これが俺の教えだ。でもよ、まだまだあきらめない。レスラー諦めたら終わりだ。30周年それが何だ? ちょっと前にここで50周年やった人いたな。あと20年ある。まだまだだ。ヒロムロール、今年何回もやられた技を返せた。ほんの少しだけど進歩した。少しずつ上がっていくから」

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