12/20【東京愚連隊/NOAH】丸藤&彰人が副社長連係で快勝 “論外の悪友"下東奮闘も…
『東京愚連隊興行×ザ・リーヴpresents TOKYO DREAM FINAL〜LAST FESTIVAL〜』後楽園ホール(2022年12月20日)
○彰人&丸藤正道&望月成晃vsB×Bハルク&大森北斗&下東由朋×
“論外の悪友"下東が奮闘したものの、最後はCyberFight副社長の丸藤&彰人が好連係で快勝した。
ノア・丸藤とDDT・彰人のCyberFight副社長2人が、愚連隊興行の常連だったDRAGONGATEの望月と豪華トリオを結成。DRAGONGATE・ハルク、全日本・北斗、下東と対戦した。下東は元プロボーラーで、東京・四ッ谷のバーのオーナーでありながら、愚連隊興行ではレスラーとして活動している異色の存在。実力者に囲まれる形となった。
親交のあるラッパーD.Oの『悪党の詩』生歌に乗って入場した下東は丸藤らを凌駕する大歓声を浴びたが、序盤から劣勢。丸藤の逆水平や望月のローキックがクリーンヒットすると、苦もんするばかりだった。
それでも副社長・丸藤を強く意識する北斗やドラゲーマットに負けない弾けっぷりを見せたハルクが試合を立て直すと、下東が再登場。ハルクと北斗が彰人に大技を連発して援護射撃すると、その気持ちに応えるべく、下東はカミゴェをぶち込んで場内を沸かした。
しかし、彰人は沈まず。ドラゴンスクリューで足攻めを展開すると、望月もローキックで援護射撃。彰人が足を掴んだところで丸藤が虎王をぶち込む副社長連係も決まると、最後は彰人が腕まで締め上げる完璧足4の字固めで下東からギブアップを奪った。
試合後、エキサイトしたハルクはリングサイドやバックステージでも下東を襲撃。丸藤も下東に逆水平を浴びせて手荒いゲキを飛ばす。それでも下東は「次、あいつ殺します」と勝ち気な姿勢を崩さなかった。
一方、勝利した彰人は「僕はたぶんこれで一緒の仕事になるのが最後で、ちょっとだけ寂しいし、また当たりたかったなって気持ちがあります」と論外引退に向けて寂しさを吐露。望月も「愚連隊に出たことによって僕はいろんな可能性が広がって、楽しいカードやらせてもらったんで。いつ来ても楽しい興行でしたね」と愚連隊興行のひとまずの終了を惜しんでいた。
【試合後の丸藤&望月&彰人】
▼彰人「今日、愚連隊ファイナルですか。僕はNOSAWAさんとはプロレスで一緒になるよりも昔からプライベートで仲良くて、仕事でもこうやって一緒になることができて。僕はたぶんこれで一緒の仕事になるのが最後で、ちょっとだけ寂しいし、また当たりたかったなって気持ちがあります。どうですか? 二人は」
▼望月「僕は愚連隊はレギュラーだったんで、こうして最後に呼んでいただいてね。愚連隊に出たことによって僕はいろんな可能性が広がって、楽しいカードやらせてもらったんで。いつ来ても楽しい興行でしたね」
▼丸藤「二人はそういう思い出あるけど、愚連隊は初めて」
▼望月「初めてですか?」
▼丸藤「何でもない」
▼彰人「けどほら、NOSAWAさんはウナギのスポンサーでしょ?」
▼望月「ああそうだ。最後のつながりで」
▼丸藤「だからね、2月ですか、彼が引退するのは。そのあとも引き続き、僕のウナギのスポンサー、そしてモッチーさん、その時は彰人副社長も呼んで、ぜひウナギの会をやりましょう」
▼彰人「お願いします」
▼丸藤「今日のギャラ+ウナギで。よろしくお願いします」
▼彰人「確かに今日ウナギの差し入れなかった」
▼望月「なかった」
▼彰人「いつもはあるんですよ」
▼望月「そうだ。買ってこないんですよ、飯を。そうだ、ウナギ…」
▼丸藤「ちょっとあとで請求書書きましょう」
▼彰人「ウナギ代でプラス1万円ぐらいで」
▼丸藤「楽しかったです」
▼彰人「ありがとうございました」
▼望月「ありがとうございました」
【試合後のハルク&北斗&下東】
▼北斗「初めて緑のリングに…これが緑のリングの興行なのかわかんねぇけどな、このマーク(ノアのロゴ)の前で試合できてうれしいですよ。ねぇ、副社長。また稽古つけてくださいよ」
※北斗が去ると入れ代わるように下東が現れる
▼下東「ふざけんなよ、強すぎるだろ…」
▼ハルク「由朋!」
※とハルクが下東に殴りかかる
▼ハルク「しっかりしろ、オラ!」
※逆水平を何発も打ち込み
▼ハルク「プロレスナメんじゃねぇぞ、コラ!」
▼北斗「言いたいことはわかるけど…言いたいことはわかる」
※北斗がハルクを引き離すと
▼ハルク「由朋、ブラボー。カーカッカッカッカ!」
※と北斗ともに去る
▼下東「次、あいつ殺します」