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12/22【新日本】オカダが鈴木軍解散目前の鈴木と熱戦 ジェイ不在も「ドームまでしっかり盛り上げる」

『Road to TOKYO DOME』東京・後楽園ホール(2022年12月22日)
○YOH&オカダ・カズチカ&棚橋弘至vs鈴木みのる&ランス・アーチャー&DOUKI×

 IWGP世界王座挑戦を控えるオカダが王者・ジェイ・ホワイト不在の中、鈴木と熱戦。一方、鈴木軍解散が目前に迫った鈴木は「変わってやろうか? 1月4日の東京ドームのメインイベント」と投げかけた。

 1・4東京ドーム大会でジェイとのIWGP世界ヘビー戦を控えるオカダ。プロレス大賞でMVPとベストバウトをダブル受賞し、“2022年の顔"となったレインメーカーはこの日、メインで棚橋&YOHとのトリオで鈴木&アーチャー&DOUKIの鈴木軍と激突した。

 “鈴木軍の鈴木みのる"と対戦するのはこれが最後。かつて何度も激闘を繰り広げた鈴木を相手にエルボー合戦で真っ向から渡り合った。フロントハイキックを食らってもリバースネックブリーカードロップでやり返した。

 その後、鈴木がドロップキックからのスリーパーで棚橋を捕獲。お株を奪うドラゴンスクリューからヒザ十字固め、ヒールホールドと足攻めで追い込んだ。耐えた棚橋がスリングブレイドで突破口を開くと、最後はYOHがDIRECT DRIVEでDOUKIを料理。20分を超える熱戦に終止符を打った。

 「鈴木軍の鈴木みのると最後に戦えてよかったなと思います。昔の新日本プロレスを知ってる方ですから。50周年のこういうタイミングでやれて凄く意味があったと思います」と振り返ったオカダ。年内最終試合となる明日の12・23後楽園大会を経て、ドーム決戦を迎えることになり、「ジェイはいないですけど、新日本プロレスを盛り上げますから。たとえ前哨戦がなくてもしっかりと盛り上げて、まだまだ東京ドームに向けて、とりあえず明日しっかり熱い戦いみせます」と誓ってみせた。

 一方、鈴木はいよいよ明日、鈴木軍ラストマッチを迎える。当然、この男に感傷ムードなど皆無。「オカダよ、1月4日じゃないから、東京ドームじゃないから、まさか手抜いてるんじゃねぇだろうな。それとも何か? 夏の疲れの限界か?」と物足りないと言わんばかりで、オカダに向かって「おい、変わってやろうか? 1月4日の東京ドームのメインイベント」と投げかけていた。


【オカダの話】「YOHもここ何ヵ月か僕がシリーズに上がってない間に素晴らしいレスラーになって。それが今日凄くびっくりした部分でありますし。鈴木軍の鈴木みのると最後に戦えてよかったなと思います。昔の新日本プロレスを知ってる方ですから。50周年のこういうタイミングでやれて凄く意味があったと思いますし。ジェイはいないですけど、新日本プロレスを盛り上げますから。たとえ前哨戦がなくてもしっかりと盛り上げて、まだまだ東京ドームに向けて、とりあえず明日しっかり熱い戦いみせます」

【棚橋の話】「年内残りあと一つ。YOHは若手時代、RPG 3K時代、そして先シリーズのタッグリーグ優勝。今日組んでみて感じたことは、YOHはようやく形になってきたなと。YOHだけにようやく。そしてオカダはもうやるべきことがドームで見えてるから。ジェイをお片付けしてもらって。キレないな。オカダだけにお片付けしていただいてベルトを取り戻す。そしたら股新日本プロレスの景色が変わり、勢力図も変わる。今日、明日と11年間か。猛威を振るった鈴木軍が解散ということに。それでもまだいろんなユニットがひしめき合ってる。その中でどう立ち回り、切り抜けて上がっていくことしか考えてないから。別に大丈夫。非常にプロレスラーらしいからだ。自分のことを棚に上げてるわけじゃないからね」

※YOHはノーコメント


【鈴木の話】「オカダよ。お前、何? 1月4日じゃないから、東京ドームじゃないから、まさか手抜いてるんじゃねえだろうな? それとも何か? 夏の疲れの限界か? (ニヤリとした表情で)おい、変わってやろうか? 1月4日の東京ドームのメインイベント」

【アーチャーの話】「2022年もいろいろあったが…明日がスズキグン最後の日だ。俺は5週間、ずっと日本にいる。家族のもとに帰ってクリスマスを祝うのが楽しみだ。だが、この11年間、スズキグンも俺の家族だった。11年間、日本へ行き来し続けた。スズキサンと共に、そしてスズキグンの他のメンバーたちと共に闘ってきた。ニュージャパン、プロレスリング・ノア、そしてアメリカのAEWでもスズキと俺はタッグを組んだ。だから当然、明日は特別で悲しい日になる。だが、俺たちは明日を特別で忘れられないものにする。約束する。お前たちにスズキグンを永遠に忘れさせないと。ランス・アーチャーを、マーダーホーク・モンスターを、永遠に忘れさせない。お前たちは永遠に忘れることはない。EVERYBODY DIESということを」

※DOUKIはノーコメント

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