プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

1/3【DDT】佐々木-土井は熱戦ドロー UNIVERSAL王者・上野とサバイバル3WAYで激突

『初夢2023』東京・後楽園ホール(2023年1月3日)
DDT UNIVERSAL王座次期挑戦者決定戦 △佐々木大輔vs土井成樹△

 UNIVERSAL王座挑戦権を懸けた佐々木と土井の一騎打ちは30分時間切れの熱戦ドローに。試合後、王者・上野勇希が2人の同時挑戦を受諾。勝ち残り式のサバイバル3WAYルールによるタイトルマッチが電撃決定した。

 1・13新宿大会におけるユニバーサル王座への挑戦権を懸けて、元王者の佐々木と土井が新春興行のセミファイナルで激突。両者はシングル初対決となった。

 序盤から佐々木のセコンドに付いたDAMNATION T.AのMJポーとKANONが介入。佐々木もパイプイスを投入し、無法ファイトで先制すると、左ヒザへの一点集中攻撃で主導権を握った。土井はヒザへのダメージを感じさせない動きを連発したものの、佐々木はコーナー張りつけ式のドラゴンスクリューで鎮圧し、得意のクロスフェイスで拷問する。

 一方、土井はダイビングエルボードロップを自爆させると、セカンドロープに固定した佐々木めがけてコーナーからのサマーソルトドロップを投下。接戦が続いても熨斗紙を繰り出し、裏の読み合いから一気にバカタレスライディングキックを叩き込んだ。

 DAMNATIONの面々はレフェリーの足を引っ張ってカウントを妨害。無法地帯を作り出すと、佐々木はパイプイスを持ち込むが、土井に同門・大鷲透が加勢。KANONたちを排除し、佐々木にチョークスラムを決めると、土井はDOI555からバカタレスライディングキックを再びぶち込む。

 しかし、佐々木は意地のキックアウト。雪崩式DOI555、正調DOI555を食らいながらも、スピアーで逆襲に転じた。残り3分のコール直後に、ペティグリー、トラースキックと猛追を見せ、ミスティカ式クロスフェイスに絡め取ると、クロスオーバーフェイスロックへ。粘る土井が丸め込んで脱出すると、スリリングな丸め込み合戦に発展。どちらも必死に押さえ込むが、互いに3カウントを許さず。そのまま時間切れ引き分けとなった。

 挑戦者決定戦はまさかのドロー決着に。放送席で熱戦を見守っていた王者・上野は、今林GMから1・13新宿大会で3WAYでのタイトル戦を行う案を提示されると、「こんなヘトヘトになるぐらい僕に挑戦したい2人を見てたら、それもいいんじゃないかと思います。僕もどっちと試合したいかと聞かれたら、どっちも試合したいと思っていたんで」と快諾。「どっちにも勝ちたいんで、どっちにも勝てるルールがいい」と付け加えた。

 土井は「試合終わった結果論やけど、最初から3WAYでよかったんちゃうんか? 30分時間切れ引き分けって、佐々木大輔、全部お前のせいじゃ。でも、チャンピオンシップは60分1本勝負やな。十分やろ。一石二鳥や。お前ら2人まとめてやったるわ」と同意。「水か、ビールか、ウイスキーください…」と錯乱状態でつぶやいた佐々木だったが、「なにが3WAYだ。土井成樹、てめぇとの決着戦だ。上野、まずはてめぇをぶっ殺して、俺と土井で…60分じゃ足りねえかもしれねえな。覚悟しとけ!」とわめいて認めたため、最後の1人になるまで争うサバイバル3WAYでのタイトル戦が電撃決定した。


☆1/13(金)東京・新宿FACE『Sweet Dreams!2022 TOUR in SHINJUKU〜FIRE!〜』18:30開場、19:00開始

▼DDT UNIVERSAL選手権試合〜サバイバル3WAYマッチ
[挑戦者]
佐々木大輔
vs
土井成樹
[挑戦者]
vs
上野勇希
[第8代王者]
※上野3度目の防衛戦

プロ格 情報局