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1/29【DDT】バーニングが6人タッグ逆転V1 遠藤がフェロモンズ化も鼓太郎の鮮烈キスで復活

『Sweet Dreams!2022』東京・後楽園ホール(2023年1月29日)
KO-D6人タッグ選手権試合 ○遠藤哲哉&鈴木鼓太郎&岡田佑介vs飯野“セクシー"雄貴&竹田“シャイニングボール"光珠&男色“ダンディ"ディーノ×

 遠藤がフェロモンズ化して暴走したものの、鼓太郎の鮮烈なキスで正気を取り戻し、バーニングが逆転勝利。KO-D6人タッグ王座初防衛を果たした。試合後、スーパー・ササダンゴ・マシン&青木真也&上野勇希が挑戦表明。2・26後楽園大会でのV2戦が決定した。

 昨年12月から鼓太郎がDDTに本格参戦を始め、バーニングに合流。年末のTDCホール大会では遠藤&鼓太郎&岡田でKO-D6人タッグ王座を奪取した。その直後にタイトル挑戦をアピールしたのがDDTマットで大暴走を見せるフェロモンズ。仕方なく対戦を受諾した遠藤は「本当のセクシーがなんたるか、鼓太郎さんがお前らに教えてやるからな」と宣言。鼓太郎とフェロモンズの絡みが試合の焦点となっていた。

 試合前にディーノは鼓太郎に言葉で揺さぶりを掛け、遠藤が「遠藤“ヘラクレス"哲哉」と化して裏切ると予告。不穏な空気が漂っていた。

 ゴングと同時に奇襲したフェロモンズは3人がかりで早くも鼓太郎を蹂りん。飯野は鼓太郎の顔面に股間を擦りつけて恍惚の表情を浮かべる。鼓太郎はフェロモンズの動きに戸惑いを隠せない。ディーノは「フェロモンズの裁きを受けろ」と通告し、Tバック&Oバック姿になった3人の尻で顔を挟み込もうと画策。岡田が献身的にカットに入るが、その岡田が代わりに餌食となった。遠藤も尻攻撃で戦線離脱に追い込まれる。

 暴走を続けるフェロモンズは孤立した鼓太郎になおも猛攻。ディーノと竹田が対角線のコーナーで尻を突き出して構えると、飯野は鼓太郎を抱え上げ、連続して顔面から交互に尻へ叩きつけた。それでも鼓太郎はビットを放ってなんとか反撃に成功する。

 あとを受けた遠藤も苦戦を余儀なくされるが、鼓太郎が救出に飛び込む。ディーノに唇を奪われそうになると必死に抵抗。鼓太郎は間一髪で振り払うが、結果的に遠藤がディーノにキスされてしまう。これで錯乱した遠藤は「もう我慢できない!」とタイツを脱ぎ捨てOバック姿になって“フェロモンズ化"。ディーノたちに加勢し、4人がかりで鼓太郎に襲いかかった。岡田が急行するも、フェロモンズ&遠藤は生尻で岡田の顔面を挟み込んで回転するピューラー攻撃で返り討ちにする。

 暴走が止まらない遠藤はラリアットを狙うが、鼓太郎が避けるとディーノにラリアットが誤爆。ここぞとばかりに、鼓太郎は「遠藤しっかりしろ!」とパートナーの頬を叩き、エルボーや掌底を叩き込む。錯乱が収まらない遠藤はニーパットまで脱ぎ始めると、鼓太郎は「遠藤戻ってこい!」と意を決して鮮烈キスを敢行。ようやく遠藤が我に返ると、鼓太郎は返す刀でディーノにローリングエルボーをぶち込む。すかさず遠藤がバーニングスタープレスを落とし、一気に3カウントを奪った。

 バーニングが逆転勝利を果たし、KO-D6人タッグ王座初防衛に成功。試合後、ササダンゴが青木&上野との即席ユニットでのタイトル挑戦をVTRで表明した。

 3人にはラジオや音声メディアでパーソナリティを務めているという共通点がある。ササダンゴは「たとえどんなに急に1ヵ月後のタイトルマッチが決まったとしても、たとえどんなに急に即席ユニットを結成することになったとしても、ちゃんと試合に臨む意気込みですとか、決意みたいなものをしっかりと自分の中で言語化して、それぞれの媒体でファンの皆さんに正直にその言葉が届けることができる3人が我々でござます」と強調。「さらに、大会の直前までタイトルマッチの告知や2・26後楽園大会の告知なんかも、この即席メンバーのそれぞれが自分たちの媒体でしっかりと頑張ってやっていきますので、どうか試合を組んでいただきたいと思っております」とアピールした。

 青木と上野もリングに現れて挑戦を求めると、Oバック姿をベルトで必死に隠した遠藤は「早く帰りたいんでOKです」と即決。2・26後楽園大会でのV2戦が決定した。

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