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2/3【DDT】UNIVERSAL戦会見でKANONが王者・土井を襲撃

 2・18名古屋大会のDDT UNIVERSAL選手権試合へ向けた会見が3日、東京・渋谷のAbemaTowersで行われ、挑戦者・KANONが王者・土井成樹を襲撃した。

 UNIVERSAL王座挑戦を控えるKANONは1・29後楽園大会のバックステージで試合後の土井を襲撃。この日の会見で「この前はすみませんでした。UNIVERSAL選手権が楽しみで感情が高ぶっちゃって。土井さんに失礼しちゃったかなって。そこは申し訳なかったと思いまして、この場を借りて謝罪させていただきたいと思います」と頭を下げた。

 これがDDT参戦以来、初のシングル王座挑戦。「佐々木大輔が3WAYマッチ(1・13新宿)で(土井と一緒に)上野勇希に挑戦して、負けて獲れなかったベルト。今DDTで誰が一番勢いがあるかって考えたら俺でしょ」と自信満々のKANONは「このベルトを獲って、ハリウッドにベルト持っていかなきゃいけないと思ってるんです。UNIVERSALという名前ついてるんで、俺がこのベルトを持って海外に行ってやります」と宣言。「今KO-D無差別級がDDTのトップのベルトじゃないですか。UNIVERSALって、ほかの団体から見ると、どうしても二番手のベルトに見えちゃうと思うんです。それを同等の価値、それ以上の価値に引き上げていきたいと思ってます」と戴冠後の目標も掲げた。

 迎え撃つ土井は初防衛戦。「なんでこんな生意気なの? やる気あるのかないのか分からん。ヘラヘラしてるかと思ったら、マジメなコメントも出してるような感じもしてるし、どっちやねんみたいな」というのがKANONに抱く印象だが、1・29後楽園大会での襲撃など煮え湯を飲まされてきた。「今まで1回も試合したことはないけど、セコンドでは散々やられてきたから。たまりにたまったもんをすべて出して。お仕置きという感じかな」と制裁を見据えた土井は「佐々木大輔の名前も、MJポーの名前もない。ということはお前一人や。セコンドもなしやろ? お前が言うた通り、シングルの実力が試されるとこやな。仮に誰か連れてこようもんやったら、平田(一喜)君が黙ってへんから。1対1で見せつけます」と通告した。

 するとKANONも呼応するようにフォトセッションの際、「土井選手、1対1、男の勝負です。名古屋で正々堂々お願いします」と握手を求めた。これに土井は「握手いるか? 昔こういうの、散々やってきたほうやから」と困惑しながらも「名古屋はお前一人で来なあかんからな。間違いなく1対1の試合や。じゃあタイトルマッチでよろしく頼むわ」と応じた。

 だが、これはKANONが仕掛けた罠だった。次の瞬間、土井に急所蹴りを見舞うと、ベルトで殴打。「バーカ! お前そんなに気を抜いてるのか? タイトルマッチ近いよ。2月18日、こんなんじゃ1回も防衛できなくて負けちゃうからな!」と捨てゼリフを吐いて去っていった。


☆2/18(土)愛知・名古屋国際会議場イベントホール『友情、努力、勝利 in NAGOYA 2023』16:45開場、17:30開始

▼DDT UNIVERSAL選手権試合
[挑戦者]
KANON
vs
土井成樹
[第9代王者]
※土井初防衛戦

プロ格 情報局