2/3【DDT】2・18名古屋EXTREME戦「秋山vs彰人」が「環境利用闘法マッチ」に決定
2・18名古屋大会のDDT EXTREME選手権試合「秋山準vs彰人」へ向けた会見が3日、東京・渋谷のAbemaTowersで行われ、ルールが「環境利用闘法マッチ」に決まった。
EXTREME王座戦は王者がルールを指定できるが、秋山は初防衛戦(対スーパー・ササダンゴ・マシン)、V2戦(対アントーニオ本多)同様、挑戦者に委ねる意思を示した。そこで彰人は4つのコーナーマットをすべて外し、持ち込んだ2本の緑のロープを2面のセカンドロープとサードロープに十字の形に張るルールを提案。そのほかは通常のプロレスルールで、十字に張られた緑のロープではロープブレークは無効となる。
彰人によると、劇画・刃牙シリーズのキャラクターで噛ませ犬ポジションのガイアが環境利用闘法という戦い方で、作中の四天王的存在だった死刑囚に勝つことができたという。それを現実に持ち込むもので、「それがあることで秋山選手に勝つ確率がかなり上がる」と見据えた。
コーナーマットが外されることで、動きに制限が出る可能性もあるが、彰人は「僕にとってはむしろ戦いやすくなるんじゃないかと。なぜなら僕は試合で動かないですから。僕はもともとスポルティーバという4メートル四方のリング出身で、ほぼほぼ動かず試合してきた人間なので。僕のフィールドかなと思ってます」と優位性を強調。「僕が考えたからとしか言えないですけど、皆さん小さい頃、ジャングルジムで遊んだことありますか? あれが苦手な子と得意な子がいるわけです。僕は得意だったんです」と秋山攻略に自信をのぞかせた。
調印を済ませた彰人は「僕にとってEXTREMEのベルトは紫色。紫色のEXTREMEがずっと好きだった」とEXTREME王座への思い入れを口に。「秋山選手が白にしたいと言って白にした。それはチャンピオンが決めることなので、それでいいと思っていて。ただ僕がこのベルトを取り戻したあかつきには、しっかり紫に戻して、もう1度紫のEXTREMEのベルトとして防衛ロードを積んでいきたい」と6ヵ月ぶり5度目の戴冠後のプランを描いた。
対する秋山は未知数なルールでV3戦に臨むことになった。「ルールがイマイチよく分かってないんですけど」と前置きしつつ、「リング上はすべて僕のフィールドです」とキッパリ。「当日までにどういう風に使えるのか、自分の技をどういう風にできるのかを頭の中でシミュレーションして、このベルトは白のままで置いておきたい」と彰人返り討ちを宣言していた。
☆2/18(土)愛知・名古屋国際会議場イベントホール『友情、努力、勝利 in NAGOYA 2023』16:45開場、17:30開始
▼DDT EXTREME選手権試合〜環境利用闘法マッチ
[挑戦者]
彰人
vs
秋山準
[第56代王者]
※秋山3度目の防衛戦
※全てのコーナーマットを外し、リング上に十字にロープを設置(セカンドロープとサードロープに1本ずつ)した状態で試合を実施。ルールは通常のプロレスルールを採用
※十字に張られたロープでのロープブレイクは無効。ロープが外れた場合、試合を中断し再度設置を行う
