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2/15【GLEAT】石田率いるBGIがユニット対抗6人タッグT優勝 4・16新木場プロデュース権獲得で春の大集結を予告

『G PROWRESTLING〜Origin(原点)〜Ver.44』東京・新宿FACE(2023年2月15日)
ユニット対抗6人タッグワンナイトトーナメント決勝戦 ○鈴木鼓太郎&石田凱士&ハートリー・ジャクソンvsT-Hawk&エル・リンダマン&CIMA×

 G-REX王者・石田率いるBLACK GENERATION INTERNATIONAL(BGI)がユニット対抗6人タッグトーナメントに優勝。4・16新木場大会のプロデュース権を手にし、4・12後楽園も含む2大会にフルメンバーの大集結を予告した。

 4・16新木場大会のプロデュース全権がかかったユニット対抗6人タッグトーナメント。決勝戦に勝ち上がったのは#STRONG HEARTSとBLACK GENERATION INTERNATIONALだった。

 まずはBGI軍が主導権。石田がサッカーボールキックで蹴り飛ばし、鼓太郎とジャクソンがセントーンを連続投下するなどリンダマンに集中砲火を浴びせた。

 #STRONGHEARTSもリンダマンが劣勢を打開すると、T-Hawkが鼓太郎とジャクソンをまとめて相手取り、ジャクソン相手にCIMAとのダブル低空ドロップキックをお見舞い。CIMAは場外の石田にプランチャを放った。ジャクソンがデスバレーボム、ラリアットの連続攻撃に出ても、T-Hawkは後頭部へのケルベロスで応戦した。

 終盤には石田とリンダマンがバチバチのエルボー合戦で火花。フロントハイキック、顔面蹴りで石田が打撃戦を制した。連続串刺し攻撃合戦の様相を呈すると、#STRONGHEARTSがCIMAのメテオラ、T-Hawkのケルベロス、リンダマンのジャーマンが立て続けを決めた。

 #STRONGHEARTSがこの勝機を逸すると、流れはBGI軍へと傾いた。石田がCIMAに延髄斬りを放ち、CIMAが開脚式変型ドライバーで応戦してもジャクソンがラリアットで鎮圧。T-Hawkが飛び込んでもジャクソンがパイルドライバーで返り討ちにした。鼓太郎はランニングエルボー、アッパー掌底、ワンツーエルボーと一気にラッシュ。鼓太郎のタイガードライバー、CIMAのシュバインが不発に終わると丸め込み合戦に突入し、反転に反転を繰り返した末に鼓太郎が制して3カウントを奪った。

 ユニット対抗6人タッグトーナメントはBGI軍が制した。この結果、4・16新木場大会でのプロデュース権を獲得。吉野正人コミッショナーから目録を受け取った石田は「今日のこのプロデュース権がかかった6人タッグトーナメント、優勝したのは俺らBGIじゃ! 俺らがこのプロデュース権獲ったってことは4月16日新木場大会は俺らの好き勝手、自由にできるってことやな」と勝ち誇った。

 そして石田は「俺らの4月16日、新木場大会。それから4日前の4月12日、後楽園大会もあるからな。その2大会に俺らBLACK GENERATION INTERNATIONAL、それからメキシコのBLACK GENERATION全メンバー来日させて、このGLEATのリングに集結させるぞ」と宣言。4月2連戦をBGI色に染める構えを見せた。

 またBGIの前に伊藤貴則率いるやんず家が現れ、「ワンナイト6人タッグトーナメント、BGIの優勝。俺らやんず家はオープン、ギリギリ間に合わんかったけどな、来月15日、新宿FACE。石田、BGI、俺ら味見してくれんか?」と対戦を要求した。「お前ら誰も求めてへんぞ」などと石田が拒もうとしたものの、伊藤は「やかましい、やかましい! 乱入はよ、熱々のうちにやるのが鉄則やろ。要は俺らの味見をすんのかい? せんのかい?」と引かず。根負けしたか石田は「めんどくさいな。味見したらええんやろ、コラ! わかったよ。来月お前らとやったるわ」と受けて立ち、「言っとくぞ。お前らと俺らの力の差、しっかり見せつけるからな」と通告。3・15新宿大会でBGI・石田&ジャクソン&Yutaniとやんず家・伊藤&神野&児玉が激突することになった。

 また、この日、CIMAに勝利した鼓太郎はKAZMA SAKAMOTOを加えた3WAY戦が3・15新宿大会で決定的となった。CIMAが「リデットエンターテインメントの人間として鈴木って名前は避けて通れんからな。3月15日、新宿FACE大会でCIMAvs鈴木鼓太郎シングルマッチどうですか?」と雪辱戦をぶち上げると、KAZMAが「#STRONGHEARTSのCIMA、BLACK GENERATION INTERNATIONALの鈴木の鼓太郎。おいおい、BULK ORCHESTRAのKAZMA SAKAMOTOを忘れてもらっちゃ困るぜ」と割って入り、3WAY戦を提案。鼓太郎は「俺しゃべるの好きじゃないんだよ。試合で見せてやるから3WAYで勝負してやるよ」と承諾した。

 BGI軍を中心に新たなうねりが起きた。石田は「今日見たらわかるやろ。このリングの中心でテッペンがどのユニットか。これからも変わらずや。このGLEATのリングの中心は俺らBLACK GENERATION INTERNATIONALや」との石田の宣言。その言葉通り、興行プロデュース権を手にし、大集結を予告したBGI軍が春の主役となるか。


【試合後の石田&鼓太郎】
▼石田「おい、リング上でも言った通りや。何や? 家系? やん? ようわからんけど、ラーメン屋の3人。めんどくさいからお前らの味見、来月の新宿でしたるよ。力の差しっかり見せつけたるから、お前ら覚悟してこいよ。それからや、鼓太郎、CIMA、KAZMAの3WAYも決まったな」

▼鼓太郎「全てはあのリング上で見せるから。しゃべりはいらないよ」

▼石田「そういうことや。今日見たらわかるやろ。最後勝ったのは鼓太郎や。それからKAZMA、お前は3WAYに集中したいかもしれんけどな、G-REXあんねんぞ。3月21日、ゴリラホール。俺の得意なバチバチでしっかり叩き潰したるよ。それからや、今日の6人タッグトーナメント優勝したってことは4月16日、新木場のプロデュース権は俺らの元にきたな。その大会は俺らの自由に好き勝手やらせてもらうぞ。リング上で発表した通り、4月16日、新木場、それから4月12日、後楽園にはBLACK GENERATION INTERNATIONAL、それからメキシコのBLACK GENERATIONの全メンバー来日させて、GLEATのリングに集結させたるからよ。これからも俺らBLACK GENERATION INTERNATIONALから目離すなよ、コラ」


【試合後のT-Hawk&リンダマン&CIMA】
▼CIMA「あぁクソ、トリオは落とせなかった…申し訳ない」

▼リンダマン「いや、全然いってましたから」

▼CIMA「トリオは落とされん。しかも鼓太郎に。まぁ、いいや。確かにKAZMAの言う通りやな。バルクのKAZMA、#STRONGHEARTSのCIMA、BGIの鈴木鼓太郎。俺は大阪で言ったように俺はあの二人にはロックオンしてるから、遅かれ早かれケリつけなあかんからよ。おい、KAZMA、G-REX決まって調子ぶっこいてるかわからんけどな、3月15日、鼓太郎とCIMAとKAZMAで3WAYやって、もう一回CIMAがテッペンに立ってみせるからな。参謀合戦か。絶対負けへんからな。今日はとにかく申し訳ない」

▼T-Hawk「僕らは下向いてる暇はないんで、俺はいつも言ってるように、自分の考えに沿って前向いて、#STRONGHEARTSの名に恥じぬよう、前向きに進んでいこうと思います」

▼リンダマン「ユニット対抗トーナメントだったですけど、見てください。僕ら1回戦、黒いコスチューム、決勝戦、白いコスチューム。おい、思い入れが違ぇんだよ、ユニットの対抗戦にはよ」

▼CIMA「マウントは取るよ」

▼リンダマン「マウントは取るぞ。それにな、下向いてる暇はない。俺、下向いたこともねぇけど。今日戦ったBULK ORCHESTRAの田村ハヤト、チェック島谷、あいつら二人に俺はG-INFINITYタイトルマッチ決まってんだ。まだパートナーは発表してないけどな。今年GLEATで一番跳ねなきゃいけないヤツをパートナーに連れて、お前らのベルトしっぱり引っぺがしてやる。だけどな、いいか。GLEATのヤツら聞いとけよ。俺がリング上で言った跳ねなきゃいけないヤツら、俺の中では何人か候補が絞られてるけど、他の選手全員が全員、今年、俺が跳ねなきゃいけないって思ってなきゃいけねえんじゃねえのか? 自分で発信して俺のパートナーの座を奪い取るぐらいの気持ちを他のGLEATの選手には見せてもらいたいね。そういう気持ちがあるヤツを俺はしっかりパートナーにして、G-INFINITYしっかりもらうからよ。今回負けちゃいましたけど、#STRONGHEARTSはまだまだ止まらない。CIMAは3WAY、T-Hawkも考えてることがある、俺もG-INFINITY。#STRONGHEARTSでまだまだ一緒にGLEATしようぜ!」

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