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3/2【DDT】UNIVERSAL初戴冠へ遠藤が「期待以上の試合」予告、会見中にプロテイン飲んで土井はイライラ

 3・21後楽園大会のDDT UNIVERSAL選手権試合へ向けた会見が2日、東京・神田明神内で行われ、初戴冠を狙う遠藤哲哉が「確実に言えるのはドラゴンゲートのトップを獲った男、そしてDDTのトップを獲った男。この試合は皆さんの期待以上の試合になります」と予告。会見中にプロテインを飲んで王者・土井成樹をイラつかせた。

 土井は1・13新宿大会で上野勇希、佐々木大輔との3WAYマッチを制してUNIVERSAL王座戴冠。2・18名古屋大会でKANONを破って初防衛に成功し、次期挑戦者に遠藤を指名して3・21後楽園大会でのV2戦が決まった。「3月21日、後楽園。DDT26周年、対遠藤哲哉。最高の舞台が整った」と武者震いした土井は「いつも通り、やることは変わらず、出し惜しみなく防衛して。俺はフリーやから、いろんな団体でUNIVERSALのベルトを持ち歩いて、知名度を上げるのは俺しかできん。それを3・21以降も継続していく」と宣言した。

 現在、全日本の世界ジュニアヘビー級王座も保持し、シングル2冠王に君臨。「DDT、全日本、ドラゴンゲートに参戦してますけど、3団体でベルトをアピールしてるんで。でも俺はフリーなんで、まだまだアピールするとこはある」とした土井は「4団体になるか、5団体になるか、各団体でアピールすれば自ずとUNIVERSALの地位も上がってくると思う。間違いなく俺しかできないこと」と遠藤突破の先を見据えて言い切った。

 対する遠藤は「名古屋の試合は映像で見たんですけど、団体のトップを取った選手だというのがハッキリ分かる試合だった。その後のマイクでDDTファンの心を鷲づかみにして、“外敵なら外敵らしくしろよ"と思わなくもないけど、そこは土井選手のDDTを思う気持ちなのかなと」と土井を称え、「確実に言えるのはドラゴンゲートのトップを獲った男、そしてDDTのトップを獲った男。この試合は皆さんの期待以上の試合になります」と予告した。

 勝てばUNIVERSAL王座初戴冠。「僕のなかでは上野勇希がよく巻いてたなという印象」と話した遠藤は「3・21の後にはハリウッド大会もあるんで、アピールするには最高の場だと思ってますので、必ずベルト巻いてハリウッド大会に持っていきます」と宣言。そして土井に揺さぶりをかけることも忘れない。

 これまでUNIVERSAL王座戦の会見で土井は不満の連続。佐々木は缶ビールを煽り、KANONには襲撃を受けた。「今日は安心感をもって来てる。ようやくまとも調印式、記者会見ができるなと。今までひどかったんで」と話したものの、逆なでするように遠藤は会見中にプロテインを飲み出した。これには土井も「お前もかよ! あと5分くらい待てんのか?」と怒りを爆発させると、遠藤は「プロテインの時間なんで。秒で生きてるんで待てない」と返し、土井をイラつかせていた。

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