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3/14【NOAH】清宮が最終前哨戦勝利で“笑顔”の誓い ジェイクはホワイトデーに超イケメンっぷり発揮

『SUNNY VOYAGE 2023』横浜ラジアントホール(2023年3月14日)
○清宮海斗&YO-HEYvsジェイク・リー&アンソニー・グリーン×

 3・19横浜武道館大会のGHCヘビー級選手権試合「(王者)清宮vsジェイク・リー(挑戦者)」に向けた最後の前哨戦は王者・清宮に軍配。防衛へ“笑顔"の誓いを立てた。

 2・21東京ドーム大会でオカダ・カズチカとの王者対決に敗れた清宮に、「もう休めよ。俺が新しいノアのビジネスモデルになってやる」とジェイクが挑戦表明。3・9後楽園大会での前哨戦第1ラウンドで清宮を圧倒したジェイクは、2度目の前哨戦となったこの日も序盤から“見せ場"を作ってみせた。

 イケメン軍団『GLG』を率いるジェイクは、開始直後にさっとリングを降りると「俺の名前呼んだ子供はどこだ?」と問いかける。最前列の女児が名乗り出ると「ペンあるか? 今日はホワイトデーだ」と“試合中サイン会"を行う超イケメンっぷりを発揮。改めて清宮と向き合うや、体格差を利して王者を押し込んでみせた。

 清宮も中盤すぎにハイレベルな読み合いに持ち込むなどして火花。ならばとジェイクは清宮のエルボー乱打をことごとく仁王立ちしてみせると、ジャイアント・キリング一撃で動きを止め、そのまま試合権のあるグリーンにフィニッシュを託した。

 …が、勝利を確信するジェイクをよそに、清宮は回転足折り固めで逆転。そのまま技ありの3カウントを奪い去ってみせた。

 前哨戦の戦績を1勝1敗の五分に戻して横浜武道館決戦を迎えることになった清宮は、オカダ戦敗退からの再起星もつかんで笑顔で勝ち名乗り。マイクを握ると「チャンピオンの重圧、プレッシャー、正直苦しかったです。でも俺、プロレスが大好きなんです。それを今回気づかせてもらいました。だから今回の横浜武道館、俺めちゃくちゃ盛り上げたいっす!」と爽やかに叫んだ。

 さらには「最高の相手と、最高のファンの皆さんと新しいNOAHの空間創りたくないですか?」と問いかけ、場内も拍手で呼応。ジェイクから「表情が暗い」と指摘されてきた王者だが、バックステージでも「俺は明るく、楽しく上がっていく。今ホントに若い選手や新しい選手がNOAHに来て、新しい流れや空気ができてきてるって凄く感じるから。そこは下を向いててもしょうがないな、って思うから。どこにゴールがあるかは分からないけど、どうせ走るんだったら笑顔で走りたい」とニッコリ。新風景構築、そして横浜武道館へどこまでもポジティブな“笑顔の誓い"を立てた。

【試合後の清宮】

▼清宮「よしっ! ジェイクに無いもの…俺にはNOAHで学んだものがあるんだ。横浜武道館、あいつに絶対負けないよ。この大事な時期だから下なんか向いてられないね。一緒に走りたいから。俺は明るく、楽しく上がっていくんで、横浜観に来てください!」

――前哨戦を終えて改めての警戒点は?

▼清宮「まだまだ出してない深さが絶対にあると思うんで。そこは怖いけど、未知なものでもビビってられないんで。俺は俺らしく前を向いてみんなと行きますよ」

――ジェイクはホワイトデーに女児に試合中サインするイケメンっぷりを発揮していた

▼清宮「いやぁもう…正直そういうところは、敵ながら素晴らしいと思うね。ただ、タイトルマッチではそういう余裕もないだろうし、今日みたいにちょっとでもスキがあったら俺は行くんで」

――観客も含めてみんなで創り上げたいという思いを強く感じるが?

▼清宮「今ホントに若い選手や新しい選手がNOAHに来て、新しい流れや空気ができてきてるって凄く感じるから。そこは下を向いててもしょうがないな、って思うから。どこにゴールがあるかは分からないけど、どうせ走るんだったら笑顔で走りたいっすね」

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