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3/14【NOAH】HAYATA逆転、小川まさかの前哨戦連敗 握手せずで亀裂決定的に?

『SUNNY VOYAGE 2023』横浜ラジアントホール(2023年3月14日)
○HAYATAvs小川良成×

 小川とHAYATAの“師弟対決"がGHCジュニアタッグ王座前哨戦として実現。王者・小川がまさかの前哨戦連敗を喫し、試合後の握手も成立せずにSTINGERとしての亀裂が決定的となった。

 昨年1・1日本武道館大会ではGHCジュニア王座を争った小川とHAYATAの約1年2ヶ月ぶり一騎打ちが、3・19横浜武道館大会のGHCジュニアタッグ王座戦「(王者)小川&EitavsHAYATA&リッジウェイ(挑戦者)」に向けた前哨戦として実現。HAYATAは左ヒジの脱臼骨折で今年2月まで欠場しており、小川は戦前のインタビューで「そこを攻める。これはHAYATAへのサービスだよ」と宣言していた。

 とはいえ試合が始まれば、逆にHAYATAが徹底的に小川の足を攻める展開。小川はリッジウェイとの一騎打ちでタップアウト負けを喫しており、相棒に続いて小川の足を攻めまくる。

 小川も中盤に入ってようやく腕攻めに転じて猛反撃。あの手この手でエグい腕攻めを繰り出してHAYATA苦悶の声が響き続けたものの、チキンウイングアームロックで巻き込んだところをHAYATAが押しつぶしながら丸め込み、ぎりぎりで3カウントが数えられた。

 腕を犠牲にしての逆転勝利。試合後は勝ったHAYATAが腕をおさえて倒れ込み、負けた小川がピンピンして抗議する勝敗とは逆の光景が広がったものの、小川はリッジウェイに続いてHAYATAにも敗れ、愛弟子にシングル2連敗を喫して横浜武道館での王座戦に臨むことになった。

 それでも小川は試合後にノーサイドの握手を求めたものの、HAYATAは応じず。王座戦を前に、STINGERとしての亀裂もまた、決定的となった。

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