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3/18【DRAGONGATE】Kzy&清水が望月親子退けツインゲートV5 近藤が拳王と武勇伝4・4新宿で挑戦へ

 『MEMORIAL GATE 2023 in 和歌山』が18日、和歌山県立体育館で行われ、Kzy&BIGBOSS清水が望月マサアキ&望月ジュニアの親子タッグを下してオープン・ザ・ツインゲート王座6度目の防衛に成功。近藤修司がNOAH・拳王との金剛タッグによる挑戦を表明し、武勇伝4・4新宿大会でのタイトルマッチが決まった。

 ツインゲート王者・Kzy&清水は3・5大阪大会で「Rey de Parejas 2023」覇者・吉岡勇紀&菊田円とのタッグ頂上対決を制して5度目の防衛に成功。この日、V6戦でマサアキ&ジュニアの望月親子を迎え撃った。

 開始と同時にジュニアがKzyにフロントハイキックで突っ込めば、望月は清水相手に左右のミドルキックを叩き込み、エプロンに追いやってのランニングローキックで蹴り飛ばす。Kzyには親子によるダブルミドルキックを連発し、ジュニアがなおもミドルキックを連打。望月がスリーパーで絞め上げて消耗させた。

 快調に飛ばした望月親子だったが、Kzyが強烈なエルボースマッシュでジュニアを鎮圧。ここから清水がブレーンバスター、Kzyがストマックブロックなどでジュニアに集中砲火を浴びせる。望月がカットに入ると、ジュニアはこれを拒み、Kzyに逆水平連打で立ち向かい、飛びヒザ蹴りで突破口を開いた。

 望月も息子の奮戦に呼応。Kzyと清水の同士討ちを誘うと、ノータッチトペコンヒーロを放った。ジュニアを呼び込むと清水にダブルミドルキックを連発。ダブルブレーンバスターを狙ったが、清水は二人まとめてブレーンバスターで投げる怪力を発揮。Kzyとの連続攻撃からネックハンギングボムでジュニアを叩きつけた。

 望月親子もミドルキックを交互に連発し、望月がツイスター、ジュニアが変型フィッシャーマンバスターで攻め込んだが、3カウントは奪えず。清水がスピアーでジュニアを蹴散らすと、望月は砲丸投げスラムを飛びつき腕ひしぎ逆十字で切り返した。Kzyがフロッグスプラッシュでカットしても、ジュニアが飛びヒザ蹴りを連発し、ハイブリッジのジャーマンを敢行。ケブラーダで清水を分断すると、望月はハイキックをぶち込んだ。Kzyはスカイデスクールボーイで丸め込み、ランニングエルボースマッシュをさく裂。望月のハイキックをかいくぐるやグラウンドコブラで丸め込んで電光石火の3カウントを奪った。

 Kzy&清水が望月親子を熱戦の末に下し、ツインゲート王座V6を果たした。試合後、近藤が金剛の赤いジャージ姿で登場。「はじめまして。プロレスリング・ノア、金剛の近藤です。俺はよ、悲しくてしょうがねぇよ。このDRAGONGATEに俺、何年上がってる? Rey de Parejasにエントリーもされない。なんでだよ? 悲しいなぁ」とタッグリーグ不参加を嘆くと、「もしもよ、俺にいいパートナーがいたんだとしたら、Rey de Parejasエントリーされてたんじゃないか。じゃあよ、もし今、俺にいいパートナーがいたら今からでも遅くない。そのベルトに挑戦させろ」とツインゲート挑戦を表明した。

 Kzyが「あんたが出てきた時点でそういうアピールしてくると思ってましたよ。誰か決まってんの? 今から探すの?」と問うと、近藤は武勇伝4・4新宿大会への参戦が決まっている拳王をパートナーに指名。斎藤了GMもゴーサインを出し、NATURAL VIBESvs金剛のツインゲート戦が決定的となった。

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