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3/26【NOAH】GLGが“5人そろい踏み"でメイン締め ナショナル奪取へモリスが王者ワグナー粉砕

『SUNNY VOYAGE 2023』青森・むつマエダアリーナ(2023年3月26日)
○ジャック・モリス&ジェイク・リー&アンソニー・グリーンvs清宮海斗&稲村愛輝&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.×

 むつ大会のメインイベントで行われた4・16仙台大会のGHCナショナル王座戦「(王者)ワグナーJr.vsモリス(挑戦者)」に向けた2度目の前哨戦で、モリスが反撃の直接ピンフォール勝ち。ジェイクも粋なマイクを展開しながら、GLGが“5人そろい踏み"で本州最北端大会を締めくくった。

 赤いベルトを懸けた“新世代外国人対決"に向けた2度目の前哨戦。2日前の前哨戦第1ラウンドでは、ワグナーJr.がモリスを破って先制し、試合後も馬乗りナックルを乱打して感情をあらわに。遠い異国の地で“成功"を目指してきた二人は苦労を分かち合う盟友でもあったが、ユニットも分かれ、いよいよその関係性は“ライバル"に変化していた。

 この日も随所で感情的な真っ向勝負を展開。中盤すぎに揃ってリングに飛び込むと、迷いなくラリアットでぶつかり合って雄叫びを上げあう。終盤にはワグナーJr.のカサドーラを切り抜けたモリスが、グッドルッキングニー発射に成功し、そのまま“生ヒザ式"グッドルッキングニーからの必殺タイガードライバーで“反撃"の直接ピンフォール勝ちを奪ってみせた。

 試合が終わってもモリスは眼下のワグナーJr.に珍しく感情的にまくし立て、赤いベルトを手にして王座奪取をアピール。バックステージでは「ワグナーは、プロフェッショナルレスリングをよくわかってる選手。歴史ある家の出身、この業界の事は熟知してる。何か恨みがあったからGHCナショナルに挑戦表明したわけじゃない」と強調しながらも、「だけど連日やられてこのままで済むと思うなよ。4月16日、俺はお前を倒してベルトを奪うだけじゃない。恥をかかせてやるつもりだ」と宣告してみせた。

 そして大会の最後にはタダスケ、YO-HEYもリングインしてGLG5人がそろい踏み。リーダーのジェイクも「むつはとても寒いところです、思った以上に。けど、皆さんが…いや、皆さんと一緒にこの空間を創れたことで、ここはとても熱い空間になりました」と粋なマイクを展開し、「コロナも落ち着いて、もっともっと青森、盛り上がるんじゃないかなと俺は個人的に思ってます。なぜなら今、俺が舵を取っているからだ」と宣言して、“イケメン軍団が”本州最北端大会をホットに締めくくってみせた。

【試合後のジェイク&モリス】
▼ジェイク「ハイ、ジャック。(拍手しながら)ベリー・グッド」

▼モリス「一つはっきり言っておく。ワグナーは、プロフェッショナルレスリングをよくわかってる選手。歴史ある家の出身、この業界の事は熟知してる。何か恨みがあったからGHCナショナルに挑戦表明したわけじゃない。だけど連日やられてこのままで済むと思うなよ。4月16日、俺はお前を倒してベルトを奪うだけじゃない。恥をかかせてやるつもりだ」

▼ジェイク「今日はとてもいい日だ。久しぶりに青森に来て、そして前哨戦でジャックはこうも見事に勝って、とてもとても気分がいい。My feels goodって感じだ。ただ、俺の相手は中嶋勝彦。俺は一瞬たりともそれを忘れたことはない」

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