3/31【Evolution】女子プロ新団体Evolution旗揚げ 石川プロデューサー「折れない心みせられた」
『女子プロレス団体・Evolution〜旗揚げ新木場大会〜』
東京・新木場1stRING(2023年3月31日)
女子プロ新団体・Evolution旗揚げ戦を終えてプロデューサー・石川修司が「80点」と採点し、「折れない心をみせられた」とこの日デビューした新人3選手に合格点を出した。
全日本・諏訪魔、石川がプロデュースする女子プロ新団体がこの日、旗揚げ戦を迎えた。昨年5月の設立時に新人を募集。プロレスラー志願者たちを二人が手ほどきし、3選手がデビュー戦にこぎ着けた。
SUNNYが高瀬みゆき、ZONESが山下りな、Chi Chiが優宇にそれぞれ完敗。全試合のセコンドについた石川は試合中、汗だくになりながら教え子たちにアドバイスや叱咤激励を送った。
全試合を終えて石川は「娘とかが運動会とか学芸会に出た時こういう緊張感なんですかね。正直、自分の試合の時は緊張してないんですけど、今日はメチャメチャ緊張して、1試合したぐらいの汗かきましたね」と安どの表情。「もちろん見ていて反省点もたくさんあったんで。彼女たちもそれはわかってると思いますけど、僕らも課題が見えたんで」と言いつつ、「お客さんの歓声、あと相手選手の能力の高さのおかげでいつも以上の力が出せたと思います」と3人を評価した。
最も目を引いたのは3人の気持ちだった。「練習の時でもちょっとあきらめちゃうところも少し見えたんですけど、みんな本番弱いなと思うところもあった」と懸念していたが、「みんなちゃんと本番に強いんだというか、本番でいつもできてることができてる」と杞憂に終わった。「折れない心というか、そこはちゃんと見せられたのかなと。一番大事なところだと思うんで。戦う気持ちというかそこは見せられたと思います」と実感。3人に合格点を出した。
5・5新木場で第2弾興行も決定。この日と同様に新人のシングルマッチ3試合を組み、「選手たちの成長物語」を見せるつもり。その先に当然、団体の底上げも見据え、2期生を募っていた。
【石川の話】
▼石川「初めてプロデューサーとして、子供とかいないんでわからないんですけど、娘とかが運動会とか学芸会に出た時こういう緊張感なんですかね。正直、自分の試合の時は緊張してないんですけど、今日はメチャメチャ緊張して、1試合したぐらいの汗かきましたね(苦笑) お客さんの歓声、あと相手選手の能力の高さのおかげでいつも以上の力が出せたと思いますけど、もちろん見ていて反省点もたくさんあったんで。彼女たちもそれはわかってると思いますけど、僕らも課題が見えたんで。凄いことだと思いますよ。3人で新木場をほぼ札止め状態にしたのは凄い力だと思いますので、どんどんこれを持続して。彼女たちがEvolutionの土台になっていくんで、どんどん大きい城にしていってほしいなと。その補助というか、そういうのを自分がしていきたいなと思います」
――全体的に見て100点満点で採点すると?
▼石川「100点にすると解散になっちゃうんで。80ぐらいはあるんじゃないですか。お客さんの歓声のおかげでよく見えてる部分もあると思うんで。伸びしろはまだまだあると思うんで、今日のおかげでプロレスもっと好きになったと思うんでね。もっともっとどん欲に上を目指してほしいなと思います」
――よかった点は?
▼石川「よかったところは折れない心が見えたところですかね。もっとあきらめるかなと。練習の時でもちょっとあきらめちゃうところも少し見えたんですけど、みんな本番弱いなと思うところもあったんですけど、みんなちゃんと本番に強いんだというか、本番でいつもできてることができてる。できないところもありましたけど、折れない心というか、そこはちゃんと見せられたのかなと。一番大事なところだと思うんで。戦う気持ちというかそこは見せられたと思います」
――5・5新木場で第2弾が決まったが?
▼石川「同じような形になると思うんで。編成も。逆に凄く見やすくて、シングルマッチ3つだけですけど、1個1個にちゃんと選手たちの成長物語があるんで、面白いなと思ってます。ただ、後輩がいないのもあれなんで、だんだん増えていったらいいなと思いますけどね。3試合になると思います。しばらくその形で。そこで(新入団を)待つっていう感じですかね。書いといてください。2期生募集してますって。ありがとうございました」