4/9【DDT】しゅんまおがKO-DタッグV5 勝俣が秋山に挑戦のEXTREME戦が“玩具&ラダー&チェア"マッチに
『April Fool 2023』が9日、東京・後楽園ホールで行われ、“しゅんまお"MAO&勝俣瞬馬がHARASHIMA&中村圭吾組を破り、KO-Dタッグ王座5度目の防衛に成功。勝俣が秋山準に挑戦する5・3横浜武道館大会でのDDT EXTREME王座戦が“玩具&ラダー&チェア"マッチに決まった。
この日、しゅんまおがKO-DタッグV5戦に臨んだ。挑戦者の中村はヒザの故障のため、2021年11月から1年2ヵ月にわたって長期欠場。今年1月に復帰したが、若手リーグ戦「D GENERATION CUP」では後輩の後塵を拝し、不本意な成績に終わった。そんな中、大先輩・HARASHIMAにタッグ王座挑戦を直訴。HARASHIMAがその意気込みを買ってこの日のタイトルマッチを迎えた。
開始早々、MAOにエルボーを叩き込んでいった中村は、場外のしゅんまおめがけてトップロープからトペ・コンヒーロを一閃。さらにMAOとミドルキックの応酬で火花を散らし、勝俣にトップロープからのラ・ケブラーダ、セカンドロープからのムーンサルトプレスを敢行して攻め立てた。
その後も中村はHARASHIMA直伝の蒼魔刀をぶち込んだが、ダイビングヘッドバットは勝俣がスタナーで迎撃。MAOがキャノンボール450°を決めると、しゅんまおはHARASHIMAを完全に分断。最後は中村に合体技・俺たちのまっどまっくすをさく裂させて3カウントを奪った。
しゅんまおがKO-Dタッグ5度目の防衛に成功。試合後は「中村、思ったよりホネがあった。あいつはすごいけど、この挑戦はまだまだキャリアのスタートラインでしかない。ゴールだと思わないで、もっと上にいけるよ」(MAO)、「中村、頑張ったな。お世辞抜きで。ここからだぞ」(勝俣)と口をそろえて中村を称え、エールを送った。
勝俣は5・3横浜武道館大会でのEXTREME王座挑戦に弾みをつけた。試合後、「秋山! DDTのEXTREMEはこの俺だ。秋山準がEXTREMEなのは頭だけ。秋山準に勝って、俺が本当のEXTREMEだってことを証明してやる」と挑発。これに激怒した秋山がリングになだれ込んで口論に発展した。勝俣は「TLC! Tはテーブルじゃなく、トイ(玩具)。玩具で今まで食らったことない痛みを教えてやる」と要求。EXTREME戦のルールがおもちゃ、ラダー、チェアが公認凶器として使用可能となる“玩具&ラダー&チェア"マッチに決まった。また、5・3横浜武道館大会でMAOの挑戦を受けるDDT UNIVERSAL王者の遠藤哲哉もリングに上がり、MAOと視殺戦を展開した。
☆5/3(水・祝)神奈川・横浜武道館『MEGA MAX BUMP 2023 in YOKOHAMA』12:30開場、14:00開始
▼DDT EXTREME選手権試合〜TLCマッチ
[挑戦者]
勝俣瞬馬
vs
秋山準
[第56代王者]
※秋山5度目の防衛戦
※公認凶器としておもちゃ、ラダー、チェアの使用が可能
【HARASHIMAの話】「勝つことはできなかったけど、みんなに中村ができることは証明できた。これを機にどんどん伸びていって、活躍してほしい」
【中村の話】「HARASHIMAさんの心の広さで勉強させていただいて、また自分で勉強し直して、HARASHIMAさんとまた組むときは強くあります。もっと強くなって、HARASHIMAさんに“強くなったね"と言ってもらえるよう頑張ります」
