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4/13【NOAH】“友情崩壊"で英国紳士がスラング痛罵 モリスが王者ワグナーJr.に「ケツ蹴り飛ばす」 GHCナショナル調印式

 4・16仙台大会のGHCナショナル選手権試合「(王者)イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.vsジャック・モリス(挑戦者)」に向けた調印式が13日、都内ホテルで開かれた。

 慣れぬ異国の地でともに功名を目指してきた両雄。誇り高きルチャ一族王者と、容姿端麗な英国紳士による新世代外国人対決…となるはずだったが、前哨戦を通じて予想外の展開となった。

 直接的な星の奪い合いを繰り広げたうえで、馬乗りになって殴り合い、最後の前哨戦ではワグナーJr.の場外イス攻撃でモリスが裂傷を負う事態に。この日の調印式でもモリスが「日本で出会った友人同士だった。でもここ数週間で状況は一変した」と“友情崩壊"を強調し、「報復という意味も含めて、この日曜日には絶対にこのチャンピオンをぶちのめして、自分はこのベルトを手にする。そしてケツを蹴り飛ばしてやる!」と珍しく“スラング"を交えて罵倒。沈着冷静な英国紳士の面影はなかった。

 感情的なモリスを煽るかのように、ワグナーJr.は徹底的に“王者然"とふるまい、「せいぜい頑張れ。相当力を注いで、相当な努力をしないと俺には敵わないんじゃないか」とかつての“友人"を見下した。一方で「将来的にはタッグを組もうと思って、チーム名まで考えていた。それでも突然、俺の元を離れ、GLGに入ったのは向こうだ」とモリスを非難した。

 さらにヒートアップしたモリスも「彼は由緒あるプロレス一家の出身。チャンピオンとして堂々と挑戦を受けるべきだ。(場外イス攻撃など)彼の行動を見ていると、とてもそうは思えない。横浜武道館では彼からピンフォールを奪ってやったが、今度の仙台では“それ以上のこと"をして思い知らせてやりたい」と感情的にまくし立てたが、ワグナーJr.は「だったら、それを見せてみろ」とやはり泰然自若。果たして友情が崩壊した“新世代外国人対決"の結末やいかに――。

プロ格 情報局