【Sareee-ISM】Sareeeが3年ぶり国内復帰戦で橋本千紘とライバル対決 5・16新宿全カード決定 2023/4/25 16:00

 Sareeeが25日、東京・銀座の猪木元気工場事務所で会見し、5・16新宿FACE大会『Sareee-ISM〜Chapter one〜』の全カードを発表。日本復帰戦で橋本千紘との対戦が決まったSareeeは「プロレスの原点は戦いなので、私たちがしっかりと戦いを見せて、これが女子プロレスの代表的な試合になることを誓います」と意気込んだ。

 WWEを退団し、自主興行5・16新宿大会で3年ぶりの日本マット復帰を果たすSareeeがこの日、同大会の全カードを発表した。Sareeeの相手に決まったのはセンダイガールズの橋本。「約2年間アメリカで活躍されていて、その活躍を見るたびに私も頑張らないといけないなと刺激を受けていました。強さを競い合える一人」とのコメントを寄せてきた。

 Sareeeも「私もアメリカにいる時から橋本千紘選手は私のライバルですのでずっと見てきました」というように橋本の存在は常に意識し続けてきた。国内復帰が決まり、「一番最初に頭に浮かんだのが橋本千紘。本当に戦いがしたくて仕方ないので、その相手にふさわしいのが橋本千紘しかいない」との強い思いでライバル対決を組んだ。

 Sareeeがこれから日本の女子プロ界でみせていきたいのは戦い。「プロレスの原点は戦いなので、私たちがしっかりと戦いを見せて、これが女子プロレスの代表的な試合になることを誓います」と宣言したSareeeは「今の日本の女子プロレス界で一番強いのは橋本千紘選手」とライバルに敬意を表しつつ、「そこの座は譲れないので、橋本千紘にしっかりと勝って3カウントを獲って、私が橋本千紘よりも強い、これからの女子プロレスを背負っていくのはSareeeだぞというところをしっかり橋本千紘にも感じてもらいたいですし、ファンの皆様にもしっかりとお伝えしないといけない」と対抗意識むき出しに誓った。

 当日は全4試合。恩人・ジャガー横田、師匠・伊藤薫らゆかりのある選手も参戦する。「この私の戦いのコンセプトに合った、そんな選手にオファーさせていただいたつもりなので、そこは信じてますね」と話したSareeeは継続開催も見据えるSareee-ISMの第1弾興行で“戦い"に重きを置いたプロレスを表現する。


☆5/16(木)東京・新宿FACE『Sareee-ISM〜Chapter One〜』18:00開場、19:00開始

◇第1試合◇
岡優里佳
(1/10)
海樹リコ

◇第2試合◇
星いぶき
高瀬みゆき
(1/20)
AKARI
中島安里紗

◇第3試合◇
X
伊藤薫
(1/30)
高橋奈七永
ジャガー横田

◇第4試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
橋本千紘
(1/30)
Sareee

【橋本のコメント】「センダイガールズプロレスリングの橋本千紘です。Sareee選手、日本復帰第1戦の相手に選んでくれてありがとうございます。Sareee選手は私の中で初めてライバルができたなと思える存在でした。約2年間アメリカで活躍されていて、その活躍を見るたびに私も頑張らないといけないなと刺激を受けていました。強さを競い合える一人だと思っているので、シングルマッチ楽しみにしております。ギュン!」

【会見の模様】
▼Sareee「今、全カードを発表させていただきました。Sareee-ISMということで私のコンセプトに合った熱い試合をしてくれるような選手を選ばせていただきました。第1試合では若手のシングルマッチなんですけども、しっかりと二人とも団体に所属していて、毎日厳しい練習を道場でしていると思います。そんな二人にフレッシュな第1試合、盛り上げてもらいたいなと思って組ませていただきました。第2試合なんですけど、見ての通り中島安里紗選手がいるということで、これはザ・女子プロレスが見れる試合だと思います。その中でもAKARI選手なんですけども、日本の女子プロレスに憧れて異国から一人で日本の女子プロレスに飛び込んできたという選手で、私が渡米する前にシングルマッチをやらせてもらったんですけども、凄く気持ちのいい選手で、一生懸命さが伝わってきて、本当に頑張ってもらいたいという思いも込めて今回オファーさせていただきました。セミファイナルなんですけども、伊藤薫選手は私の師匠であり、本当にイチから育てていただいて。だからこそ今の私がいます。ジャガー横田選手も本当に可愛がっていただいて、私の中でとても大きい存在です。奈七永選手もこんなにキャリアを積んでいて、こんなに熱くて、こんなに熱い思いを持ってる選手がいるのかというぐらい、プロレスに対する情熱が本当に素晴らしいなと。尊敬できる、そんな先輩方を選ばせていただきました。全日本女子プロレス出身の先輩方で、全女のスタイルというものは私が最後に受け継いでいると思っているので、そんな熱い戦いをぜひよろしくお願いします。メインイベント、橋本千紘。日本に帰ってくることが決まって、Sareee-ISM大会を開くとなって、一番最初に頭に浮かんだのが橋本千紘でした。今の日本の女子プロレス界で一番強いのは橋本千紘選手だと私は思っています。そんな橋本千紘選手と、私もウズウズしているので、本当に戦いがしたくて仕方ないので、その相手にふさわしいのが橋本千紘しかいないなと思ったので、シンプルに選ばせていただきました。私が日本にいない間の2年ちょっとの間で女子プロレスはたくさんの方に知っていただいて、どんどん知名度も上がってきている中で、新しく女子プロレスを見るようになった方だったり、新しいファンもいっぱいいる中で、ぜひ一度、このSareee vs 橋本千紘は見ていただきたいと思っています。これを見てから女子プロレスというものを判断してもらいたいと思うぐらい。プロレスの原点は戦いなので、私たちがしっかりと戦いを見せて、これが女子プロレスの代表的な試合になることを誓います」

――何度も対戦してきた橋本の強さ、優れたところは?

▼Sareee「もう見るからに強いじゃないですか。橋本千紘に敵う人っているのかなとずっと思って、私もアメリカにいる時から橋本千紘選手は私のライバルですのでずっと見てきましたし、今の女子プロ界の中で橋本千紘が一番強いと思うんですけども、私が日本に戻ってきたということで、そこの座は譲れないので、橋本千紘にしっかりと勝って3カウントを獲って、私が橋本千紘よりも強い、これからの女子プロレスを背負っていくのはSareeeだぞというところをしっかり橋本千紘にも感じてもらいたいですし、ファンの皆様にもしっかりとお伝えしないといけないと思っています」

――セミのXはベテラン選手?

▼Sareee「そこはちょっとXなので、それは言えないんですけど、それは当日のお楽しみで」

――スターダム4・23横浜アリーナ大会で朱里選手に敗れてしまったばかりだが、その結果を受けてどんな感想がある?

▼Sareee「正直びっくりしましたね。橋本がまさか負けると思ってなかったので、ちょっとえ?って感じはあるんですけど、あの試合って100%プロレスルールではないじゃないですか。プロレスでやったら橋本千紘が強いでしょうと思うので、そこはあまり気にしないようにします。そういう難しいルールは関係なく、プロレスなので、しっかりとプロレスをします」

――IWGP女子ベルトが移動したが?

▼Sareee「凄く速いなという感じがしますね。ベルトの動きが速いので、どこでいこうかっていうタイミングをつかみづらいですね」

――狙っていく気持ちは変わらない?

▼Sareee「もちろん、はい。IWGPのベルトは猪木さんが作られたベルトですし、私が一番ふさわしいんじゃないかなと。戦う魂、闘魂を持ってる選手が巻くべきと思うので。それは狙っていきたいですけど、タイミングはまだかなという感じはあります」

――全カードが決まり、Sareee選手が見せたいプロレスを表現できそう?

▼Sareee「この私の戦いのコンセプトに合った、そんな選手にオファーさせていただいたつもりなので、そこは信じてますね」

――定期的に開催していく予定はある?

▼Sareee「定期的に開催したいとは思ってるんですけど、まだ先は決まってはいないんですけど、今後も続けていきたいなと。私がやりたい戦いを見せるためにも、フリーなのでこういう場がなければなかなか難しいと思うので。自由にできるSareee-ISM。私が自由にできる大会だと思っているので、今後も続けていきたいなとは思っています」

――前回の会見から内外のファンの反響は?

▼Sareee「ホント皆さん温かく迎えて下さって、待ってたよとか、そういう本当に温かい言葉ばかりいただいてますね。海外のファンの方が圧倒的に増えたなという感じはしますね。コメントだったりとかもそうですし、海外のファンの方が多いので、その方たちにも届くようにしっかりと生配信とかもそうですし、していきたいなとは思ってますね。遠いので見に来れないので、私の戦いをしっかり応援して下さってる全世界の方たちに届けたいなという思いはあります」

――今後、オファーがあれば国外にも上がっていくことはある?

▼Sareee「もちろん全世界で私の戦いを見せていきたいので、オファーがあればどんどん世界にも出ていきたいなと思います」