プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

4/29【NOAH】初挑戦ベイン&ウルフ超アクロバティック戦に聖地沸騰 YO-HEY&タダスケV1も「とんでもない経験」

『STAR NAVIGATION 2023』東京・後楽園ホール(2023年4月29日)
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合 ○YO-HEY&タダスケvsアルファ・ウルフ&ドラゴン・ベイン×

 GHCタイトル初挑戦となったメキシコの『ロス・ゴルペアドーレス』ベイン&ウルフ組が、聖地・後楽園メインで“スゴ技"連発の超アクロバティックファイトを展開。YO-HEY&タダスケの『GLG』ジュニアコンビがかろうじて初防衛に成功したが、改めて強烈なインパクトを残した。

 2019年からNOAHにスポット参戦してきた実兄弟の『ロス・ゴルペアドーレス』。兄ウルフは豪快なパワー殺法、弟ウルフは高難度の飛び技を難なくこなすハイフライヤーで、たびたびNOAHのビッグマッチを沸かせてきた。

 NOAH参戦約4年、後楽園メインの舞台でGHCジュニアタッグ王座に初挑戦。ベインがウルフの肩に飛び乗ってムーンサルトプレスを落としたり、ウルフに蹴り上げてもらってのキャノンボールを発射したり、ウルフがベインの肩からスワントーンボムを放ったり…と次々に高難度の合体技を繰り出して、一気に観客を味方につける。

 中盤すぎにはベインがロープに飛び乗ってのケブラーダを敢行し、ウルフがムーンサルトプレスをタダスケに、ベインはツイスター・ベイン(シューティングスタープレス)をYO-HEY立て続けに投下。YO-HEYがかろうじて肩を上げると、場内は“沸騰"状態となった。

 決定打だけは許さない王者組も“絆パワー"の連係で巻き返したものの、ベインはリバースフランケンでYO-HEYを鎮圧。ウルフはトペ・コンヒーロでタダスケを場外に足止め。ベインは顔面Gをもキャッチしてジャンピングパワーボムで叩きつけ、再び決定機を迎えた。

 だが、ベインがロープに走ったところでYO-HEYもカサドーラで絡みつく。そのまま丸め込み合戦に発展したが、YO-HEYが気迫で押さえ込んで何とか3カウントをもぎ取った。

 GLGコンビがかろうじて初防衛に成功したものの、“全力安ど"の表情でベルトを抱きしめたYO-HEYは「とんでもない経験値をもらった。ホンマにありがとう」とマイクで挑戦者を称えた。ルチャ兄弟もノーサイドでYO-HEY&タダスケと握手&抱擁。ウルフもマイクで「アリガトウ、ハポン!」と感謝し、最終的には“メヒコ"コールに包まれるなかで、後楽園大会の幕が下ろされた。

【試合後のYO-HEY&タダスケ】

▼YO-HEY「ありがとう、タダスケ。ホンマにありがとう」

▼タダスケ「とりあえずはあのチームから防衛できて本当によかったです。チャンピオンとしてはこれでまた1つレベルが上がったと思う。もう1つ、GLGの旋風、ムーブメントが一歩進んだと思います。巻き起こせます。なあ、YO-HEY?」

▼YO-HEY「OK、タダスケ。ありがとう。ホンマにありがとう。さっきリング上でも言ったけど、今日のこの戦いというのはABEMAで見てくれているファンの皆さん、会場に来てくれているファンのみんなの応援、そしてなによりパートナーのタダスケがいてくれたらからこその、このベルト防衛という結果につながったと思うし。5月4日、両国国技館あるな。そこで、メインイベント、俺たちGLGのボス、ジェイク・リーが必ず防衛するし、ジャックもモリスもグングングングンもっともっと上に必ず食い込んでくる。そして、ジュニアでは俺とタダスケがもっともっと新しい風を巻き起こしていくから。みんなGLGから目を離さないでください。本当にありがとうございました」

▼タダスケ「G! L! G!」

▼YO-HEY「本当にありがとう」

プロ格 情報局