4/30【全日本】芦野がBブロック首位通過でCC制覇王手 本田とのGOA決勝対決を熱望

『#ajpw チャンピオン・カーニバル2023』エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第2競技場(2023年4月30日)
Bブロック公式戦 ○芦野祥太郎vs石川修司×

　芦野が石川との熱戦を制してチャンピオン・カーニバルBブロック首位通過を決定。初のシングル栄冠獲りに王手をかけ、決勝戦の相手にGUNGNIR OF ANARCHYの盟友・本田竜輝を指名した。

　Bブロックは4人が首位タイの大混戦でこの日の公式戦最終日を迎えた。まずは諏訪魔とレイが無得点試合に終わり、ともに勝ち点8止まり。勝者が決勝進出を決める状況で芦野と石川が対決した。

　前日にアジアタッグ電流爆破戦を戦ったばかりの石川だが、そのダメージを感じさせない猛攻をみせた。エプロンでファイアーサンダーを敢行された芦野は大ダメージ。その後もランニングニーリフト、ファイアーサンダーで攻め込まれたが、芦野が活路を求めたのは、やはりこだわりのアンクルロック。スプラッシュマウンテンをフランケンシュタイナーで切り返してから足首をひねり上げたり、カミゴェをアンクルに切り返したりと随所で石川を苦もんさせた。そして最後も両足で挟み込んでのアンクルロックでタップを奪取。逆転勝利を決めた。

　芦野が苦闘の末に石川を破って5勝目。勝ち点を10に伸ばし、Bブロック首位通過を決めた。4度目の出場にして初の決勝進出。あとはAブロックの進出者を待つのみとなった。初のシングル栄冠まであと一つと迫り、「5月7日大田区、まだ相手は決まってませんが、必ず俺がそいつもぶっ倒して、タップアウトさせてよ、チャンピオン・カーニバルの覇者になってやるよ。全日本プロレスの歴史に名を刻むぞ」と宣言。「本田、勝ち上がってこいよ。決勝でやろうよ」と決勝の相手に指名し、GUNGNIR OF ANARCHY対決で春の栄冠を争う構えをみせた。

　その先に描くのはGOAによるベルト独占だ。天龍プロジェクトでPWFが認可するUNタッグ王座が新設されると知った芦野は「本田とそれも奪おうかな。今流出している三冠、世界タッグ、アジアもだよ。そして、そのUNタッグ。それも獲ってやるよ。総なめだ。俺たちが総なめする。手始めにチャンピオン・カーニバル。俺が必ず優勝するから、しっかり見とけよ」と壮大な青写真を描いた。そのためにもまずはカーニバル初優勝を成し遂げる。


【芦野の話】「Bブロック勝ち抜け。見てたか、お前ら。よし、全日本プロレスに来て、最初の個人でのタイトルはチャンピオン・カーニバル2023だ。5月7日大田区、まだ相手は決まってませんが、必ず俺がそいつもぶっ倒して、タップアウトさせてよ、チャンピオン・カーニバルの覇者になってやるよ。全日本プロレスの歴史に名を刻むぞ。芦野祥太郎の名を全日本プロレスに刻む。そして、リング上でも言ったけど、本田。Aブロックでまだあいつも勝ち抜けの目があるから。上がってこいよ。2023年、もう半分ぐらい過ぎちゃったけど、これからの2023年はGUNGNIR OF ANARCHYが創っていくよ。なにが新時代だ、このヤロー。そんなものは俺と本田でぶち壊してやるからよ。そして、何だっけ? 俺は耳にしたんだよ。PWF認定のベルトができるらしいな。それも耳にしたんだよ。本田とそれも奪おうかな。今流出している三冠、世界タッグ、アジアもだよ。そして、そのUNタッグ。それも獲ってやるよ。総なめだ。俺たちが総なめする。手始めにチャンピオン・カーニバル。俺が必ず優勝するから、しっかり見とけよ。俺は俺を信じて、このまま突き進んでやるよ」

※石川はノーコメント