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5/1【NOAH】ナショナル奪取へ『レアル』鈴木が“本物"強調 GHCナショナル戦調印式

 5・4両国大会のGHCナショナル選手権試合「(王者)イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.vs鈴木秀樹(挑戦者)」に向けた公開調印式が1日、都内ホテルで開かれた。

 4・16仙台大会で名乗りを上げてワグナーJr.の持つナショナル王座への挑戦を決めた鈴木。杉浦軍を脱退し、『レアル』を結成して以来、最初の大勝負となる。

 群雄割拠のNOAHマットにおいて鈴木は「いろいろと変わってきて、また新しくいろんなものがスタートしていく中で、これからの時代はやっぱり本物が生き残っていく時代」と考えている。その中で生き残っていく、上を目指すために結成したのが『レアル』で、「より本物だという自分の中にしっかり一本の槍を持っている人間を集めたらこういう形になりました」とコンセプトを強調した。

 “本物"を証明する第一歩となるのが5・4両国大会。「みんなから愛されるピープルズチャンピオン」とワグナーJr.を評した鈴木は「これは倒すべき相手だなとしっかり再確認できました。太陽のようなワグナーを5月4日、両国国技館で深くて暗い海の底に沈めます」とナショナル王座獲りを宣言。GHCヘビー級王者ジェイク・リーがNOAHの舵取りを宣言している中、「その新しい船に杉浦軍という古い存在はまったく必要がなくて、彼らだけ落とすということは僕は言わないんで、一緒に海の底まで飛び込んで、沈み込んで、そして本物だけが上がってくると。それが両国の日ということ」と言い切ってみせた。


【会見の模様】
▼鈴木「各地で数回、太陽のように輝いているチャンピオンと戦ってきました。その中で感じたことは、ワグナーは本当にみんなから愛されるピープルズチャンピオンなんだなと率直に思い、うらやましく、そしてこれは倒すべき相手だなとしっかり再確認できました。太陽のようなワグナーを5月4日、両国国技館で深くて暗い海の底に沈めます」

▼ワグナーJr.「皆さん、こんにちは。お元気ですか? 今日は皆さん、たくさんお集まりいただきまして、ありがとうございます。この試合に向けて自分自身としてはすごく今ワクワクしています。メキシコではプロレスのことをルチャリブレと呼びます。そして自分自身がルチャリブレだというふうに思っています。相手の鈴木選手はやはりレスラー、キャッチレスリングをするプロレスラーですけど、この二人の戦いがどんな戦いになるのかということは皆さん、両国、会場に来ていただいて、二人の戦いをぜひとも見ていただきたいと思っています。杉浦軍から抜けてレアルという新しいチームを作った鈴木選手の意図はよくわからないですし、先ほど言っていたことも理解はできなかったんですけど、とにかく5月4日、試合ができることを楽しみにしています。ビバ・メヒコ!」

――新ユニットのレアルを立ち上げて臨む両国となるが、新ユニットとしてどのように臨む?

▼鈴木「何を思ってこの行動にしたかっていうのは、今までの僕含めてサッチャー、サクソンの動きを見てくれたら、今日来てくれてる人はみんな見てくれてると思うんで、動きはよくわかってると思うんですけど。いろいろと変わってきて、また新しくいろんなものがスタートしていく中で、これからの時代はやっぱり本物が生き残っていく時代だと思いました。その中でより本物だという自分の中にしっかり一本の槍を持っている人間を集めたらこういう形になりました。それを両国でみせたいと思います。そしてGHCチャンピオンが新しく船の舵取りをしているという話を何かで見たんですけど、その新しい船に杉浦軍という古い存在はまったく必要がなくて、彼らだけ落とすということは僕は言わないんで、一緒に海の底まで飛び込んで、沈み込んで、そして本物だけが上がってくると。それが両国の日ということです」

――鈴木選手が「太陽のような存在を海の底に沈める」と発言していたが、それに反論があれば?

▼ワグナーJr.「実際、聞いても何がしたいのかがよくわからない状況なんですけど、とにかくハッキリさせておきたいこと。鈴木選手にはレスリングの技術というものを見せてくれ。そして俺はルチャリブレだ。自分自身の戦いを見せるから、鈴木選手はリング上で鈴木選手の戦いを見せてくれ」

▼鈴木「ノー。イッツ・ア・ファイト」

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